ゲストにもいい結婚式だと言ってもらいました

結婚指輪は2人ともしないので不要ということは会場決定時から決めていました。新郎は1万円でもいいから私の分だけ買えば（買おうか）？と言っていましたが、自分にとって価値がないものに1円も払いたくない・払わせたくない私。最終的に人前挙式で時間が余るかもとのことで、2人が好きなおもちゃの指輪を交換しました。たぶん2つで1,000円しないくらい。その分ゲストの料理などにお金をかけることができたので、まったく後悔はないです。

よく席札の裏にメッセージを書いている式に参列しましたが、全員分書くのが大変なのと、どうしても個人によって思い入れに差ができてしまって表面上のメッセージを書くのがいやだったので、席札とメニューが一体型のものを選びました。書かなくても不自然じゃないのでよかったです。席次表の最初に書く新郎新婦のプロフィールは6,000円くらいかかるので書きませんでした。プロフィールムービーを作ったので、なくてもよかったです。

ブランドにはこだわりがなく、デザインと価格を重視したいことをお店で伝えました。30代半ばという年齢なので、20代前半が着るような若々しすぎるのは避けたいと思っていました。最終的に5，6着くらいマーメイドタイプや長袖などタイプの違うものを試着させてもらい、新郎と悩んで最初に着たものにしました。事前に別の場所で骨格診断を受けていて、ハリのある素材で全体的にはシンプルだけど、胸のところがレースで可愛らしいものに決めました。ベールとグローブはレンタルができず、ベール30,000円グローブ6,000円くらいと結構高く出費は痛かったです。感覚がマヒしてきます。フリマで買ってもよかったかなあと思いつつ、でもせっかくならチープ感がないちゃんとしたものと合わせたいという気持ちもあったので、まあよかったかな。

節約したかったのと、封入れなど面倒だったので、Web招待状で作りました。親戚には紙の方がいいかとも思いましたが、4世帯ほどしかいないのに10部以上からでないと印刷してもらえないとのことで、親を説得して親戚もWebに。写真もたくさん載せられて、ゲストからも写真やメッセージをたくさんもらえて、当日に3分の1、一週間で3分の2のゲストから返信があり、皆さんかなり速くてWebにして大正解。オリジナルでかわいいものができたし、ゲストからの情報を一律csvでダウンロードできて、受付リストの作成も簡単でした。

色打掛か本振袖で迷って、振袖は何回か着たのと、普通の着物とあまり違いが分からんとの新郎の一言で、色打掛にしました。色合いがクールで柄もすてきな、自分の好きなネイビー色の打掛を選びました。重ね襟も豪華なものをオプションで付け足しました。草履も安いものはいかにもという感じのものだったので、オプションで長くはいても痛くならなさそうなものに変更しました。

ウェディングケーキをつけるかどうかは迷っていました。よくあるファーストバイトはするつもりはありませんでしたが、ケーキカットだけでもした方がいいかと。しかし、ほとんどイミテーションでカットしたケーキがゲストに出されるわけではない、生ケーキの代わりに持って帰ってもらうことができるパウンドケーキも取り立ててすごいおいしいというものではなかったので、建前だけの演出はいらないと「なし」を選択しました。

試食会で食べた和食の料理がおいしくて、予算の関係でもう1ランク下のものにするか迷いましたが、最終的に同じものにしました。ボリュームもあったので、ウェディングケーキやデザートビュッフェも検討しましたが思い切ってカット。今まで参列したものはパン食べ放題がついていましたが、なくても全然問題ない。むしろない方がいい。というのも、お箸で食べられるのがコンセプトだからです。ゲストにも喜んでもらえてよかったです。しかし、ドリンクは予算オーバーしたので、当初検討していたものより1ランク下のものにしました。

背中の体験（4,000円くらい）と、シェービング（18,000円）、小顔整体（4,000円くらいを3回）、クマ専用マッサージ（1回17,000円）、式場の顔エステ体験（5,500円）に行きました。背中は乾燥しているとのことで、洗顔フォームで洗ったり、化粧水をつけたりと保湿に気を遣いました。シェービングは初めてでしたが、背中や襟足、腕、脇などきれいに剃ってもらって、とてもよかったです。

貧相にならない程度の最低限で、をコンセプトに明るく秋らしい花をイメージしました。バラやラン、そして花屋さんからの事前宿題のアプリで見つけたピンポンマムを使いたいと話したら、色々提案してくださいました。

新郎の衣装は、私がウェディングドレスと色打掛にすることを決定し、それにあわせて選ぶ形でした。タキシードも袴も2種類ほどしか選択肢がなかったようで、私よりだいぶあっさりすんなり決まりました。タキシードも袴も無難な黒を選んでいましたが、それでもタキシードを着た新郎を初めて見た時は笑いが抑えられませんでした。

事前のアンケートで好きな歌手や歌をリストアップ、2人がそれぞれ好きな歌手や2人にとって思い入れのある曲を選びました。打ち合わせでは迷っていたら自然な感じで色々提案してくださり、かなりスムーズに決まりました。懐かしい90年代、00年代のJ-POPやアニソンを中心に、結婚式らしい曲が流せて大満足です。

1か月前にヘアメイクのリハーサルをしに会場に行きました。自然な感じにしてもらえてよかったです。挙式から披露宴、お色直しまで全部同じ髪型でいくつもりでしたが、提案されたローポニーがすてきで、追加10,000円ですがお願いしました。白い服を着ていったのでイメージがしやすかったです。

友人がWinows　ムービーメーカーで無料で作ったと聞いていて、自分たちもそのようにしたかったのですが、ムービーメーカーがすでに配布終了。後継機種のフォト、その後フォトレガシを中心に、Canvaやfillmoraなども組み合わせて作りました。Canvaは無料期間内で、fillmoraのみフォトのズーム機能があまり拡大できないので、買い切り版を8,000円超で購入。仕事と両立しながら作るのは大変でしたが、満足できるものができました。お互いの子どもの時の写真を実家の奥から引っ張り出して、見るだけでも楽しかったです。

ゲストの荷物になるので宅配にしようと思っていたのですが、宅配でいい業者が見つからず（探している暇もなく）、式場から特典割引があったので式場の提携サイトからバウムクーヘンとバスタオル、親族にはプラスαでカタログギフトを選びました。

料理が和食で、建物も和、京都という土地と会場オリジナルということでどらやきを選びました。次の日が賞味期限で、本当はもう少し日持ちするものがよかったのですが、ほかにいいものが思いつかず。料理が豪華だし、なしでもいいかなと思っていましたが、新郎はアリ派で、私も今思うと、まああっても悪くなかったなと思いました。

ゲストにもいい結婚式だと言ってもらいました

ムービー作成やウェルカムスペースの構想などギリギリまでバタバタして、実感がないまま迎えた当日。天気も前日は雨だったので心配していたけど、持ち直して晴れてくれてよかったです。前週までは半袖でも暑かったのに急に寒くなって、肩が出るドレスをきて寒さに震えたのもいい思い出です。着替えやメイクなどされるがまま、猛スピードで目まぐるしくやってくださって、本当に時間との勝負のプロの仕事ぶりを目の当たりにしました。緊張してたけど、挙式会場の扉が開いたとたん、ゆかりのある人たちが一斉に集まっていて、いろんな人にカメラを向けられて、人生でこんなに注目されることってもうないだろうなあと思いました。みな笑顔で祝福してくれて、交流もでき、よかったです。楽しくて、あっという間に終わってしまいました。写真を見ても、自分たちだけじゃなくゲストの笑顔が溢れていて、自己満足じゃなく来てくれた人たちにも少しは楽しんでもらえたことを実感し、幸せな気持ちになりました。