【結婚式の探し方・決め方ガイド】「挙げてよかった。」と思える理想の結婚式へ

結婚が決まり、さあ、次は結婚式場探し。と意気込みSNSやウエディング関連サービスで調べてみるものの、いつの間にか時間だけが過ぎていく、、そんなカップルの声はよく聞きます。何からどうやって結婚式を決めていけば、スムーズかつ納得のいく式場探しができるのか、この記事では説明していきます。

１ この結婚式で「誰に何を伝えたいか」を考える
２ それぞれのご両親の意向を聞く
３ 挙げたい結婚式のイメージや普段の好みがわかる結婚式の情報を集める
４ 式場探しサービスで比較検討
５ 式場見学に行って懸念点を確認して決定

大まかにステップを分けると、上記の５ステップになります。いきなり、式場探しサービスを見るのではなく、まず自分たちでどんな結婚式にしたいのかを考えてまとめること、そして、両親のご意向を伺うことが重要です。以下でステップにそって説明していきます。

結婚式は過去と未来をつなぐ大切な時間です。結婚式で伝えたいことや感じたいことをしっかり考えることが大切です。自分たちがこれまで生きてきた人生や関係を振り返り、「誰に何を伝えたいか」考えてみることをまずはおすすめします。

できれば、漠然とした家族と友達、などではなく、呼びたいと思う人の名前を書き出して、グループ分けしておくこと。クリアに顔ぶれを決めておくと、式場選びをする上で、役立ちます。親族が多くて遠方なら、空港や新幹線の駅から近いところや、宿泊施設がついているところがいいかなとか。逆に親族が少なくて友達が多かったら、貸切で自由にできる方が居心地いいかなとか。

伝えたいことや大切にしたいことは複数あっても大丈夫。お互いの考えを共有し、話し合うことが重要です。

こちらの記事でも詳しく紹介しています。
【理想の結婚式のつくり方】運命の結婚式場を見つけるために、やっておきたい３つのこと

結婚式は家族を含めた機会になるため、当人たちだけでは決められないケースもあります。ふたりの意向が決まったら、ご両親に相談してみましょう。先に自分たちで決めてしまい、後に親御さんに報告したところ、反対されキャンセルなんてことにならないように。

また金銭的な援助がいただける場合も早い段階で相談できれば、調整しやすいかもしれません。またご両親としても、おふたりからの相談は純粋に嬉しいものです。

最初のステップで話した大切にしたいこと、結婚式で“自分が何を感じたいか”また“誰に何を伝えたいか”をふまえて、それを実現できる条件を探してみましょう。

きちんと想いを伝えたいのであれば、厳かで格式ある会場が合うかもしれません。カジュアルに友達中心のゲストに楽しんでほしいのであれば、貸切や演出の自由度が高いゲストハウスが良いかもしれません。小規模でグッと距離の近い時間を過ごしたいのであれば、旅行気分でリゾートウエディングもオススメです。

以下では、会場のタイプと挙式スタイルを紹介します。自分たちのイメージにあった会場を想定してみましょう。

ホテルウエディング

ラグジュアリーで格式のある雰囲気が特徴。トータルでのサポートが手厚く、宿泊施設も併設している場合が多いです。

こんな人におすすめ
・格式を重んじる。おもてなしを大切にしたい
・幅広い年代のゲストを想定していて、付帯設備やバリアフリーの充実を求める
・アクセスを重視したい。駅から近い会場を求める
・遠方からの宿泊客が多い

こちらから結婚式場を探せます
・ホテルウエディング
・ホテルの結婚式場ランキング
・MICHINARU_外資系ホテル
・MICHINARU_日系ホテル

レストランウエディング

アットホームでカジュアルな雰囲気が魅力。食事を中心とした披露宴や、少人数の挙式に適しています。

こんな人におすすめ
・美味しい料理でおもてなししたい
・式が終わったあとも、記念日や特別な日に訪れるなど、大切な場所にしたい
・カジュアルな雰囲気でアットホームに行いたい

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レストランウエディング
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教会や神社での挙式

伝統的なスタイルを重視するカップルに人気。日本の神前式やキリスト教式など、宗教に基づくスタイルで挙げることができます。

こんな人におすすめ
・信仰している宗教がある
・伝統や文化を大切にしたい
・本格的な施設で儀礼を重んじたい
・ささやかに挙式だけ行いたい

こちらから結婚式場を探せます
チャペル・教会の結婚式
チャペル・教会の結婚式場ランキング
神社・寺院の結婚式
神社・寺院の結婚式場ランキング

専門式場

結婚式専用の施設で、多様な演出や設備が充実しています。スタイルやテーマに合わせて選ぶことができます。

こんな人におすすめ
・憧れのイメージやこだわりがあり、希望を叶えたい
・変わった演出など、自由度高く実現したい

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専門式場の結婚式
専門式場の結婚式場ランキング

アウトドアウエディング

海辺、山中、庭園など、自然の中での結婚式。昼下がりの光の中でのセレモニーや、星空の下の披露宴など、非日常的な雰囲気を楽しむことができます。

こんな人におすすめ
・他の人とは変わった個性的な結婚式を挙げたい
・自分たちでつくるオリジナリティを大切にしたい

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リゾートウエディング
ガーデンウエディング
アウトドアウェディングのアイデア

キリスト教式

教会での挙式が中心。神父や牧師による祝福を受けます。日本でも非常に人気のあるスタイルです。

キリスト教式の結婚式

神前式

神社での挙式。伝統的な日本の儀式です。清楚で格式のある雰囲気が特徴です。

神前式の結婚式

人前式

宗教的要素を取り除いた、カジュアルなスタイル。司会者や友人・家族の前で、2人の誓いを立てます。

人前式の結婚式

仏前式

仏壇や寺院を舞台にした挙式。仏教の教えに基づいて、家族や先祖を大切にする雰囲気が中心です。

仏前式の結婚式

個性的なスタイル

カップルの趣味や価値観を反映したオリジナルのスタイル。ゲストと一緒にバルーンを飛ばす、木を植えるなど、参加型の演出が多くみられます。

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バルーンリリース演出ができる結婚式場　
バンド・楽器演奏が手配可能な結婚式場
オリジナルウエディングのアイデア

ほかにもこんな探し方
自分に合う結婚式の探し方
こだわり条件から結婚式場を探す
ウエディングパーククチコミアワード
厳選された結婚式・結婚式場探し「MICHINARU」　
「ハナレポ」結婚式の実例から探す

結婚式場の見学やブライダルフェアは、挙式や披露宴の会場が自分たちのイメージに合っているかを確かめる大切な機会です。ここでの情報収集や結婚式場のスタッフとのコミュニケーションが、理想の結婚式を叶えるために重要です。

※「ブライダルフェア」とは、結婚式を検討しているカップルを対象にした結婚式場の見学や試食ができるイベントのこと。詳しくはこちら

具体的なチェックポイントを記載するので、式場見学時に確認してみましょう。

結婚式場見学時のチェックポイント

第一印象
・入口やロビーの雰囲気はどうか？・接客態度やスタッフの服装、振る舞いはどうか？

挙式場・披露宴会場
・イメージしていた雰囲気に合っているか？・天候による影響（屋外の場合）はどうか？
・規模、広さ、高さ、形状などが希望に合致しているか？
・明るさ、照明の雰囲気、音響設備は適切か？

料理
・ブライダルフェアでの試食があれば、質や量、味をチェック
・特別な料理のリクエストやアレルギー対応は可能か？

ウエディングドレス・タキシード
・提供されるドレスやタキシードの種類、質は希望に合うか？
・追加料金がかかるもの、レンタル料金などの詳細を確認

費用・プラン
・オプションや追加料金がどれくらいかかるのか？
・結婚式場のプラン内容と、それに含まれるサービスやアイテムを確認
・割引やキャンペーン情報があるか確認

アクセス&駐車場
・ゲストが来やすい場所にあるか？
・駐車場の広さや近隣の駐車場情報をチェック
・大きな道路や公共交通機関からのアクセスの良さを確認

その他のサービス
・ヘアメイク、写真撮影、ビデオ撮影などのサービスはあるか？
・ゲストのための宿泊施設や送迎サービスの有無
・キッズルームや託児サービスがあるか？

コミュニケーション
・プランナーやスタッフとのコミュニケーションがスムーズか？
・特別な要望や質問に対して、柔軟に対応してくれるか？

最後に参考までに一般的なスケジュールと予算（結婚式の相場）を見ていきましょう。自分たちの都合や、家族の予定にあわせて、イメージしておくとスムーズに進めることができます。

1年前
・ゲストリストの大まかな作成、式場のリサーチ開始
・式場の下見、資料請求、ブライダルフェアへの参加
・式場の決定と契約

〜9ヶ月前
・詳細な打ち合わせの開始
・挙式スタイルの選定
・受付の流れ、料理メニューの選定
・装花、音楽の選定

〜4ヶ月前
・衣装の選定、初めての試着
・招待状のデザイン選び、送付

〜2ヶ月前
・ヘアメイクのテスト
・ゲストからの返信を確認し、最終的な人数を確定

〜1ヶ月前
・最終的な打ち合わせ
・事前のリハーサル
・ゲストへの最終的な確認連絡
・用意するアイテムや持ち物のチェック
・必要な手続きや支払いの完了

結婚式当日

結婚式の費用は平均で312.5万円です。※注
この金額は実際にユーザーによって投稿された費用明細から算出しています。招待人数や挙式の内容によっても金額は大きく変わってきますのでご注意ください。

自己負担金の平均費用は60～69名の場合で192.1万円です。※注
結婚式の費用からご祝儀、親・親族からの援助などを引いた、残りの金額が自己負担金になります。

親・親族に費用を負担してもらった人の割合は約75％。また、援助額については、だいたい150万円前後が相場となってます。

結婚式を安く挙げる方法、節約術
１　日にちや時間にこだわらない
２　真夏や真冬の季節を選ぶ
３　限定のプランを狙う
４　持ち込みアイテムを使う

※ウエディングパークに投稿された費用明細より算出（2023年7月）
※ご祝儀金額は1人あたり3万円として計算

こちらの記事でも詳しく紹介しています。
結婚式の平均費用・内訳を知ろう！相場・お金・節約術も紹介

ここまで結婚式の探し方、決め方について解説してきました。重要なことは最初にお伝えした「結婚式を通じて、誰に何を伝えたいか、どんなことを感じたいか」だと思います。

そして、それが叶うことを想像しながら、結婚式をつくっていくことができれば、きっと「挙げてよかった。」と感じられるはずです。結婚式は決して安くはないですし、大変なこともあると思います。ただ、それ以上に「挙げてよかった。」と思える瞬間がきっと訪れると思います。

これから結婚式を検討されるみなさんが、式場探しサービスを活用したり、結婚式場のプランナーさんと協力して、そんな瞬間に出会えることを心から祈っております。

ご結婚されたみなさん、この度は本当におめでとうございます！