カジュアルに“私たちらしく”。初対面ゲストたちの会話も弾む、アットホームな結婚式

恵美さん：はじめは、結婚式に対して「色々大変そうだなー」というイメージを持っていました。 ただ、まったくやらないというのもどうかな、とも考えていて。 なので、結婚式費用のことも考えて、まず入籍をして、1年くらい貯金してから式場探しをして、結婚式を挙げようかと彼と話していたんです。 でも、両親と話しているうちに、私たちの結婚式をとても楽しみにしていて「すぐ挙げてほしい」と思っているようだということがわかってきて…。 半年後くらいに挙げるよう、時期を早めました。

恵美さん：ストレートには言われなかったんですけど、言葉の端々から伝わってくるものがありました（笑） 周りで結婚式を挙げていた方々が、海外挙式派がわりと多かったこともあり、私たちも最初は家族だけでハワイ挙式とかいいなと考えていたんですが、祖父母の出席のことを考えると、体力的にハワイまで来てもらうというのは難しいなと。 国内で半年以内に挙げられるところを探しはじめて、3軒の式場を見に行きました。

恵美さん：最初ハワイ挙式を検討していたこともあって、ガーデンウエディングに憧れがあったのと、 あとゲストとの距離が近いところがいいなと思っていたので、そんな条件で探しました。

恵美さん：そうですね。 新郎新婦が高砂にいるスタイルは、「お披露目する」という感じの少し堅苦しい雰囲気のイメージを持っていたので。 ひさしぶりに会う親族や友達を県外からたくさんお招きする予定だったので、来てくれた方々との距離を感じず楽しみたいと思い、カジュアルな雰囲気のところ、ということで、レストランウエディングやガーデンウエディングという条件で探しました。

恵美さん：披露宴会場の色使いや街の雰囲気（立地）が気に行ったことと、招待人数も100名以内で想定していたので、80～90人くらいの披露宴に対応できるというところです。 挙式もできる屋上もあって、そこがとっても可愛くて。 時期が3月だったので、寒さを懸念して、結局挙式は室内のチャペルでしたのですが、チャペルは少し雰囲気が違って厳かな感じで、親ウケもよかったです。

恵美さん：ケーキカットや乾杯をしたあとは、歓談の時間中心にして、余興はなしにしたんです。 プロフィールビデオを見てもらったり、学生時代の友人がサプライズの映像を作って流してくれたりというのはありましたが、極力シンプルな結婚式にしたくて。

恵美さん：社内結婚ではあったんですが、特に新婦側でご招待していたのが会社の方だけではなく、様々なコミュニティで出会った友達で、同じテーブルに座る方同士の面識がないケースもあったので、全員に共通して楽しんでいただける余興というのが難しい気がしていたんです。 ただ、みんなでカジュアルにワイワイ楽しみたいという気持ちがあったので、新郎新婦が各卓をまわって記念写真を撮るフォトラウンドはしました。フォトプロップスをつくって、会社の上司にも持ってもらったりして（笑）

恵美さん：ありがとうございます！ アイテムは他にも、結構思い入れのあるものがあるんです。 まず、幼馴染のお母さんたちが作ってくれたウェルカムベアーとウェルカムラビット。 ウェルカムスペースを私たちらしい空間にしようと、小物を作ったり、バルーンや写真立てを使ってアレンジしていたので、和装ウェルカムラビットは、前撮りの和装写真と一緒に飾らせてもらい、ウェルカムベアーは母が手作りしてくれたリングピローと一緒に飾りました。 もう長い間会っていないのに、私の為にかわいいアイテムを手作りしてくれてすごく嬉しかったです。

恵美さん：新郎側は「1テーブル、1コミュニティ」みたいな感じで、学生時代の友達、会社の同期、会社の先輩・上司と、面識のある方同士が中心の席にできたのですが、 私側は、1つのテーブルに色んなコミュニティのお友達に座っていただくことになったので、面識がない友達同士でも会話をしてもらえるように、テーブルごとに、席次表とは別に用意しました。

恵美さん：はい、結構会話をしてくれていたようです。楽しんでくれてよかったなと思います。

恵美さん：結婚式ってお金もかかるし、大変だって聞いていたので、どちらかというと興味がない方でした。 でも親戚や友達が遠くからわざわざきてくれてお祝いしてくれて…というのが嬉しかったし、あらためて家族と家族が、新しい家族になっていくのを実感できて、感動しました。 改めて、結婚したという実感を持てた気がします。 それから、私は地元が遠くてなかなか家族や友人には会えないので、大好きな人たちに囲まれて、みんながたくさん笑ってくれているのを見て、本当に嬉しかったです。

恵美さん：事前にたくさん情報収集するといいかなと思います。結婚式経験者に話をたくさん聞いておくとか。 私はカラードレスに興味がなかったので、お色直しはしなかったんですけど、今考えれば白のウエディングドレスを2着着るという選択肢もあったし、海外の可愛いアイテムを販売しているサイトや節約のために色々レンタルできるサイトがあったことも、後から知りました。 そういう、色んな結婚式準備のコツは、事前に知っていればいるほど選択肢が広がるので、素敵な結婚式が作れるのではないかと思います！