あなたは大丈夫? 失敗できない入籍報告の正しい順番とは

愛する人と結ばれて入籍する。
人生にとって幸せなイベントですが、入籍すれば終わりという訳ではありません。
入籍をしたからには、それをキチンと周囲の人間に報告しなければいけません。でも、改めて考えてみると誰から報告すれば良いのか迷ってしまいますよね?

間違った順番に報告すると後々めんどうなことになりかねません。
そのためにも、正しい入籍報告の順番を知って幸せな2人の門出の露払いと行きましょう!

2014.11.27 更新

幸せな結婚生活のために。ダレに先に報告する?

幸せな結婚。とはいえ、誰もが初めての体験ですから、結婚の流れがわからない!なんていう方も多いのではないでしょうか。
なかでも、入籍については報告する順番を誤るとその後の家族関係に影響を及ぼす可能性もあるので、基本的なことはきちんと押さえておく必要があります。

自分の家族、相手の家族、そして上司や友人など、報告したい人がたくさんいる中で、どの順番で報告をしたらよいのでしょうか。

というわけで、ここでは入籍の報告で失敗しないために、誰に、どの順番で報告するべきかの基本をご紹介します。

まずは迎え入れる側のご両親に挨拶を!

入籍をする場合、まずはお互いの両親に報告をするのは常識ですよね。親戚や友人、会社の上司の前にまずはご両親。この点は皆さん理解されていることでしょう。

では、正式に入籍をした場合、「女性側の親」「男性側の親」どちらに先にご報告を入れるべきなのでしょうか?
正解は「養子になった方の親」が先です。

つまり、結婚して男性が婿入りした場合は奥さんのご両親、嫁入りをした場合は旦那さんのご両親にまずはご報告をし、その後にもう一方のご両親に報告をいれます。

 どちらの「籍」に入るのか、がポイントで、その家の籍に入ったからには、まずその家の家長に報告しなければいけないということですね。
思わず自分の親に対していの一番に報告してしまいがちですが、そこはぐっと堪えて相手の家長に報告をしましょう。

家族内の順番はあるの?

入籍報告の第一優先は、籍を入れる先の家長(両親)です。
では、家族内の報告の順番はあるのでしょうか。

家族内の順序を言うのなら、一家の大黒柱であるお父さん、そしてお母さんが優先です。
そして、その次に兄、姉、弟、妹と年齢の高い順に男性、女性という順番になります。
そして、祖父・祖母、親戚という順序が基本になります。

ただ、最近では両家を第一に報告をすれば、そこまで順序は問われなくなっています。
家族そろって食事をするなど、みんなが集まった場で「晴れて入籍しました」と報告しても良いでしょう。
このあたりは、両家のご両親がどのように考えているのかを事前に確認しておくのが良いでしょう。

家族の次は友人に!の前に職場の上司に先に報告!

さて、お互いの両親に入籍の報告をした次は誰に報告すべきでしょうか?
「友達に伝えたい!」となりがちですが、社会人である以上は次に報告すべきは会社の直属の上司です。

結婚式やハネムーンなど、仕事でお休みをもらったり、家族構成の変更などの手続きも有りますから、まずは友人の前にきちんと職場の上長に報告をしましょう。
この場合は2人とも同じ会社に勤めていないのであれば、どちらが先にということはありませんので、お互いにバラバラのタイミングで直属の上司に報告してかまいません。

もちろん、勤め先に二人で揃って報告、なんてことも必要ありませんよ!
職場結婚の場合は各自、自分の上司に報告をしてから、その後に2人一緒にお互いの上司に挨拶をするのがベストな方法です。

派遣社員の場合は現在派遣されている会社の上司ではなく、派遣会社の直属の上司に報告しましょう。

上司に報告したら同僚、そして友人に!

その次に報告するのは職場の同僚です。
上司に報告するついでに職場の同僚に入籍したことを報告しましょう。

もしも、親しい職場の先輩がいるのなら、上司の次に個別に報告するのがマナーだといえます。
そして、その後に職場の同僚に入籍を報告するようにしましょう。
部署で報告する場があればその場で、内容でしたら折を見て個別に報告をすれば良いでしょう。

職場の同僚に報告を終えたら後はプライベートな関係の人たちに報告です。
友人に入籍の報告をするのはこの段階になります。

 最近ではSNSなどを通じて入籍の報告をされる方もいるようですが、両親・上司・同僚への報告が済んでからが無難です!

順序を押さえてつつがない入籍を!

入籍を報告すべき順番をまとめると以下の通りになります。

1 籍に入った方の親族
2 自分の親族
3 直属の上司 
4 同僚
5 友人

ただの友人ではなく、家族同然の親友についつい一番に教えてしまったという人も少なくないのではないでしょうか?
そこまで、親しい親友ならば一番に伝えてもしょうがないかも知れません。
ただし、その場合はあくまでこっそりと親友意外にはバレないような配慮が必要になるので注意しましょう!

※補足…「入籍」の意味について
本来「入籍」の意味は、既にある戸籍に新しく入ることを指します。 結婚のために婚姻届を提出する場合は、夫婦ふたりの新しい戸籍を作ることになるため、厳密には「入籍」にはならないのです。
しかし、一般的に「入籍」=「婚姻届を提出すること」として、使われることが多いため、そのように活用しても問題はありませんが、本来の意味とは異なることも豆知識としてぜひ知っておいてください♪

本記事は、2014年11月27日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。

うぃる
うぃる

皆さんのためになる結婚情報が書けるように頑張ります!

結婚準備ガイド
Wedding Park Magazineトップへ