笑顔溢れる1日

ウェディングドレスの試着はトータルで3回。
1回目はお店の中で気に入ったものを選び、その中で挙式当日に空いているものを試着。どれも素敵だなーと思っていましたが、帰りに渡された見積もりを見て衝撃をうけました。最初に式場でもらった見積もりのドレスの予算の2倍以上・・・。（ドレスはウェディング、カラー共に20万円の予算になっていました）帰りがけに次回の予約を取り、その際担当の方から「価格に関わらず、提携会場であれば見積価格（20万円）にできるものもあるので」といわれて2回目はそのコーナーから選びました。初回はなんだったの・・・（笑）
ちなみに上の写真の後ろ3枚が予算内です。
マーメイドラインのドレスに憧れていて、予算内では2つ。後ろのレースがとてもきれいなものを選びウェディングドレス選びについては無事終了・・・のはずでしたが、挙式の2ヶ月前の最終フィッティングで悲劇が。
体重は数キロ落ち、背中もすっきりしたのになぜか下半身が入らずマーメイドラインのドレスは泣く泣く諦めました。最終フィッティングは夫が来ていなかったので付き添ってくれた義母と担当のお姉さんとよく相談して決めました。夫にはあえて変更は伝えず、当日ファーストミートでお披露目したのでそれはそれでよかったかなと思います。

カラードレスは2回に分け、全部で8着試着しました。1回目は淡い色系（付き添いの義母、義母妹のおすすめ）を着て、2回目は赤を着ているのを見たいという夫の希望でいきました。
淡い色から真っ赤なドレスまで似合う色がわからず色々試しましたが、合わないドレスは来た瞬間にわかります。なので1回目で概ね色や形は決まるんじゃないかと個人的には思います。そうすれば、その後は絞りやすいかもしれないです。私の場合はピンクと薄緑が全く似合わず、はっきりした色の方が合っていたようです。
最終的に決めたのは真っ青にシルバーラメのレースがかかったもの。（写真ラスト）
実はウェディングドレスの試着に初めて行った時に、隣の方が試着していたその青いドレスに一目ぼれ。ウェディングドレスを決める前から第一候補が（笑）
予算よりはお高めでしたが夫が「妥協しないで好きなの着たら？他で削れば良いよ」と言ってくれたのもあり決定。
ちなみに1回目は淡い色系（付き添いの義母、義母妹のおすすめ）を着て、2回目は赤を着ているのを見たいという夫の希望でいきました。

席次表、メニュー表は全て作りました。ネットで雛形をダウンロードしてあとはひたすら名前などを入力。PC作業は苦手ではないので2時間ほどで概ね完成しましたが印刷した時の微調整に意外と苦労しました。
会場がナチュラルな雰囲気だったため安っぽくならないよう注意しつつ、クラフト紙に印刷。表紙はゼクシィで作れるイニシャルロゴを使用しました。
刷り上がったものを2人で折ったのもよい思い出です。

ケーキは1からデザイン画を描いてくれてパティシエさんと打ち合わせをします。形や段数なども相談できますが、ゲストの数によってケーキにかかる金額が変わってくるので私たちは平たい1段に。マジパンでキャラクターも作れますが1体○円、とシビア。（金額忘れちゃいましたが結構お高め）
持ち込みOKだったので、好きなキャラクターの小さめフィギュアをのせてもらいました。ほかにもクリームの絞り方、文字の書き方など細かいところまで決められます。他の方がオーダーしたケーキの写真も見せてもらえるのでイメージしやすいですよ。
ちなみに、ふわふわスポンジに、甘さ控えめクリーム、そしてこれでもかというほどのフルーツで美味しかったです。

夫、私共に装花に興味が薄く、お花屋さんとの打ち合わせでは予算内ですませることを最優先しました。事前に卒花の先輩から「会場装花なんて結局誰も見てないから、テーブルの花なんて記憶に残らないからね！高砂だけでいいよ」と念を押されていたこともあり、「安っぽくなければOK」をモットーにグリーンや季節の花などで組んだもらいました。フラワーシャワーは生花だと高いので羽と造花を使用（持ち込み料かからなかったため）。

高砂は片方に花を寄せて経費削減&ドレスがよく見えるようにしてもらい、チャペルの椅子の横は元々の造花のままにしました（お金はかかるものの、生花にもできるそうです）
ケーキ装花は、なしのつもりでしたが、「ケーキの写真は残ります・・・！」と念を押され、グリーンだけに。私たちのケチっぷりに負けたのか、お花屋さんが装花であまった花を使ってくれました。
が、ケーキ自体の写真が多く、ケーキ装花の写真は探してもあまりなかったのでケチっても良いのでは？と個人的に思います。

披露宴後に花はまとめてブーケにしてゲストに配ってもらいました。
グリーンが多めだったのもあり、長い期間楽しめたと聞いています。
（私たちは翌日から新婚旅行だったので持ち帰らず）

ウェディングドレスに合わせるブーケは特にこだわりがなかったので、お花屋さんにほぼお願いしました。まとめ方や形に名前がついていることも初めて知りました・・・（笑）
カラードレスは青系、紫陽花を使いたいという希望があったのでちょっとプラス料金に。（ネットで見ましたが花を指定するとお値段が上がりやすいようです）でも、満足の仕上がりです。
両親への感謝の花束は好きな色や花を聞かれましたがピンとこず、夫の母の好きなピンクをメインにまとめてもらいました。私も夫も叔母にとてもお世話になっているので、感謝の花束は両家の叔母夫婦（黄色系）にも作ってもらいました。参列者全員に配ることもできるそうですよ。

ちなみにアフターブーケは式場ではなくネットで調べたサイトを利用。式場でもできるようです。両家の感謝の花束はそこで依頼したとのことで、その場で必要な本数のみ花を渡して申し込むとのこと。他の花は持ち帰れます。
式終了後に教えていただいたのですが、その前にネットで申し込みを済ませていたためネットで申し込み、プリザードフラワーにしてもらいました。ネットの場合はブーケごと送るので式場でもよかったかも。

1ヶ月ほど前に試食会がありました。料理は美味しかったのですが、食べた料理を全て出すと見積もり、よりかなり高いことを知り悩みました。
試食会後にシェフと料理を1つ1つ相談する機会があります。試食会で食べたものにするのか別のもので予算を下げるのかなど丁寧に説明してくれます。
ただ、別物に変えた場合当日まで味や見栄えなどはわからないので決めるのにとても悩みます。
また、お肉にかけるソースなども希望を聞いてくれます。「肉は美味しいけどソースが・・・」「柑橘系が苦手」など細かいところも相談に乗ってくれます。
うちの場合は夫が「醤油でいいんだけどな・・・」とソース類にある意味拘ったため、食べやすいを優先。お洒落なお酒を使ったソースなどではなく「醤油系の和風ソース」「フレンチドレッシング」というふうにメニューを作りました。おかげでゲストから「全部美味しかったし、フランス料理とかでよくあるよくわからないソースがなくて本当によかった」というコメントをいただきました。あと、パンがとても美味しいです。料理については、パンが美味しかったというのを一番多く聞きました（笑）

ブーケトスならぬ人参トスを行い、ゲットした方には食べてもらいました（笑）

ドリンクは蔓延防止の時期だったのですべてノンアルコール。ノンアルコールカクテルも種類が多かったとのこと。
デザートビュッフェも、試食で美味しかったケーキやカヌレをお願いし、あとはお任せとしましたが全部美味しかったです。ウェルカムグッズで用意していたものをデザートビュッフェの装飾に使ってくれたのも嬉しかったです。

笑顔溢れる1日

当日は午前中挙式だったので5時起き、6時式場入りでした。
新郎新婦の支度は1室ですが仕切られているので準備中は会話のみ。
メイクやヘアセットをしてもらっている間に余興で使うSwitchの準備を新郎が。

チャペルでのファーストミート、訳合って挙式に参加できない人に先にチャペルで会ったり、感謝したい人へ手紙を読んだりと挙式の前から盛り沢山。
挙式で友人が泣いているのを見てもらい泣きしそうになったり、ブーケトスが全然飛ばなかったり、予想とは違うこともありましたが、とにかく楽しかったです。お色直しの入場はペンライトを振ってもらったので、ライブのようで盛り上がり、余興ではテーブル対抗マリオカートで白熱し、デザートビュッフェに一番に走り出した新郎に笑い・・・とにかく1日笑顔が絶えず。写真を見てもほとんど笑っているものばかりです。手紙を読むときはさすがに少ししんみりしましたが。
ちなみに食事は披露宴後、着替えてから控室で料理を全ていただきました。

この式場を、そして担当プランナーさんやカメラマンさんにお願いしてよかったと想うのはとにかくやりたいようにさせてもらったこと。
結婚式でマリオカートをするなんて思っても見なかったし、装花やケーキもわがままをたくさん言いました。興味のないこと、具体的にイメージできないことも色々提案してくれて本当に助かりました。持ち込み料がかかるものが少なかったのもよかったです。おかげでいろんなものを作ったり、借りたりして予算を削り、かけたいところへ回せました。
また、前撮りも後撮りもしないと伝えたこともあり、とにかくたくさんの写真を撮っていただきました。準備、挙式、披露宴はもちろん、移動の隙間、私たちのくだらないやりとりの間も・・・おかげさまでいい笑顔の写真が手元にたくさん残りました。

コロナ渦で結婚式を諦めるか悩んだりもしましたが、やってよかったと本当に思います。お酒が出せなかったので残念ですが、ノンアルコールでも楽しく、美味しかったと参列したゲストには言っていただけました。
運良く式後二週間、誰一人コロナ陽性にならなかったのは運が良かったのと、徹底した感染対策を行ってくれた式場のおかげです。