伝統の中に抜け感のある神前式を｜明治神宮

白無垢には特に強い憧れがありました。軽い着心地が良くて、当初は緞子織をみてましたが、最終的に選んだのは「縮緬刺繍」。春らしい桜と鶴の刺繍が施されたお着物です。色は生成り。縮緬特有の凹凸の可愛さに惚れ込んだことと。また、色打掛を着ない予定だったので、白無垢1枚でも豪華に魅えるところもポイントでした。

カメラマンは外注しました。
instagramで彼の作品を見て、「これだ！」と思ってすぐにdmを送りました。日本の伝統的な結婚式をやりたいけど、今っぽい抜け感も欲しい。だから、結婚式の写真というよりもアートのような彼の作風に強く惹かれました。また、外国出身のカメラマンに神前式を撮ってもらう。それ自体がとても面白い試みかもしれないと思って、ワクワクする気持ちでお願いしたのを覚えてます。
@henrydweddings

乳白色のグラデーションに、ミラーパウダーで「縁」を描いてもらいました。お色直しでウエディングドレスを着る予定だったので、和装洋装問わないデザインを選ぶのが難しく、instagramやpinterestでイメージを探し回った記憶があります。
ブライダルネイルは、表参道のpenelope sisさんでお願いしました。

伝統の中に抜け感のある神前式を｜明治神宮

自分の結婚式が、人生で初めての神前式。これまで神前式にお呼ばれされたことはなく、全てが初めての体験で、儀式の一つ一つが特別な思い出となりました。
ちなみに、さすが明治神宮と思ったのは、外国人観光客のボリュームです。参進の儀が始まると、道を隔てて両列にズラー・・・・・・っと。これでもかとツッコミ入れたいくらいに囲まれたので、思わず吹き出しちゃいました（笑）参列者からは、ドヤ顔で歩いたよー、有名人気分だったよー、と中々普段味わえないから面白かったよコメントももらいました。