彼の海外転勤をきっかけに入籍!海外在住カップルの結婚式の作り方

お付き合いしていた彼のベトナム転勤が決まり、「結婚」と「海外移住」という、特大の環境変化が一度に訪れた麻衣さん。移住から1年ほどたったころ、2人は、沖縄での結婚式準備をスタートします。海外で暮らしながら、日本でのリゾートウエディングを選択した理由と準備のコツを伺いました。

2014.12.22 更新
麻衣
PROFILE
麻衣さん
WEDDING PLACE
万座の教会(旧:アクアルーチェ)チャペル・教会沖縄全域

突然の転勤で、さらに海外移住となると、結婚式のタイミングが難しそうですね。

そうですね。結婚式をしたのは、入籍から1年半後でした。もともと結婚式を挙げたい意向はあったものの、移住してすぐには難しく。

かといって、いつ日本に戻るかもわからないので、ベトナムに住んでだいたい1年くらいたったころに、結婚式の計画をしはじめました。

麻衣さん:そうですね。結婚式をしたのは、入籍から1年半後でした。もともと結婚式を挙げたい意向はあったものの、移住してすぐには難しく。 かといって、いつ日本に戻るかもわからないので、ベトナムに住んでだいたい1年くらいたったころに、結婚式の計画をしはじめました。

お2人の出身地は関東だそうですが、結婚式を沖縄ですることを選択した理由は何かあったのですか?

夫婦で共通してこだわっていたのは、唯一、きれいな海が見える場所ということでした。
ハワイやバリなどの海外リゾートウエディングにも憧れていたので、最初は親族だけ招待した海外挙式も考えたのですが、移動の負担などの面で厳しいなと。

それに加えて、やっぱり友達にも来てほしいという思いが強くなり、リゾート感と非日常感がありつつ、海外よりは来ていただきやすい場所ということで、私も夫も大好きだった沖縄での結婚式を決めました。

麻衣さん:夫婦で共通してこだわっていたのは、唯一、きれいな海が見える場所ということでした。 ハワイやバリなどの海外リゾートウエディングにも憧れていたので、最初は親族だけ招待した海外挙式も考えたのですが、移動の負担などの面で厳しいなと。 それに加えて、やっぱり友達にも来てほしいという思いが強くなり、リゾート感と非日常感がありつつ、海外よりは来ていただきやすい場所ということで、私も夫も大好きだった沖縄での結婚式を決めました。

海外に暮らしながらの式場探しはどのようにされたのですか?

実際に会場を下見に行くことはできないので、沖縄という場所を決めてからは、パンフレットとインターネットでの情報収集をして候補を絞り込んでいきました。

ウエディング情報サイトのクチコミ、ランキング、花嫁さんたちのブログとか、全部見て。日本の雑誌や書籍も気軽に手に入れられなかったので、ネットで情報集めができる時代でよかったなぁとしみじみと感じました(笑)

麻衣さん:実際に会場を下見に行くことはできないので、沖縄という場所を決めてからは、パンフレットとインターネットでの情報収集をして候補を絞り込んでいきました。 ウエディング情報サイトのクチコミ、ランキング、花嫁さんたちのブログとか、全部見て。日本の雑誌や書籍も気軽に手に入れられなかったので、ネットで情報集めができる時代でよかったなぁとしみじみと感じました(笑)

最終的に、挙式した式場に決めた“決め手”は何かありますか?

リゾート系の式場の写真は、一見どこも「白いチャペル」「青い海」という感じで似ていたのですが、最終的には二人の直感で。

あ、でも、立地や周りの環境は考慮しましたね。
挙式会場のある恩納村には、彼がもともと好きな居酒屋や、ホテル、二次会のできる会場もありましたし、ウエディング情報サイトのクチコミやブログの情報も見て、きっと大丈夫だろうと思って決めました。

麻衣さん:リゾート系の式場の写真は、一見どこも「白いチャペル」「青い海」という感じで似ていたのですが、最終的には二人の直感で。 あ、でも、立地や周りの環境は考慮しましたね。 挙式会場のある恩納村には、彼がもともと好きな居酒屋や、ホテル、二次会のできる会場もありましたし、ウエディング情報サイトのクチコミやブログの情報も見て、きっと大丈夫だろうと思って決めました。

2人のこだわり「きれいな海が見える場所」を叶えたチャペル

2人のこだわり「きれいな海が見える場所」を叶えたチャペル

式場が決まったら、いよいよ結婚式の準備が本格化ですね。

慣れない環境、言葉も通じない土地で生活しながら準備するのは想像以上に大変でした。

日本で簡単に買えるようなものでも、ベトナムではなかなか手に入らないということがよくあって。結婚式で使いたいアイテムを事前に日本から送ってもらって確認したり、逆に手作りで準備したものを自分で沖縄へ運ばなければならなかったりというのは、海外在住ならではの大変さだなと思います。

あと、これは一時帰国ができるかできないかによって違うのですが、ドレス選びに時間をかけられなかったり、ヘアメイクリハーサルが事前にできなかったりすることもあるので注意です。

麻衣さん:慣れない環境、言葉も通じない土地で生活しながら準備するのは想像以上に大変でした。 日本で簡単に買えるようなものでも、ベトナムではなかなか手に入らないということがよくあって。結婚式で使いたいアイテムを事前に日本から送ってもらって確認したり、逆に手作りで準備したものを自分で沖縄へ運ばなければならなかったりというのは、海外在住ならではの大変さだなと思います。 あと、これは一時帰国ができるかできないかによって違うのですが、ドレス選びに時間をかけられなかったり、ヘアメイクリハーサルが事前にできなかったりすることもあるので注意です。

ドレスは一時帰国したタイミングで試着して決めた

ドレスは一時帰国したタイミングで試着して決めた

結婚式準備で、何かこだわったポイントはありますか?

入籍から1年半後の結婚式ということで新鮮味がもうなかったので(笑)、お祝いしていただくというよりは、私たちがホストで、楽しんで帰っていただく機会にしたいと思いました。テーマはやっぱり”ベトナム”で!!

挙式後の披露パーティは、私たち新郎新婦が司会をして、ベトナムに関するクイズをやったり、お色直しでアオザイのドレスを着たりしました。

麻衣さん:入籍から1年半後の結婚式ということで新鮮味がもうなかったので(笑)、お祝いしていただくというよりは、私たちがホストで、楽しんで帰っていただく機会にしたいと思いました。テーマはやっぱり”ベトナム”で!! 挙式後の披露パーティは、私たち新郎新婦が司会をして、ベトナムに関するクイズをやったり、お色直しでアオザイのドレスを着たりしました。

ベトナムではポピュラーな前撮り写真も飾った

ベトナムではポピュラーな前撮り写真も飾った

でも、自分たちで全部やりすぎてしまったかな、と、あとで反省しました。

司会も進行も全部私たちがやってしまうと、当日も準備も忙しくなりすぎてしまうので。忙しすぎるとケンカも増えますしね(笑)
プロの司会者の方にお願いしたり、アイテムも既製品を利用したり、予算と時間の使い方はもう少し考えてもよかったのかなと今となっては思います。

麻衣さん:でも、自分たちで全部やりすぎてしまったかな、と、あとで反省しました。 司会も進行も全部私たちがやってしまうと、当日も準備も忙しくなりすぎてしまうので。忙しすぎるとケンカも増えますしね(笑) プロの司会者の方にお願いしたり、アイテムも既製品を利用したり、予算と時間の使い方はもう少し考えてもよかったのかなと今となっては思います。

確かに、結婚式準備で予算と時間の使い方のバランスは難しいですよね。他の花嫁さんたちの話を伺っていると、準備時間の長さによって検討したほうが良いようにも感じます。 大変な準備を乗り越えて、実際に結婚式を挙げてみて、いかがでしたか?

日本を離れて生活していると、なかなかみんなに会えないので、当日式がはじまるまで、「こんな幸せな状況は夢なんじゃないか」とすら思ってしまうほど。本当に来てくれているのかな…みたいな不安が一瞬よぎったりして。

でも、いよいよ入場で扉が開き、みんなの姿が見え、沖縄という遠方にも関わらずたくさんの方に来ていただけて本当に感激しました。あと、両親へいわゆる「晴れ姿」を見せることができたのも、大きかった。

自分たちの家族、そしてこれまでお世話になった方々や親しい友達と一度に会えて、期待以上に楽しかったなぁ。10年後くらいにまたやりたいです(笑)

麻衣さん:日本を離れて生活していると、なかなかみんなに会えないので、当日式がはじまるまで、「こんな幸せな状況は夢なんじゃないか」とすら思ってしまうほど。本当に来てくれているのかな…みたいな不安が一瞬よぎったりして。 でも、いよいよ入場で扉が開き、みんなの姿が見え、沖縄という遠方にも関わらずたくさんの方に来ていただけて本当に感激しました。あと、両親へいわゆる「晴れ姿」を見せることができたのも、大きかった。 自分たちの家族、そしてこれまでお世話になった方々や親しい友達と一度に会えて、期待以上に楽しかったなぁ。10年後くらいにまたやりたいです(笑)

「当日までの準備は大変でしたが、いまとなってはそれもいい思い出」だと振り返る麻衣さん。二人で共通して協力して何かやるという行為を体験できたのは、夫婦にとって大きな意義があったとおっしゃっていました。麻衣さん、ありがとうございました!

編集部/Aki

本記事は、2014年12月22日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。

ウエディングパーク編集部
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