ゲストの希望を叶えられる場所。

挙式会場について

酒蔵を改装した挙式会場は天井が高く、上を見上げれば酒蔵としての造りや、自然光が差し込んでいるのを感じられます。一番お気に入りだったのは列席者の方の座る椅子。シックでありながら、温かみを感じるような色合い。実際模擬挙式の時に掛けてみましたが座り心地も良かったです。3人掛けがベストですが4人で座っても狭くはなさそうです。バージンロード側に座ると、新郎新婦との距離が近く衣装を間近で見れるのでゲストが写真を撮るのにもいいと思いました。

バージンロードのタイルの下には、昔酒蔵として使われていた時の運搬用レールが埋められているという話も記憶に残りました。

こういう歴史あるエピソードをゲストの方にも知って欲しいと思うのでそれを話すのも、また楽しみです。

披露宴会場について

ゲストと新郎新婦の距離が近いです。なので余興や演出はせず歓談に時間を使いたい私達としてはぴったりでした。そしてゲスト同士の距離も近く、テーブルの大きさなど拘りがありそれを聞けたらこのコンパクトな披露宴会場にも納得するのではないでしょうか。ゲストや新郎新婦の距離だけでなくキッチンともかなり近いです。扉一枚隔てた場所にあり、もはやオープンキッチンと変わらない早さでお料理が出てくるのではないでしょうか（笑）シェフの方がいつも料理の進行を気にしていてくださるようなので安心です。けれどキッチンと近いとはいえ、音や声などは気になりませんし皆さん気をつけてらっしゃるそうです。

高砂の後ろの壁紙もお気に入りでしたがゲストの方のそれぞれの椅子、どれも決して同じではない一つ一つの形があるというところに惹かれました。色合いは二色に統一されています。テーブルは6人掛けがちょうど良さそうです。テーブル数は11だと少し狭いかな、というのと新郎新婦近くのテーブルが柱を間にするような形になってしまうので配置を考えた方が良さそうです。

ゲストの方に喫煙者が多く喫煙所の場所を気にしていましたが、館内禁煙で建物のすぐ横に喫煙所を用意してくれます。また灰皿や隣のライトも雰囲気があり、まさか灰皿にまで、と細部もこだわっているのを凄いと思いました。披露宴会場からすぐに喫煙所を設けられるので、屋外でも気にならないと思います。

料理について

美味しかったです。当日実際に出されるお皿も見せてもらいましたが萬屋さんの萬の字が書かれており、その字もまた1枚1枚違うこと、シェフ本人が監修したことなどここにも強い拘りを感じます。

料理のお味は出汁が効いてとても優しく、素材本来の味を感じられました。見た目や食材も人に喜んでもらえるものであり、大満足です。

ロケーション（立地、交通アクセス）について

JR鎌倉駅から江ノ電に乗り換え5分、長谷駅から徒歩5分かからないくらいです。但し江ノ電は二両しかなく紫陽花などのハイシーズンになると江ノ電に乗るだけで1時間待ちなどもあるので気をつけた方がいいです。近くにはコインパーキングもありましたが、値段も鎌倉料金なので（笑）車で来られるゲストの方には駐車場代は負担することを報告しておくのが良いと思います。

ただ鎌倉は歩いて楽しい町なので、至る所にあるお洒落なカフェや有名な長谷寺、歴史を感じる町並みを是非ゲストの方には歩いて感じて欲しいですね。カフェは本当にたくさんあるのでゲストの方が時間を潰すのにも沢山歩いたり、迷わなくて済みそうです。

やはり都心からは離れていますが、湘南新宿ラインで一本、観光地といったこともあり良いのではないでしょうか。

スタッフ・プランナーについて

とても良かったです。皆さんの仲の良さが伝わってきて笑顔が多く情報を共有してくれる点など安心しました。

皆さんが新郎新婦の下の名前で呼んでくださったのも嬉しかったです。プランナーさんはその呼んでくれた回数も多く、個人として付き合ってくれているのを強く感じました。

この式場のおすすめポイント

ゲストに乳児がおり授乳室などを気にしていましたが、個室の控え室を使えるようにしてくださるとのことなので安心しました。

子供用の料理はどこの式場もありますが萬屋さんではドリンクメニューもありました。

化粧室は清潔でアメニティも豊富でしたがそれ以上に内装が素敵でした。トイレットペーパーのホルダーにも拘りがあり、それを見て思わずテンションが上がってしまいました（笑）

在り来たりな、なんのテーマもない結婚式はしたくないと思っていました。けれどどんな結婚式をしたらいいのかわからない、ただゲストの方に喜んで欲しいと漠然とした思いしかない私達に、明確なテーマをくださったのが萬屋さんです。ここでなら、拘りを持ちつつゲストの方にも喜んでもらえると思いました。

• 化粧室充実
• 温泉地・観光地
• 挙式会場の伝統