失敗しない「結婚式パンプス」4つのマナーポイント

式場や時間帯、参列するメンバーや年齢層によって服装や髪型なども変わってきます。意外と参列者の視線を集めるのが足元。「結婚式パンプス」は、マナーを知らずに履いていると、恥をかくパターンもあります。そこで、フォーマルな結婚式場でも失敗しない「結婚式パンプス」の選ぶポイントを簡単に4つご紹介します。

2014.08.07 更新

ヒールは3センチ以上の細いタイプを選ぼう

最近ではフラットなバレエシューズが流行しており、ブラックやカラーバリエーションの効いたフラットシューズをドレスに合わせる方をよく見かけます。しかし、結婚式参列ファッションのマナーとしては少々NGです。会場が一流ホテルやウェディングハウスなどの場合は、ヒールのあるパンプスを選ぶようにしましょう。ヒールは3センチから8センチ程度で、細めタイプのパンプスは、ふくらはぎの位置が上がり、美しい脚線美も手に入れることができます。

季節問わずストッキングは必ず履くこと

どんなにカジュアルな結婚式会場であっても、大人のマナーとして、素足でパンプスは御法度です。夏場など気候が暑い場合でも、生足で結婚式に参列することは良しとされていません。フォーマルシーンでは、ストッキングを履くことはマストと考えておくと便利です。色は基本の肌色やヌーディーカラーに近い色がベストですが、ドレスに合わせて少しラメの入った肌色系などはフォーマルの範囲内のファッションとして楽しむこともできます。なお、黒色や、網タイツ、派手なカラータイツなどは、フォーマルシーンでは履かない方が無難です。

ドレスがダークカラーの場合足元は明るめを意識したい!

20代前半は明るいカラーのドレスを選んでいた人も、年齢を重ねるにつれ、結婚式に着て行くドレス選びは、派手ではない無難なブラック、ネイビー、グレーなどの色合いを選ぶ人が多くなるかと思います。フォーマルマナーとしては問題ありませんが、新婦側の参列者として、全員が全身ブラックコーディネートや、ダークカラーのトーンでまとめていると、落ち着いた雰囲気になってしまい、やや華やかさに欠けてしまうこともあります。ドレスがダーク系の場合は、足元だけは少し明るく華やかにするだけで随分と印象も変わってきます。足元だけ浮かないように気をつけながら、結婚式で履くパンプスはトータルバランスを見て選ぶと間違いないでしょう。

意外と履いている人もいるけどNGな靴とは

流行のサンダルやオープントゥなどの靴は一見、ワンピースやドレスなどに合わせやすいファッションですが、結婚式などのフォーマルな場所ではNGとされているので、気を付けなければなりません。一般的にフォーマルシーンではなるべく肌の露出を控えるのがマナーですので、靴選びに迷った時は、つま先が隠れたパンプスを選ぶと間違いがないと、覚えておくと便利です。また、冬場の結婚式の場合にワンピースにロングブーツなどを合わせている人もいますが、こちらもNGですので、冬場でもストッキングにきちんとしたパンプスを選ぶことが常識です。

結婚式の招待状が届いてから、当日何を着て行くか迷う女性は、足元から選ぶと失敗しないかもしれません。フォーマルな場所ですので、「可愛い」や「好み」だけでパンプス選びをすると、周囲からマナーに欠けていると思われてしまいますので、最低限の4つのポイントを押さえて、結婚式で浮かない足元のオシャレを存分に楽しみましょう。

本記事は、2014年08月07日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。

ERI
ERI

40代主婦 ウエディング関連の仕事を中心にデザイナー、ライター&イラストレーターです。お役立ち情報を発信します!

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