『言葉で伝える、時間を楽しむ、一瞬を永遠に』 歓談、お食事、写真メインの大人を満たすウェディング

〈イサロイ〉でお願いしました。
京都のブランドで、職人が「ヘラ磨き」という手仕事で一つずつ磨き上げていることが特徴です。
〈イサロイ〉のブランド発足時に仕事で少し携わっていたこともあり、昔から結構指輪はイサロイでと心に決めていました。
私は「メノウ」という中心にドレープの様な模様とダイヤが入ったデザインのつや消しタイプ。主人は「モミの木」というごくシンプルなリングで、小さなダイヤを5石埋め込んでいます。
「ダイヤモンドはすごく強い石で、良くないものを跳ね返す力があるのでお守りにする人もいる」とショップの販売員さんから聞き、ささやかに埋め込むことにしました。
リング内側には、入籍日と二人で選んだ「flores」という単語を刻印しています。ラテン語で「花が咲く」という意味です。

Hatsuko Endo　“Audrey”
当初は候補になかったのですが、
試着してみると生地の白の美しさと、胸元のドレープのデザインが首やデコルテを綺麗に見せてくれる所が素敵でした。教会のロイヤルなイメージとも良く合っていたと思います。

袖の付け外しで①ロングスリーブ、②ロールカラー風、③シンプルビスチェと3wayで着用できます。私は前撮りはロールカラー、挙式はロングスリーブ、披露宴はビスチェの上にレースブラウスを重ねて楽しみつくしました。

一見シンプルながらドレスの裾が長く、階段での撮影も映えると思います。また、背中はかなり開いてます。
可能な限り薄く、装飾がないシンプルなベールを選び、ドレスのバックデザインは見せつつも絶妙にアラ隠しした背中にしたところ、ゲストから「背中が綺麗！」と褒められました(笑)

式場を運営するタガヤブライダルさんでは、ベールやアクセサリー類は無料レンタル可能で選択肢もとても多く、着用シーンに合わせてティアラやヘッドピース、イヤリングも変えて幅広くアレンジが楽しめました。

披露宴前のヘアスタイルチェンジはしなかったのですが、
ドレスの袖の付け替えとヘッドピース、イヤリングの変更で充分イメージを変えられました。

披露宴当日、お色直し後に着用しました。
とにかく大のお気に入りの色打掛です。
淡いピンクに鮮やかな鶸色の胴裏が素敵すぎました。

披露宴でのお色直し入場では、扉が開いた瞬間にゲストからの大歓声が聞こえ、とてつもなく嬉しかったです。

紫や水色の秋草の柄で季節にあっていましたが、他の季節でも躊躇なく着たかと（笑）
長年職場で呉服に携わっていたので着物にはこだわりを持っていましたが、言うことのない美しさで惚れこみました。
コーディネートしていただいた水色の刺繍の懐剣、箱迫など、小物も気に入っています。
また、手元はフォーマルに末広を持つのみにしたいと思い、敢えてブーケは用意しませんでした。

Hatsukoendo“Manon Pink”　
数年前に初めてこのドレスを見たときに一目惚れし、いつか結婚するときに絶対に着たいと思い続けた憧れのドレスでした。
美しいピンクのカラー、胸元の花のレース柄、華奢な上半身から華やかなスカートへのシルエット、全てがパーフェクトなドレスだなぁと思います。
披露宴本番のお色直しは色打掛と決めていたので、前撮りでゆっくり、同じく憧れ続けたセントバース教会で撮影できて幸せでした。
ケープ、トレーンをつけたコーディネートにしました。
主人も一番気に入っているようです。

一番多い友人には〈ミントン〉Sシリーズのデザートスプーン、フォークセット(カトラリーケース付き）にしました。
会場全体がイギリスのバースの世界観を再現していること、自分も英文科卒業なのでイギリスをイメージしたアイテムを選びました。
また、遠方からのゲストが多かったのでかさばらず割れる心配がないこと、この先も長く友人宅で愛用してほしい、また、いずれ遊びに行ったときに手土産のケーキや紅茶をこのカトラリーを使って食べてもらえたらなぁ、という願いから選びました。

【引き菓子】これから暮らす兵庫県のブランドで探しました。
〈アンテノール〉「バームクーヘン」
ブライダル用の商品で、店頭には並んでいないのですが注文すると2週間程で入荷します。白のレース柄のパッケージがブライダルらしく、味もシンプルなバームクーヘンでしっとりしていて美味しかったです。

〈アンテノール〉「プティ・ボヌール」
天使の羽の形のパイと、ライトブルーのパッケージが可愛く、また洋酒を使用していないので小さいお子さんがいるご家庭でもみんなで楽しめるかなと思い選びました。

【縁起物】これまで住んでいた京都のブランドで選びました。
〈下鴨茶寮〉「祝ちりめん」「梅ちりめん」
梅イメージのピンクのパッケージが可愛かったので梅ちりめんを選びました。
実際頂いてみると梅の風味がちりめん山椒に加わって白ご飯に合う一品だったので、どなたでも食べきりやすいかなぁと思います。
親族には白いちりめんとセットで紅白になった「祝ちりめん」をお渡ししています。

・〈ジャンポールエヴァン〉「サックバケットマドレネット5個入り」
ココア味のフィンガーサイズのマドレーヌです。
友人たちもパッケージを見ただけで「エヴァンやん💕」とテンション上がっていました。
ブラウンのパッケージに、ロイヤルブルーのリボンがかかった大人可愛いギフトです。
ジャンポールエヴァンで10個以上から注文可能で、入荷まで4週間かかるので店頭ですぐには買えないところもレアです。

スキンケアを人生で一番お金をかけました...買うときには手が震える程でした（笑）

・〈SK-II〉「アルティメイトシリーズ」の化粧水、美容液、保湿クリーム
〈クレ・ド・ポー〉「ユイルデサントマキアージュ（クレンジングオイル）」を購入。
を購入しました。
正直、エステのコースよりも高かったと思います...思いますが、大体3ヶ月ほど使えているのと日頃の肌悩みが相当改善されたので、この機会に一度使えて良かった！と感じています。

特にクレ・ド・ポーのクレンジングは、
これまでオイルクレンジングは油分が肌に残る感じが苦手だったのですが
その概念が変わるほどメイク落とし後が気持ちいい！メイク落としによって肌が綺麗になるほどです。
花嫁だけでなく全人類のメイク落としはこれにすべきではないかと勝手に思っています（笑）

また、デコルテのつやはメイクさんにも褒めていただいたのですが、
ボディケアは数年間「牛乳石鹸赤箱」一択で、これは挙式前も変わりませんでした（笑）

席次表は式場でお願いできるものの中から、
教会のロゴ入りでシャンパンゴールドカラーとレース柄が美しい「マーシフル」を選びました。
メニュー表は、席次表とイメージ・色を合わせてcambaでデザインして作りました。裏面をリクエストカードにして、ゲストへの想いと、写真をLINEして欲しいという希望を書きました。

式場に依頼しました。
上品なゴールドとレースに一目惚れした「マーシフル」を席次表とセットでお願いしました。

「食事と歓談を楽しんでもらう」というテーマなので料理は見積もり時のコースから1ランク上げています。
お肉のランクが上がりトリュフが付き、最後にふぐとからすみを使った和風のリゾットが出る所が魅力でした。

ドリンクメニューはラグジュアリーコースを選びました。ビールがプレミアムモルツになる他、スパーリング日本酒やデザートワイン、沢山のカクテルと女性が喜ぶラインナップになりました。

また、ゲストに料理へのこだわりを伝えて楽しみにしてもらいたく、式場の料理長さんにお食事のご説明をお願いしました。

新郎新婦は披露宴後に控室で作りたてをゆっくりいただけました🩷間違いないチョイスだったなぁと美味しくいただきながら思っていました（笑）
主人と義両親は体質を考慮し和食メニューにしてもらいましたが、それも美味しかったとのこと。

見学時の試食でベーシックコースのワンプレートもいただきましたが、とっても美味しかったです。

とにかく式場の大聖堂が気に入っていたので
前撮りも式場でお願いしました。
ウェディングドレスは挙式と同じくHatsukoendoのAudreyですが、挙式はロングスリーブで着用したのでスリーブレスケープで着用しました。
ヘッドピース、イヤリングも挙式当日とは違うアレンジにしました。タガヤさんは小物が無料でレンタルできたので、同じドレスでもアレンジし放題でとても楽しめました♥

カラードレスはHatsukoendoのManon pinkです。
披露宴では色打掛にお色直しする予定だったのですが、Manonもどうしても着たくて前撮りのみですがお借りしました。
ブーケ、ブートニアはアートフラワーを無料でお借りできたのですが、カラードレスの方は着用がこの日限りなのでどうしてもこだわりたく、プリザーブドフラワーで他店に作成をお願いして持ち込みました。

・前撮り（ウェディングドレス)
少し抜け感を出したく、クリスタル系のリーフ柄のヘッドピースと、お揃いのロングイヤリングにしました。

・前撮り（カラードレス)
カラードレスはダウンヘアで、クリスタルの大きめのイヤリングのみ身につけました。イヤリングだけで華やかというイメージしていた雰囲気通りでお気に入りなのですが、結構重たくて前撮り中に何度も耳から落下しました^^;本番でなくて良かった...

・挙式　ivory＆coのティアラ〝Emily〟
大人でクラシカル、華奢なデザインを選びました。
クリスタルと大きめのパールのイヤリングを合わせています。
ドレスショップで小物だけを合わせた時は、ティアラに憧れがあるもののしっくり来ず、
挙式はベールのみにしようと考えていましたが、
ヘアメイクリハをしてもらうとティアラがあったほうがイメージに合う！と思い、お借りすることにしました。
ヘアメイクさん曰く「ゲストもみんなヘアセットしてヘッドアクセサリーも着けて来るので、花嫁は何かしらヘッドアクセサリーがあったほうがいい！」とのこと。
実際当日を迎えるとその通りだなぁと実感しました。

ベールは、装飾なしでとにかく薄く、長いタイプを選んでAudreyの美しい襟まわりや背中のデザインが際立つようにしました。

・披露宴　
ヘアスタイルはそのまま、ドレスをレースボレロでアレンジするのに合わせてティアラをパールのレース感あるヘッドドレスに。イヤリングも少し可愛らしくお花にしました。

・和装
やはり一度は生花のヘッドドレスをつけたい！という願望でフローリストさんに作って貰いました。
淡いピンクを中心に紫、グリーンを差し色にしています。

式場のヘアメイクさんにお願いしました。

・ウェディングドレス
「クラシカルなシニョン」「柔らかい質感」で、前撮り、挙式、披露宴と同じシニョンでヘッドアクセだけを変えました。
額が狭いので前髪は横に流しています。
いずれも頭の形が美しく見えるシルエットにしてもらっていてお気に入りです。

・和装
「ぴったりしないローシニョン」「後れ毛なし」でお願いしました。
ウェディングドレスでもアップスタイルなので雰囲気が変わるかなぁと心配していましたが、見事に違うシルエットにしてくれました。

・前撮り　
カラードレスでは、頑張って伸ばしたロングヘアを活かしたく「ダウンスタイル」「ゆる巻き」「前髪あり」でオーダーしました。

お花は薔薇メイン、色は大好きなピンク系のグラデーションでまとめてもらいました。
ナプキンもピンクにしていますが、甘くなりすぎない大人でシックなイメージにしたく
テーブルクロスをローズ系のブラウンに、
フラワーベースはアイアンのシックなものを選んでいます。
ナプキンの巻き方もシンプルなロールにしました。

また、洋書やアンティークなフォトフレームなども合わせて、目指していた大人っぽいピンクコーディネートになったかと思います。
フローリストさんのセンスが凄すぎました。

ウェルカムスペースも式場のイメージに合わせたものにしたく、洋書とアフタヌーンティ用のケーキスタンド、前撮りに使ったブーケを飾りました。

ウェルカムボードは、お気に入りの写真を使ってCambaでデザインして作りました。
サイズはA3で、ポスターで発注して100均のフレームに入れています。
先に選んでいた淡いゴールドのレース柄の席次表のイメージに合うようデザインしました。

ケーキスタンドにはブートニア、洋書型のクッキー入りボックス、ル・クルーゼのラムカンダムール、職場の先輩からお祝いに頂いたティファニーの陶器ボックスと、大好きなものばかりを。
また、挙式までにいただいた結婚祝いのカードも飾っています。

人生初のジェルネイルを施しました。前撮りの際は、ウェディングドレスとカラードレスだったのでカラードレスに合わせてピンク系、パールを乗せてもらいました。
挙式披露宴はドレスと和装だったのでどちらでも合う銀の箔を乗せています。

ブーケは大好きで英国イメージでもある薔薇の花を使いました。
白が美しく装飾がドレープのみのドレスなので、ブーケの花は白い薔薇のみで、クラッチブーケにしてグリーンが差し色になるようなイメージを伝えました。
当日の仕上がりは完璧で、フローリストさんに感謝です。
ブートニアもお揃いです。

前撮りは、ウェディングドレスのブーケは式場で無料でお借りしたキャスケード、
カラードレス用にはプリザーブドフラワーのピンクの薔薇のブーケをAtelier tocoさんに依頼しました。
挙式披露宴当日は前撮りのブーケ、ブートニアをウェルカムスペースに飾ったことでとても華やかになりました。

教会の挙式プランに含まれているものをお借りしました。十分以上に素敵でした。

・『オリーブセレモニー』
主人がケーキが苦手なので、ケーキカットの代わりに
日本古来の「水合わせの儀」をアレンジしたセレモニーを行いました。
受付でゲスト全員に鉢に土をいれてもらい、私と主人の両親にそれぞれ家から持ってきてもらった水を注ぎました。ゲスト用の土は、100均のマフィンカップにそれぞれの名前シールを貼ってウェルカムスペースに置いてもらいました。
私がV6の大ファンなので、V6が解散前にオリーブの樹を植樹したことをオマージュし、自分の結婚式にも導入するという密かな推し活でもあります（笑）

お色直し後、土を入れていた名前入りカップを使ってくじ引きを行い、当選した方には〈紀ノ国屋〉の卵かけご飯用トリュフ入りオリーブオイルをプレゼントしました。
他のゲストにも“幸せのお裾分け”としてオリーブのミニボトルを一人ひとりに配り歩きました。手渡し後、各テーブルごとに写真を撮り「ゲスト全員と全衣装で写真を撮るミッション」はコンプリートしました（笑）渡す際に皆の顔が見れて楽しいひとときでした。

・『スイッチングレター』
お色直し再入場直前に行いました。
事前に各ゲストテーブルのインテリアボックスに隠していた封筒を、司会者さんの案内でゲストに一斉に開けてもらいました。封筒にはゲスト一人ひとりにあてた手紙と、昔の一緒に写った写真を入れておき、
普段はなかなか伝えられない感謝を言葉で伝え、また懐かしい記憶も写真を通して思い出してもらえたら、と願って行いました。思った以上に各テーブルで写真を見せ合って盛り上がり、再入場の時間が押してしまうほど(笑)
また手紙に涙する方や、自分の結婚式でもこの演出やりたい！と言ってくれる方もいて、大成功だと思っています。

・『ぬいぐるみトス＆コスメブーケギフト』
バルコニーからすみっコぐらしのマスコット付の小さい風船ブーケをトス。女性だけでなくゲスト全員に参加して貰いました。
またぬいぐるみを受け取った方には、更にクレ・ド・ポーとSK-IIのシートマスク、牛乳石鹸赤箱を、ダイソーのラッピンググッズでまとめたコスメブーケをプレゼントしました。

メインテーブルは洋書やフォトフレームを式場にリクエストしていました。ゲストテーブルのテーブルナンバーのフォトフレーム、スイッチングレターを隠しておくインテリアボックス、オリーブセレモニー用のボトルはセリアで購入しました。

ダイジェストムービーはゲストの名前入りにしなかったので、お見送りゾーンにゲスト全員の名前が入ったサンクスボードを作って設置しました。
制作は安定のCambaです（笑）
多分ゆっくりは見れなかったと思うので、データを翌日ゲストにお送りしました。

・ウコンの力
色んな種類のお酒を楽しんでいただけるよう、ウェルカムスペースにウコンの力のカシスオレンジ味を置いておきました。ハートにしてくれたのはスタッフさんの粋なはからいです🩷

『ダイジェストエンドロール』
両親への花束贈呈のシーンまで入るタイプを選びました。
大体の結婚式ではお色直し入場までだと思うので、花束贈呈まで入るダイジェストは珍しいと思います。披露宴の流れが綺麗にまとまり、映画のような仕上がりでした。後日WEB招待状の機能を使ってゲストにも改めてお送りしました。

『言葉で伝える、時間を楽しむ、一瞬を永遠に』 歓談、お食事、写真メインの大人を満たすウェディング

イメージは“クラシカル”“ロイヤル”。
コンセプトは『言葉で伝える、時間を楽しむ、一瞬を永遠に』。
これまでの感謝を手紙で、歓談で伝え、
食事とお酒、仲間との再会の時間を楽しみ、
写真で楽しい時間を思い出しつつ、これからも残してもらいたい。
大人が楽しく満足する結婚式を目指しました。

定番のフラワーシャワー、オープニング・プロフィールムービー上映、スピーチ、余興、再入場テーブルラウンドは行わず、
ゲストとの触れ合い、歓談、スイッチングレターや写真撮影にたっぷり時間を使ったひき算の結婚式でした。

挙式は子供の頃からずっと憧れていた
温かくも厳粛なキリスト教式で、
教会の扉が開き、大好きな主人と並んで大切なゲストに笑顔と拍手で迎えられた瞬間は、
間違いなくこの瞬間、世界一幸せなのは私だと感じるほど幸福でした。

また、コロナ禍を歴て、改めて大切な人と共に時間を過ごすことの価値に気付かされました。
結婚式はゲストの友人同士も数年ぶりの再会となるので、とにかくゆっくりお話をしたかったし友人同士でも再会の時間を楽しんでほしいという思いを込めたプログラムにしています。
後日ゲストに会った際、「とにかくゆっくり話せて良かった！」「食事が美味しかった」「久々に皆と会えて楽し過ぎて、式の後も何時間もおしゃべりしてた」と喜びの声をかけていただいたので、気持ちは充分伝わっているなと嬉しく思っています。