【ゲスト向け】マスクは外す?結婚式参列当日の感染防止対策と、マナー

【ゲスト向け】マスクは外す?結婚式参列当日の感染防止対策と、マナー

新型コロナウイルスの流行により、結婚式の考え方やマナーにも変化が生まれました。ゲストとして、結婚式に参列するとき、マスクは外すべきなのか、食事中に気をつけることはあるのかなど、ゲストとしてできる感染防止対策について、ウエディングプランナーの岡村奈奈さんと一緒に考えてみました。

2020.07.01 更新
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Contents

「自発的な感染予防」と「オーバーアクション」で祝福を!

基本的に、結婚式場はガイドラインに則って万全の感染防止対策で迎えてくれます。しかし、感染対策への取り組みは、個々の行動や心がけによるところも大きく、周りをヒヤヒヤさせることのないようにするのも大切。
ゲスト自身も自発的に感染予防に取り組むことが新郎新婦のためになります。

ただ、マスクを着用していたり、歓声や触れ合いを控えていたりすると、どうしても盛り上がりに欠ける印象になってしまうことも。
少しでも雰囲気を盛り上げるため、当日は、身振り手振りを少し大げさにしたり、目の動きで表情がわかるようにしたり、いつもよりオーバーアクションを心がけると、祝福の気持ちがより伝えられると思います。

参列前に確認! 安全に参列するためのチェックリスト

チェックリスト


●発熱や倦怠感はないか
●同居家族に発熱や倦怠感はないか
●新型コロナウイルス感染が疑われる行動歴や体調不良がないか
●マスクの準備はできているか(予備用のマスクもあると安心)

※参列予定前の数日間は検温を。こまめな手洗いうがいや手指消毒も意識的に行いましょう。
※アルコールのウェットティッシュやスマホを拭くシート、自撮り棒などがあると便利です。


チェックリストにあてはまるものがあった場合

●すぐに主催者に連絡し、結婚式の参列は控える
※当日まで判断を待たず、疑いがある時点で躊躇わず連絡を!

【結婚式のシーン別】感染防止対策について

会場全体での対策、注意点


・あらかじめ会場の公式サイトをチェック
・指定された集合時間に合わせて入館する
※密にならないよう時間差で指定されている場合が多いので厳守で協力を。
・手指消毒のアルコールや手を洗える化粧室の場所などをチェックする
・会場のスタッフの案内に従う
・ドアノブや階段の手すり、エレベーターのボタンなど、接触感染リスクがある場所はなるべく触らないようにする
※触った場合は手を洗うか消毒を。


写真撮影時の対策、注意点


・ 集合写真を撮影する場合は、直前までマスクを着用し、会話は控える
・ スナップ写真を撮影する際には、密集となるポーズ(頰を寄せたり、肩を組むなど)を避ける
※写真を撮ってもらう場合のカメラやスマホの受け渡しを最小限にするため「自撮り棒」があると便利です。


受付時の対策、注意点


・受付係との接触や芳名帳、ペンなどの共有を最小限にするための対策を確認する
※対策は会場ごとさまざま。事前に確認しておくと安心です。
・受付係を依頼された場合、従来型のスタイルの場合にはフェイスシールドやペンの消毒など必要な備品の用意を会場に確認しておく
・依頼された受付係を辞退したい場合には、なるべく早くに新郎新婦に連絡する
※当日の1週間前を過ぎたら、辞退できないものとして、万全の対策をして務めることにしましょう。


挙式時の対策、注意点


・参列者は、隣席との十分な間隔を開け、自席から離れて動き回らない
・移動などは会場スタッフの案内に従う
※密にならないよう予定されているはずなので、自由気ままな行動は控えましょう。
・化粧室、喫煙所から戻る際には忘れずに手指消毒をする


披露宴時の対策、注意点


<座席について>
・席次表の表記と変更があっても、指定された場所に着席する
・席の間隔は、飛沫感染予防のためなので、イスを動かすなど自己判断しない
・自席から離れて動き回らない

<食事について>
・食事中の会話はなるべく避ける
・お酌、グラスやお猪口の回し飲みは避ける
・お酌は原則控える
※席まで挨拶に行く時は、何も持たずマスク着用したままで
・高齢者や持病のあるゲストは、あらかじめ新郎新婦と相談しておけば、食事を取らずに途中退席してもよい
・サービス(配膳)スタッフとの接触も最小限にするよう心がける

<余興について>
・会場スタッフの案内に従う
・列席者と十分な間隔を保てるように工夫する
・大声を発する余興等*1は控える
※予定していた演出が感染リスクが高い場合は、躊躇わず変更または中止を申し出ましょう。
・スピーチはマイクを触らないようにする
※マスクはしたままか、外すか、会場担当者に確認を。

*1…歌ったり踊ったりする賑やかな余興は制限の中で行なうのは難しいため、メッセージVTRなどの映像や手紙を読むなどの心の伝わるものに変更するのがおすすめです。
「今だからこそ伝えたい思い」や「今だからこそ嬉しいメッセージ」があるはずですし、いつかそれを見返すことができるものであると尚いいと思います。


ご祝儀について

①挙式が家族のみになり、一般ゲストは披露宴からの参加となった場合

従来どおりの金額と変わりません。

②披露宴の食事が簡易化などした場合

自己判断で金額を減らすのはNG。引出物など新郎新婦側が調整している場合もあるので、原則として従来どおりの金額を贈ります。

③オンライン参加となった場合

親しさや関係性などによっては従来どおり、出席するのと同じ金額を贈っても問題ありません。
そこまでではないという場合には1万円を、ご祝儀袋かウエディングギフト用の封筒に入れて、当日よりも前に現金書留で送るのがおすすめです。

それでも多いと感じる場合には、一緒にオンラインで参加するメンバーと合同で現金(ご祝儀)または品物を贈りましょう。
数千円程度のプレゼントは結婚祝いとしてはあまりおすすめしません。

本記事は、2020年07月01日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。

ウエディングパーク編集部
ウエディングパーク編集部

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