にぎやかすぎる最高の家族婚

私たちの結婚指輪は、ブランドもデザインも素材も違います。ペアである事には、こだわっておらず、お互いを尊重し、それぞれが本当に欲しいものを贈ろうという結論になりました。

私の結婚指輪は「joie de treat 」の3連ダイヤが3箇所にあしらわれている「mots d'amour」にしました。元々ブランドは知っておりましたが、ゆっくり拝見するのは初めてでしたが、店員さんの対応が本当に素晴らしく、自分らしい指輪を迎えることができました。

彼の結婚指輪は「himie」の斜めに入った溝が印象的な「Herrinbone ring」にしました。王道のプラチナにあまり惹かれなかったようで、難航しました。
今回初めて知ったブランドでしたが、この指輪に出会ったときの彼の気に入った様子が私もとても嬉しく、よく覚えています。

それぞれの個性を感じる私達らしい指輪を迎えられてよかったです。

■ウェルカムスペースのアイテム
家族婚のため受付等は設けず、挙式終了後、家族にはチャペルからそのまま披露宴会場に移動してもらい、お酒を飲みながら、私達の入場をゆっくり待ってもらう形にしました。
そのため、披露宴会場内にウェルカムスペースを設けました。
ウェルカムスペースには、①前撮りの衣装、②ウェルカムボード（前撮り写真）を用意しました。さらに、前日に、旦那さんが挙式場でサプライズをしてくれたのですが、その時のお花と写真も一緒に飾りました。お花を追加で置くことは私から式場にお願いしましたが、写真は印刷も含め、プランナーさんの粋な計らいによるもので、私達もびっくりして、とても感激しました！
また、披露宴会場の前の通路にも、前撮り写真を貼り、チャペルからの移動時に少しでも楽しんでもらえるようにしました。

■卓上のアイテム
　手作りした装飾はプロフィールブック・席札・誕生日新聞の3点です。
①プロフィールブック
　前撮りの写真を使い、パワポで作成しました。コロナ禍で、両家の顔合わせもできていなかったので、お互いの家系図を入れるなど工夫をしました。※印刷はプリントパック
②席札
　レジンでドライフラワーと透明なOHPフィルム（ゲストの名前印字）を閉じこめました。固まるのに時間がかかるので、最も手間のかかったDIYですが、手作りなの？とみなさん驚いてくれて、持ち帰ってくださいました。頑張ってトライしてみて良かったです。
③誕生日新聞
　家族それぞれの誕生日新聞を用意しました。結婚を機に人生を振り返る機会を沢山頂いたので、みんなにとっても振り返るきっかけになればと思い、用意しました。私達の入場までの間、自分が生まれた日に、世の中ではどんな事が起きていたのかなどの話題で、盛り上がっていたようです。新聞は、国立国会図書館に行き、コピーしました。全国紙、出身の地方紙、子供新聞など、ゲストに合わせて少し内容を変えました。

準備している時は大変でしたが、家族1人1人を思いながら作る時間はとても楽しかったですし、こういう機会じゃないと知れない事も沢山あり、振り返ると全てやってよかったなと思えます。

ドレスがAラインのため足元が見えることはないのですが、靴が好きなのでレンタルではなく、用意しました。
NYブランドの「bellabell（べラベル）」の「FLORENCE IVORY」です。ビジューがとても美しく足元を華やかにしてくれます。足首で結ぶので、より華奢に見えるのも魅力的なポイントです。

当日足が見える瞬間はありませんが、私自身のモチベーションが高まったので、よし！としています。

席札で使用したレジンがあったので、一緒に作ったリングピローです。
挙式会場に合うように色を入れたくなかったので、こちらは金箔とバロックパールの組み合わせにしてみました。

家族婚で流しテーブル3台（横一列）だったので、高砂はなく、流しテーブルにのみ装花をしました。

装花は当日まで見る事ができないので、色んな方の写真を提示しながら、イメージの共有するようにしていました。年によっても市場にでる時期が違うと思うので、花材指定は行わず（お金も高くなる）、好きな種類・方向性を出来るだけ複数提示するなどを工夫して、お伝えしていました。市場の流通状況を確認してくださり、こういったラインナップでどうでしょうか？と丁寧に説明頂き、とても安心できました。

大切にした事は、対面の人との会話の邪魔にならないように、高さには配慮してもらいました。ただ低いお花ばかりだと寂しさが出てしまうという事で、人と人との間になるところには、少し高さを出したり、キャンドルを置くなどの工夫をして下さいました。これが写真撮ってもらった際に、素敵な雰囲気を作ってくれており、最高でした！

結婚式とは別に、個人カメラマンに依頼して写真を撮ったのですが、その時の装飾の世界観（花やその色使い）が好きだったことを打合せの会話の中で話していたら、連想させるお花を沢山入れてくださっており、フローリストの方の優しさが伝わってきて、とても嬉しかったです。

クアンティックの中にあるドレスショップ「ミラステール」で「brianchen（ブライアンチェン）」のウェディングドレスに決めました。
里帰り婚のため、1日で決める必要があったので、事前にインスタのアカウントを拝見し、気になるものを見てから行きました。（クアンティックはドレス専門のアカウントがあるので探しやすい◎）事前に伝えておくと用意してくださいました。
最初に店内の実物のドレスを見せながら、丁寧に案内して下さり、気になるものを試着しました。当日は母や姉も来てくれて、みんなに見てもらいながら決めるのはとても楽しくて、思い出になりました。

レースのビスチェがとても魅力的で、これは取り外しも可能なので、挙式と披露宴で雰囲気を変える事が出来たものポイントです！

旦那さんも同じくクアンティック内にあるドレスショップ「ミラステール」さんにてレンタルしました。

旦那さんは「特に希望もない、主役は花嫁さんだから。」のスタンスの旦那さんですが、普段からスーツを着ており、こだわりがあるので、どうかな？と思っていたのですが、、、めちゃめちゃかっこよく見立て頂きました！スタンダードなグレーを基調したコーディネートですが、旦那さんや私の母も気に入り、即決でした！

和装は、着用イメージができず、事前に華やかな物をお願いしますとざっくりと伝えていました。5着ほど試着しました。着てみると好みがすぐに分かりました。最後の2択は絞れず、家族の意見も聞きながら決めました。
終わったと思ったら、ここからでした。着物は小物で大きく印象が変わります。これは家族がいないと私は決めれませんでした。スタッフの方の提案を聞きながら、パターンを試させてもらいました。紺色の伊達襟で引き締めたコーディネートがお気に入りです。

挙式　少しゆるめのシニヨン
披露宴　編みおろし
お色直し　タイトはシニヨン
でお願いしました。
挙式と披露宴の間はできるだけ時間を短くして入場したかったので、当初ヘアチェンジの予定はありませんでしたが、最初の挙式の段階で仕込むので、編みおろしなら可能ですよ。とご提案いただき、お願いしました。ドレスも2wayということもあり、ガラリを雰囲気を変えることができて大満足でした。

リハーサルはなんとなくで頼みましたが、やっておくとよいと思います。
自分はあまりこだわりがないと思っていたとしても、やっぱりやって頂くと、こっちが好きかも！とかこっちだとどうなるかな？とか色々浮かぶので、後悔のないようにリハーサルされることをオススメします！

クアンティックではCDの用意は不要です。CDを用意する必要がないのは、本当に有り難かったです。
打合せの際にBGMリストを提示しましたが、全て問題なく、使用できました。
演出に合わせて、曲のタイミングなども全て確認してくださったので、とても安心できました。

ブーケは3ヶ月前の打合せで決めていたのですが、その後ドレスを決めたので、このドレスなら違うものが良いと思い、もう一度打合せをの機会を作っていただきました。（装花と一緒に打合せしています。）一番調整に時間をかけてもらったのがお花関係だと思います。

装花の時同様に、写真を集めて好きな好みをお伝えしました。
ブーケの写真だけではなく、お花単体の写真を並べて、好みをお伝えしました。
葉の量でも雰囲気が大きく変わるので、その点もしっかり意向をお伝えさせていただきました。

結果、とても大満足のブーケを束ねて頂きました！
フローリストさんがブライズルームにブーケを持って来てくれたあの瞬間が忘れられません。こんなに私の意図を理解してくださったブーケが届くとこんなにも嬉しいものなんですね。
入れてくださったお花の中には、葉が多いものがあったのですが、とても丁寧に剪定してくださっていて、手間をかけてくださったこともよく伝わり、嬉しかったです。

白銀高輪にある「Vivian　nail」で施術してもらいました。
「ガラスフレンチ」です。
フレンチ部分については、
一番下のラメの上に、大ぶりのホログラムが散りばめてあります。フレンチのラインはミラーにしてもらい、シンプルでありながらも手間のかかったネイルです。こだわりは、フレンチのラインをきっちりではなく、ルーズに書いてもらったところです。

ネイルは自分自身が唯一見ることができるおしゃれだと思うので、こだわって視界に入る度にテンションがあがるものにしてもらえて幸せです。

にぎやかすぎる最高の家族婚

【当日について】
本当に夢のような時間でした。
家族婚という選択をしましたが、大切な友人たちが15分の挙式のために駆けつけてくれるというサプライズから始まりました。挙式の扉が開いた瞬間、目の前に友人が並んでいたあの光景は、今でも思い出す度と目頭が熱くなります。（友人は事前にクアンティックと旦那さんに出席について確認してくれています。クアンティックのサプライズのバックアップ素晴らしく、見事な連携に感謝です。）

当初家族婚を選択した時は、「時間を持て余すかな？みんなに楽しんでもらえるかな？」と不安に思うときもありましたが、そんな不安は不要でした。大いに笑い、大いに泣き、本当ににぎやかな宴になりました！
家族婚の一番魅力的なところは、本来末席に座る家族が隣にいるということです！結婚式で本当は一番近くにいたいのは、家族だと思います。それが叶うのは、家族婚が素晴らしさだと思います。

余興等がない変わりに演出として、全員参加型のクイズ大会をしました。
3種類のアイスクリームを食べて、31やハーゲンダッツなどの種類を当てるクイズや手押し相撲親子対決の勝者と当てるクイズなどで、正解数が多い人に金一封を贈呈しました。その場で初めて答えが決まるものもあり、とても盛り上がりました。
実はこのゲームもプランナーさんから知恵を頂き、私達らしくしたアレンジを加えた演出でした。（楽しそうな様子はぜひ写真で見て頂ければと思います。）

【準備について】
現在、東京に住んでいる私達は、打合せはリモートがメインで、一度だけ帰省し、2日間集中的に対面で打合せをさせて頂きました。リモートでも特に不便は感じませんでした。もちろんドレスの試着はもっと時間かあればゆっくり決めることもできたと思いますが、事前に確認して、連絡しておくことで、問題なく決めることができました。リモートでの工夫として、自分達のイメージを共有するための、写真などを落とし込んだペーパーを用意しました。
クアンティックの方との打合せは、驚くほど楽しかったです。ふわっとしていた構想の段階で、相談することもありましたが、「いいですね！やりましょう！絶対楽しいものになりますね！」と言って下さり、具体的な方法を一緒に検討してくれました。一緒に作り上げてくださる雰囲気が嬉しかったし、楽しかったです。私の言葉足らずなところがあり、イメージが上手く伝わらないときもありましたが、常にこちらに寄り添い一生懸命くみ取ろうとして下さり、本当に感謝しています。


【これから式を挙げられる方へ】
結婚式は、きっとこだわらなくても挙げることはできますし、素晴らしい1日になると思います。
でもせっかくなら「自分たちだけの自分たちらしい式」を挙げたいなと思われるなら、クアンティックは最高だと思います。自由度の高く、自分たちらしさを前面に出した式を作り上げることことが可能で、そのためのサポートを全力でしてくれます。プロの知識と実行力ってすごいです！受け身にならずに、何でも聞いてみること・やってみることをおすすめしたいなぁと思います。
これから式を挙げられるみなさまにとって素晴らしい一日が迎えられますように。