クラシカルなホテル

挙式会場について

チャペルはきれいで重厚でした。しかしチャペルまでのアプローチは、他の場所の雰囲気とほとんど同じであり、まるでホテルの広間の延長のような印象を覚えてしまいました。一応の通路が確保され、誰でも入れるわけではないのですが、ホテルの廊下から、急に神聖なチャペルという雰囲気の違いに違和感を感じてしまいました。アプローチにもう少し工夫があってもいいように思います。

披露宴会場について

会場の窓からは熊本城が一望できます。またかなり大人数の披露宴でしたが、広さは充分で窮屈さを感じることはありませんでした。ただ所々に柱があるのが気になりました。自分は親族として参加したため末席なのは当然なのですが、目の前に柱があるためメインテーブルやムービーは何も見えず…。会場側で配置について、もう少し配慮いただけると嬉しかったと思います。

料理について

料理はおいしかったと思います。初めてフレンチではなく、和洋折衷のコースだったので新鮮でした。スタイルの違う料理ですが、出てくる順や相性などをよく考えてあるのだと思います。それぞれ全く違うメニューなのに、違和感なく、楽しくいただくことができました。

ロケーション（立地、交通アクセス）について

東京からの参列で、熊本の土地勘がないためアクセスについてはよくわかりませんでした。

スタッフ・プランナーについて

失礼はなく丁寧な対応ではあるのですが、なんとなく形式的、流れ作業的な所があったように思います。
また挙式と披露宴の間の時間ですが、これまでの式では必ずゲストの待合室が用意され、スタッフの方が案内してくださいましたが、こちらではそうした部屋の準備がないのか、今回の式では省略したのかわかりませんが、挙式後スタッフから特にアナウンスもなく完全に放置という状態でかなり戸惑いました。最終的に披露宴会場が早めに開き、そちらでウェルカムドリンクなどをいただいたのですが、正直配慮が足らないという感想を持ちました。

この式場のおすすめポイント

個人的には気になる点が多く、合わないと感じてしまいましたが、歴史のあるホテルとして安心感を持てるのではないでしょうか。昔ながらの「伝統的なホテルの結婚式」だと思うのでクラシカルなものを求める方に合うのではないでしょうか。

• 特になし

その他

ネガティブな感想が続いてしまうのですが…。更衣室が狭く、また区切りがないので、着替えるスペースは早い者勝ち状態であったり、とても式の前に身支度をする場所とは思えませんでした。施設面でも古さが目立ってきていると思うので、細かい部分に配慮したリニューアルがあるとよいのではないかと思います。