婚姻届提出や結婚式の日取り決めの参考に！2024年の開運日～六輝カレンダー

六輝とは、古代中国の陰陽五行説にもとづいた、吉凶を占う基準となる六つの日を指します。元々六曜（ろくよう）と言われていましたが、明治以後七曜（月・火・水・木・金・土・日）が盛んに利用されるようになり、これと区別するために「六輝（ろっき）」と言われるようになりました。日本には鎌倉時代に伝えられたといわれ、以来、冠婚葬祭の場合は、この六輝を目安に日取りを決めることが多くなっています。 結婚に良いと言われる日は、大安と友引です。

大安 （たいあん）： 一日中、吉で、大いに安しの意味。旅立ち・移転・開店・結婚など、万事に良いとされる大吉日です。
友引（ともびき）：午前中と夕方は吉、正午のみ凶。凶事が友に及ぶという意味。特に葬式を忌みますが、「友を引く」として結婚式には喜ばれます。本来は、何をしても勝負がつかないとされる日です。
先勝（さきがち／せんしょう）：午前中は吉、午後は凶。先んずれば勝つという意味。急ぐことが吉とされる日、また急用や訴訟によい日です。
先負（さきまけ／せんぷ）：午前中は凶、午後は吉。先んずれば負けるという意味。何ごとも控えめにすることが吉。急用・争い事を避け、静かに待つのがよい日です。
赤口（しゃっこう／しゃっく）：正午のみ吉。午前・午後は凶。赤口神という鬼神が人々を悩ます日と言われています。赤口神が休むという午の刻だけが吉とされます。特に、祝い事には大凶とされ、「赤」という字から火や血を連想し、火の元や怪我に注意する日です。
仏滅（ぶつめつ）：すべて凶。仏も滅するような最悪の日という意味。特に勝負事と取り引きに悪い日です。古くは「物滅」と表記していて、仏教とは関係ありません。

※祝日は変動する可能性があります。

六輝以外にも開運と言われる日があります。挙式・披露宴はもちろんのこと、結婚準備や婚姻届の提出、両家顔合わせなどお祝い事には最適な日です。

天がすべてを赦（ゆる）す日と言われており、1年で5～6日しかない開運日です。

2024年の天赦日
1月1日（月）赤口／3月15日（金）先勝／5月30日（木）友引／7月29日（月）大安／8月12日（月）先負／10月11日（金）大安／12月26日（木）赤口

お米1粒から1本の稲ができ、この稲から何万倍ものお米がとれるという意味で、物事を新しく始めるのに最適な日とされています。

2024年の一粒万倍日
1月
1日（月・祝）赤口／13日（土）友引／16日（火）大安／25日（木）友引／28（日）大安
2月
7日（水）先負／12日（月・祝）先負／19日（月）仏滅／24日（土）先負
3月
2日（土）仏滅／10日（日）友引／15日（金）先勝／22日（金）友引／27日（水）先勝
4月
3日（水）友引／6日（土）大安／9日（火）先負／18日（木）赤口／21日（日）先負／30日（火）赤口
5月
3日（金・祝）先負／15日（水）大安／16日（木）赤口／27日（月）大安／28日（火）赤口
6月
10日（月）先負／11日（火）仏滅／22日（土）先負／23日（日）仏滅
7月
4日（木）先負／5日（金）仏滅／8日（月）友引／17日（水）大安／20日（土）友引／29日（月）大安
8月
1日（木）友引／11日（日）友引／16日（金）先勝／23日（金）友引／28日（水）先勝
9月
4日（水）先負／12日（木）大安／17日（火）仏滅／24日（火）大安／29日（日）仏滅
10月
6日（日）赤口／9日（水）先負／12日（土）赤口／21日（月）先負／24日（木）赤口
11月
2日（土）大安／5日（火）友引／17日（日）友引／18日（月）先負／29日（金）友引／30日（土）先負
12月
13日（金）大安／14日（土）赤口／25日（水）大安／26（木）赤口

結婚式の日取りはお日柄がすべてではありませんが、お祝いごとということでご両親や親族の方の中などで気にする方もいらっしゃることと思います。仏滅の日など開運日ではないという理由で、相場より割引になるプランを用意している会場もありますので、費用を抑えたいという方はそちらを選ぶのも賢い選択です。重視すべきなのはおふたりの気持ちなので、メリット・デメリットを理解した上で自分たちの納得できる決め方で日程を決められると良いですね。

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