結婚式費用・相場・支払いガイド

近年、「なし婚」が増え結婚式をあげないカップルも少なくありません。
しかし、結婚式をあげないカップルは増えているものの結婚式そのものにかける費用が
少なくなっているわけではありません。結婚式=お金がかかると思われていませんか?
一生に一度の結婚式。しっかり結婚式の費用について理解し不安や疑問が解決できれば理想な結婚式はきっと叶います。

結婚式費用について大切な3つの話

公式見積りって?

先輩カップルの5割(※)以上が結婚式に取り入れたアイテムがすべて含まれているので
実際の結婚式に近い内容で結婚式費用の見積りを見ることができます。(※2014年1月ウエディングパーク調査より)
公式見積りに含まれる結婚式のマストアイテム例はこちら
その会場で多くのカップルが選んでいる結婚式費用(標準的な費用)が設定されているので、
実際の結婚式費用に近い合計を見ることができます。

結婚式費用の予算のお話

結婚式費用の予算は、自分たちの貯金全てでまかなわないといけないと思われていませんか。
挙式費用を全て負担と思われていがちですが、参列者の方はご祝儀を包んでくれます。
またご両親からの援助やお祝い金などによって自分たちの持ち出す金額が変化してきます。

  • 結婚式費用
  • POINT

    両家の援助・ご祝儀
  • 自分たちの貯金

結婚式の費用分担は?

両家で分担

単純に折半
項目やゲスト人数にかかわらず、全て結婚式に掛かる費用を両家で折半する形です
項目によって分ける
結婚式費用の中でも花嫁はドレスのお色直しや、ヘアメイクなど新郎よりもお金が掛かる部分があるので、花嫁のみに関する項目は全て女性側の家で負担し、共通項目について折半する方法です
ゲスト人数によって折半
どちらかのゲスト数が極端に多い、という場合は、この方法を取る場合があります

親の援助

自分たちの貯金だけでなく、親から結婚準備金として結婚式費用を援助をしてもらうことは多くあるようです。
両家の考え方によって異なりますが、「結婚式は女性のもの」と考え女性側の家が多く包む場合もあれば、地方の考えで男性側の家が結婚式費用を多く支払うべきとするところもあります。お金のことを話し合うことは気後れしがちですが、その後の両家の関係性を円滑にするためにも、しっかりと話し合うことが必要です。

2015年に「贈与税」改正! 上限1,000万円まで税金が掛からない

2015年の4月から改正された「結婚・子育て資金の一括贈与の非課税措置」によると、20歳~49歳の方が両親や祖父母から結婚や出産資金として1,000万円まで税金が掛からない(結婚資金の場合は300万円)、という内容に。
高齢者や親世代がもつ資金を、若い世代に移し市場を活性化させるための施策として実施されました。(2015年11月時点)

「平成27年度 税制改正大綱」

ご祝儀の相場は?

世代間での差は30代以降に表れる!

世代が上がれば、上がるほどご祝儀の値段も高くなる傾向がありますが、特に境目は30代以上のようです。
そこから上は特に親戚関係でのご祝儀額の高まりが伺えます。
また会社関係は、年齢が上がるにつれて、部下として参加する立場から、上司として参加するようになるなど少し立場の変化があって、ご祝儀額も上がっているのかもしれません!

単位:円
20代30代40代50代60代以上
最多回答平均額最多回答平均額最多回答平均額最多回答平均額最多回答平均額
兄弟姉妹50,00054,27650,00061,150100,00075,263100,00080,000100,00073,333
叔父・叔母50,00050,00050,00062,25050,00064,500100,00084,301100,00074,800
従兄弟・従姉妹30,00031,30830,00040,10430,00038,29830,00047,77850,00044,000
その他の親戚50,00030,00030,00042,00050,00043,75050,00054,21450,00045,653
勤務先の上司30,00024,00030,00031,06430,00033,84030,00035,33330,00049,917
勤務先の同僚30,00029,58030,00028,86830,00026,57330,00024,24230,00026,533
勤務先の部下30,00026,14330,00030,55630,00032,22230,00031,000100,00059,556
取引先関係30,00020,00030,00030,66730,00028,57130,00027,77820,00023,333
友人・その家族30,00028,61430,00029,72130,00029,82630,00026,90530,00032,143
その他30,00029,28630,00028,84230,00035,47630,000117,55630,000182,000

引用:一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会(第4回祝儀等に関するアンケート調査)

結婚費用をとにかく節約したいとお考えの方

結婚式費用の見積りのお話

結婚式費用のかけどころは、カップルの価値観ごとに違うもの。
おもてなしを考えてお料理をグレードアップしたい人もいるし、演出やお花を豪華にしたい人もいます。
見積りをするにあたり事前に結婚式のこだわりポイントを理解しておきましょう。

  • 予算重視イラスト

    予算重視

    できるだけ費用をかけたくないカップルにおすすめの見積り。結婚式に必要な最低限のアイテムが含まれていて、お料理やお花のグレードを上げずに費用を抑えた結婚式。

  • お料理重視イラスト

    お料理重視

    ゲストのおもてなしを第一に考えているカップルにおすすめの見積り。満足度を分けるポイントのひとつであるお料理や飲み物に費用をかける結婚式。

  • 衣装重視イラスト

    衣装重視

    ドレスの着数やブランド、ヘアメイクやアクセサリーなどに費用をかけたいカップルにおすすめの見積り。運命の一着にきっと出会える、花嫁ビューティにこだわった結婚式。

  • 写真・映像重視イラスト

    写真・映像重視

    挙式・披露宴中のスナップ写真やビデオ撮影に費用をかけたいカップルにおすすめの見積り。あとあとまで記念として残るメモリアルアイテムにこだわった結婚式。

  • 演出・コーディネート重視イラスト

    演出・コーディネート重視

    華やかに会場を彩るお花や、インパクトある演出に費用をかけたいカップルにおすすめの見積り。ふたりのセンスで会場を思いのままにコーディネートする結婚式。

  • ベストセレクションイラスト

    ベストセレクション

    お料理、衣装、写真・映像、お花、演出など、すべてにこだわって費用をかけたいカップルにおすすめの見積り。主要アイテムを全般的にグレードアップしたゴージャスな結婚式。

結婚式費用の見積りは何回まで出してもらえるの?

見積りは何度も取るのが当たり前!式場が決まってからがポイント!

式場が決まったら見積りが確定するわけではありません。
司会者や受付小物やプチギフト、見積りには様々な項目がありますので、何度も取りましょう。

見積りは何度も取るのが当たり前!

式場が決まる前は最低2回、決まったあとも都度取るようにしましょう!

  1. 見積り1回目

    • 比較検討のための見積り
    • 会場によって見積り項目が異なるので、比較するときに注意しましょう
  2. 見積り2回目

    • より具体的な希望や条件を入れて金額アップを想定した見積り
    • 見落としがちな見積り項目をよくチェックしよう
  3. 見積り3回目

    • 会場決定後に、希望の演出や衣装、装花が具体的に決まってきたら、都度見積りをお願いしましょう
    • 予算オーバーしないように注意!

実際に結婚式の見積りを出してもらおう

よく聞くのが、「見積りは絶対に上がるから要注意だよ!」という先輩花嫁からのアドバイス!でも、必要があるのか、ないのか、演出もなにも決めていないのでよくわからなくなってしまう花嫁さんが多いです!そこで、ここでは見積りで失敗しないためのポイントをご紹介します!

結婚式費用の見積りを取る前に

  • 現実的な予算をプランナーさんに伝えておく!
  • 招待したいゲストの人数をイメージしておき、少し多めの人数を伝える!
  • お料理や装花、衣裳など確実にランクアップしたいものや、演出の希望はすべて伝えておく!
  • 希望を全て叶えたときと、予算を重視した場合の2パターンの見積りをお願いする!

見積り例80名様

単位:円
項目金額内訳
挙式料126,000人前式
料理960,0001人 12,000円
飲物230,0001人 2,875円
新婦衣裳156,000洋装1式
新郎衣裳新婦衣裳に含む洋装1式
控室料会場費に含む 
席料/会場費90,000 
美容着付63,000 
音響照明38,000 
介添料12,000 
ケーキ35,000 
装花100,000 
写真70,000 
印刷物50,000 
引出物220,000 
プロデュース料会場費に含む 
サービス料150,000 
合計2,300,000※80名の場合

ウエディングパーク掲載会場の80名の場合の見積りの
平均値より算出しております。

見積りに入っていない
お金の3大特徴!

  1. 追加やランクアップ代金

    初回見積りは大体標準ランクでの設定が多く、実際に打ち合わせを進めていくと、お色直しのための衣装代や装花のランクアップ、お料理のランクアップなど、費用が追加になる場合が非常に多いので要注意!

  2. 項目外の費用

    ゲストのお車代や宿泊代など、項目外で必要になる費用が出てくるので、予算を準備しておくと安心です!

  3. 当日発生するお金

    写真の焼き増しや飲料の追加料金や、会場の時間延長料金など、場合によっては掛かるため、予算にいれておきましょう。

見落としがちな結婚式費用の項目

結婚式費用の中でも見落としがちな項目をピックアップしました。
結婚式費用の見積りを出していただく際の参考にご活用ください。

  • お料理の追加

    子供用料理の手配やアレルギーの方のお料理代また、人数の増減でも変化するので要注意!

  • ヘアメイクリハーサル

    人気のヘアメイクリハーサルは有料なので、予め費用にいれておくと安心です。

  • 花嫁下着や衣裳小物

    ドレス下着や、着物の場合も花嫁衣裳専用の襦袢や足袋が必要になるので、用意しておきましょう。

  • フリードリンクの種類

    カクテルやお酒の種類を増やしたり、またゲスト控え室での飲み物は別途費用の場合もあります。

  • 司会者

    司会は会場手配のプロ司会者にかかる費用として必要になります。

  • 受付小物やプチギフト

    リングピローやウェルカムボード、ゲストのお見送り時に配るプチギフトなど、忘れないようメモしておきましょう。

  • 装花

    見積りに入っている装花は高砂やゲストテーブルのみの見積りが多く、ブーケ、ブートニアや、ヘアオーナメント、受付やその他の会場の装飾で追加になる場合が多いので、希望をきちんと伝えましょう。

  • お引き上げ料と着付け料

    会場により様々ですが、通常は着物の着付けや式終わりに、通常のメイクや髪型に直してくれるお引き上げは別途費用がかかる場合が多いです。
    見積りに入っていない場合は確認してみましょう。

  • 印刷の筆耕代や切手代

    印刷物のランクアップも多いケースですが、それに伴う切手代や筆耕代も必要になります。

  • 介添え料

    当日花嫁さんの横でずっとサポートしてくれる介添人の費用です。

結婚式費用の見積りQ&A

  1. なんで最初から全部入っている見積りを出してくれないの?
  2. 予算がオーバーしそう、何を削ったらいいでしょうか
  3. 見積り時にもっと安く!という値引きの交渉ってしてもいいの?
  4. 会場以外の業者に頼めば安くなるの?
  • なんで最初から全部入っている見積りを出してくれないの?

    カップルによって希望や内容が異なるため、基本内容しか見積りが出せないのです。

    確かに見積りを一回で出してくれたらいいのに、と思いますが、カップルによって会場やゲストの人数、演出やお色直しの有無など全く異なるため、会場側も出したくても出せない事情があるのです。
    でも、より具体的に希望を伝えられればより最終見積りに近い見積りも出せるので、お二人の結婚式のイメージを具体的に伝えることが重要です。

  • 予算がオーバーしそう、、何を削ったらいいでしょうか?

    お二人の優先順位を決めて、削れそうな項目を洗い出してみましょう

    まずお二人の優先したい項目を話合いましょう。ゲストのお料理を重視したい!
    ドレスや装花を華やかにしたい!アルバムや記録を充実させたい!など、希望が出てくると思います。その項目にお二人で優先順位を決めて、予算付けをしましょう。
    またその中でも手作り出来そうなものがあれば、節約のためにも手作りしましょう!
    心もこもるのでオススメですよ!

  • 見積り時にもっと安く!という値引きの交渉ってしてもいいの?

    希望は伝えてOK。特典を付けてくれる会場もあるので、聞いてみましょう!

    会場を決めるまでの見積りである程度希望は伝えましょう。伝えづらい人は、最初に現実的な予算を伝えてどうやったら思い描く結婚式が予算内で出来るのかを式場のプランナーさんと考えてみると良いでしょう!
    また、割引や特典も六輝の仏滅や繁忙期以外であれば、交渉できる会場も多いので、聞いてみましょう。

  • 会場以外の業者に頼めば安くなるの?

    持ち込み料がかかる場合もあるので、式場に確認しましょう。

    例えば印刷物を会場以外の業者にお願いする場合、招待状など挙式プランに含まれている金額は、パックの金額なので、招待状分の金額だけ引かれることはありません。
    パックで支払う金額と外部にお願いした場合の合計と、式場に頼んだ場合の金額を比較して判断しましょう。
    他にも衣裳や引き出物にも持ち込み料がかかる場合がありますので、事前に式場に確認をとりましょう。

結婚式費用の支払いのお話

結婚式費用で気になるのは、やはりタイミング。
式場によって結婚式費用の支払いタイミングは異なりますので、事前にしっかりとタイミングを確認しておきましょう。

  • ローン(分割払い)で結婚式の費用を支払う

    ローン(分割払い)で結婚式の費用を支払う写真

    結婚資金は大きなお金がかかる分、ブライダルローンと呼ばれる比較的金利が低いローンが組める場合があります。
    ブライダル専用のローンになるため、予め審査が必要になりますが、使えれば一度に大きなお金を支払う必要がなくなるため、手元の預金が少ないカップルにはおすすめです。

  • クレジットカードで結婚式の費用を支払う

    クレジットカードで結婚式の費用を支払う写真

    まず、対象の会場がクレジットカードで支払えるか、支払方法を確認しておきましょう。カード支払いであればポイントなどが付いたりと特典もありますが、注意点としては、予め上限額をカード会社に確認しておくことが必要です。
    一度に数百万の支払いが発生しますので、属性によって断られる可能性もあります。

  • 現金で結婚式の費用を支払う

    現金で結婚式の費用を支払う写真

    現金で支払う場合の注意点は、支払うタイミングです。
    式場によっては事前に支払いを求められる場合がありますので、当日のご祝儀を含めて支払いを考えているカップルは、この点に気を付けてください。どちらにせよ、式場を決める前に支払方法をしっかりと確認しておきましょう。

ウエディングパークではリアルな見積りが探せます

結婚式を考えているすべてのカップルが気になるのが結婚式費用のこと。見積り検索では、ウエディングパーク独自のサービス「公式見積り」に基づく結婚式場探しができます。

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