結婚式の二次会幹事をお願いするときのポイント5*経験者が語る「こんな二次会は困った…」

結婚式の二次会幹事って、意外とやることが多くて、とっても大変な仕事なんです!快く引き受けてくれた友達に「やらなきゃよかった…」なんて思わせないために、これだけは知っておきたい”幹事をお願いするときのコツ”をまとめました。

2017.04.24 更新

仲のいい友達にお願いするからこそおさえたい“幹事をお願いするときのコツ”

日程や場所も決まり、式の準備も本格化!そろそろ二次会についても考えておきたい時期。まず考えるのは「二次会幹事、誰にお願いしよう?」。きっと、仲のいいお友達の顔が浮かんだはずです。これからも大切にしたい友達だからこそ、幹事をお願いするときにおさえておきたいポイントを、幹事経験者のエピソードをまじえてご紹介します♪

幹事をお願いするときのポイント5つ

<ポイント1>スケジュール管理は徹底すべし!

【幹事経験者の“ちょっと困ったエピソード”】
「式は親族のみでこぢんまりやる予定、と聞いていた仲良しのAちゃん。二次会の幹事を頼まれ、日程を聞いて驚き。なんと二次会当日は3週間後と言うではないですか!会場の確保や人数の確定…まだやっていないことばかり!なんとかがんばりましたが、すべてがバタバタで幹事としても心残りのある二次会になってしまいました。」(20代・女性)

【お願いするときはこうしよう♪】
幹事を依頼するときに、まず気を付けたいのがスケジュール管理。 幹事をお願いしたい友達には、二次会当日の3か月前までにはお願いするようにしたいところ。同時に、3か月前までには会場を決め、2か月前を目安にゲストの出欠を確定させておくと安心。会場とのやりとりもスムーズに進みます。
会場や人数を確定させたあとも、演出の準備などで幹事は大忙し。困っていることはないか、新郎新婦が決めるべきことはないかなど定期的に確認、打ち合わせをして、幹事の負担を減らせるようにしましょう。

<ポイント2>新郎新婦と幹事の役割分担は明確に!

【幹事経験者の“ちょっと困ったエピソード”】
「大学の同級生、Sちゃんの二次会。幹事を任されたのはいいものの、知らないゲストや会場への連絡まで頼まれてしまって大変!当日も、少ない人数で会計も司会もこなさなければならず、忙しすぎてお酒もほとんど飲んでいません…。」(20代・女性)

【お願いするときはこうしよう♪】
幹事をお願いするときに気を付けたいのが“準備段階”、“当日”それぞれの「役割分担」。 「ゲストのリストアップや出欠確認、会場手配は私たち(新郎新婦)がやります。○○さん(幹事)は、演出の準備と、司会の台本準備をお願いします。」など、新郎新婦から幹事に、やってほしいことをはっきりとお願いしましょう。
また当日は「受付・会計係」「司会係」「演出準備係」など、役割をわけておくのがおすすめ。せっかくの二次会、幹事にも楽しんでもらえるよう、余裕をもった配役を心がけてみて。準備段階から頼んでいる幹事だけでは当日忙しくなりそうな場合は、当日だけお手伝いしてもらえる友達に声をかけておくとよいでしょう。

<ポイント3>お金の管理はちょっと神経質なくらいが◎

【幹事経験者の“ちょっと困ったエピソード”】
「私が幹事を経験した二次会で困ったのは、お店に支払うお金が足りなかったこと。というのも、ゲストの人数が直前まで変動していて…。大丈夫かなあと思っていたんですが、いざ当日になってみると、ゲストが予定より7人も少なくて!急遽自分のお金で立て替えましたが、ヒヤヒヤしました。」(20代・男性)

【お願いするときはこうしよう♪】
ゲストの人数が確定したら、会場や演出にかけられる費用を割り出し、幹事にしっかり伝えておきましょう。当日のドタキャンなどが発生した場合も考え、多少余裕のある見積もりにするのがポイント。また、準備段階で支払いが発生しそうな費用については、事前に幹事に渡しておくか、立て替えてもらった場合には幹事に負担がかからないよう、早めに精算するようにして。
当日集まったお金の管理は、幹事、または別に頼んだ会計係に預かってもらうか、会場で一時預かってもらえることもあるので、事前に確認をしておきましょう。

<ポイント4>「もしものとき」の対処法を考えておくこと

【幹事経験者の“ちょっと困ったエピソード”】
「旧友に任された二次会幹事。でも実は私、しゃべるのがそんなに得意ではなく、緊張しやすいんです。でも旧友も、私しか頼める人がいないと言うし…。不安は的中、当日はたどたどしい進行で、せっかく準備したゲームも盛り上がらないムード…どうしよう、と思っていたら、ゲストのなかの一人がゲームの進行を手伝ってくれたんです。その後、会は盛り上がり、本当に助かりました。」(30代・女性)

【お願いするときはこうしよう♪】
ばっちり準備した二次会も、最後まで何が起こるかわからないもの。 ・雰囲気づくりのため、ムードメーカーになってくれそうなゲストに進行のヘルプをお願いしておく ・披露宴の時間が押して二次会のスタートが遅れてしまうことも。会場の延長料金やカットできる演出などを考えておく など、事前に考えて、幹事に伝えておくと安心です◎

<ポイント5>絶対忘れないで!幹事のお礼

【幹事経験者の“ちょっと困ったエピソード”】
「尊敬していた先輩Rさんの二次会幹事を任されて、とってもうれしかったんです。会も無事にお開き、帰っていく新郎新婦。……ん?私、『ありがとう』の一言も言われてない。お礼を言ってもらうためにやったわけではないのですが、やっぱりちょっと嫌な気分が残りました。」(30代・女性)

【お願いするときはこうしよう♪】
幹事という大役をお願いしたのだから、お礼は絶対に忘れないで! お礼としてプレゼントや心付けを用意し、心を込めた感謝の手紙やひとことをプラスするとよいでしょう。二次会の会費はいただかないという方も多いそうです。 当日は慌ただしくて渡せるタイミングがないかも…という場合には、事前の打ち合わせ時などに渡すのもOK。

5つのポイントを守って、楽しい二次会を♪

いかがでしたか?仲のいい友達にお願いするからこそ、気を付けたい幹事のお願いの方法。 気をつかいすぎてしまう方もいるかもしれませんが、基本の5つのポイントを押さえることと、感謝の気持ちを忘れなければ大丈夫。 ぜひ、新郎新婦も幹事も、ゲストも楽しい二次会にしてくださいね。

(イラスト:栗生ゑゐこ)

本記事は、2017年04月24日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。

ウエディングパーク編集部
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