大切な仲間と過ごした最幸なひととき

できる物は全て手作りし、アットホームな式にすることをコンセプトに、ペーパーアイテムや会場装飾はほぼ全て手作りしました。
一番最初に取り掛かったのはテーブルナンバーです。後にこどもの月齢カードに使えるよう、数字を刺繍していきました。裁縫が苦手だったこともあり、約半年かかりましたが完成した時は達成感がありました。

他にもプロフィールブックやマスクケース、レジン席札など、試行錯誤しながら作り、ゲストから「すごい！」と言ってもらえた時、とても嬉しかったです。

式場が決まってすぐ母親と見に行き、提携先ドレスショップで決めましたが、結婚式が延期になり好みも変わり、式の3か月前に再度試着しに行きました。
トレーンが長く後ろのバラがかわいく、胸元と腰のデザインがお気に入りです。

大好きな黄色をドレスとして着たいと思い選びました。
式場を決め母と試着に行き、ひとめぼれしたドレスです。トレーンが長く、後ろにリボンを付けることができ、大人かわいい点がお気に入りです。

ヒマワリをケーキのトップに置き、果物はレモンのみにし、押し花と緑とデザインでカラフルに仕上げてもらいました。
全体的に黄色になるよう、押し花は少し色味を抑えたものを準備しました。
一からデザインしたので、現実になった時とても嬉しかったです。

遠距離恋愛であったため、両家顔合わせのために私の地元である福岡に来ていた際、2人で選びました。
婚約指輪と同じアイプリモで、それぞれ好みの指輪を選びました。
どちらも、ウェーブがかったデザインにしました。
私の指輪はウェーブの中に小粒のダイヤが敷き詰められており、とてもお気に入りです。
また、どちらも内側にイニシャルと日付を刻印してもらい、好きな色のカラーストーンを入れてもらいました。

ヘッドドレスはお花を使いたいと決めていました。
ドライフラワーヘアパーツを探し、黄色とオレンジ、白、緑のパーツを集めました。
アクセサリーは、プチプラで今後もいろんな場面で使える物を探しました。
パールのネックレスは母から譲り受けたもので、結婚式で着用できて嬉しかったです。

母が手作りしてくれました。リングピローキットを購入し、そちらに黄色と白のバラを付けてくれました。
私が好きな黄色が入っていてとてもかわいくてお気に入りです。

ウェディングドレス時のブーケは、カスミソウとマトリカリアの2種類にしました。白と黄色、緑でまとめ、野花をたくさん集めたような仕上がりでお願いしました。
ブートニアもカスミソウとマトリカリアでお願いしました。

カラードレス時のブーケは、ダーズンフラワーセレモニーで完成する形にしました。
中心をヒマワリにし、オレンジのバラやユーカリなど、夏らしい色味で揃えてもらいました。
ブートニアは大きなヒマワリ一つで、存在感のあるようにしてもらいました。
ダーズンフラワーセレモニーで集めた花束の中から一つヒマワリを選び、夫の胸元に飾ることができ、素敵な思い出になりました。

黄色とヒマワリが大好きなので、ヒマワリをメインとした装花でお願いしました。
チャペルは、海と空が見えるので景色を壊さないよう、ヒマワリとユーカリのみにしました。

披露宴会場は、高さのある花瓶にカスミソウとゴールドスティック、マトリカリアを使用して雲のように見立て、花瓶の周りは緑で囲ってもらいました。また、エスコートフラワーを行ったので、高さの違う花瓶にゲストで花をそれぞれ飾ってもらうことで完成するようにしました。

高砂は、ソファの周りにヒマワリとカスミソウ、マトリカリア、ゴールドスティック、ユーカリでまとめました。
ソファの後ろにはたくさんのユーカリでアーチを作り、華やかにしてもらいました。
全体的に黄色と白と緑でまとめてもらい、夏らしい雰囲気にしてもらい、とてもお気に入りです。

ウェルカムボードは3種類作成しました・
1つ目は、2人のイラストをたくさん描き、それらを集めてA2サイズのウェルカムボードにしました。
額縁はアーティシャルフラワーをグルーガンで付けていきました。
2つ目は、夏の前撮り写真に文字を入れ、A2サイズで印刷しました。
3つ目は、2人の写真をシルエットで抜き取り、その中に2人の写真を敷き詰め、A2サイズで印刷し、大きな額縁に入れました。
全て手作りしたことがこだわりで、今でも家に飾っています。

母が裁縫が得意で、手作り巾着の中にお菓子を入れてプチギフトにするのはどうかと提案してくれました。
私は布地を選び紐を通すしかできませんでしたが、ゲストの人数分全て作ってくれました。
私も母が作ってくれた巾着がお気に入りで、日々使用しています。
お菓子は、2人のゆかりの地である広島の銘菓を選びました。
Thank youタグは、ヒマワリの絵を描き、クラフトペーパーに印刷し、麻ひもで一つ一つ付けていきました。

席次表とメニュー表、プロフィールが全て一体となり、待ち時間もあっという間に過ぎるような物を作りたいと思い、プロフィールブックを作成しました。
特にこだわったページは、前撮り写真を集めたページとDIY紹介ページです。新しく増えるたびに、ページを都度更新し、本番ギリギリまで修正していました。
一人一人へメッセージも添え、見てて飽きないよう工夫しました。

ムービーは全て手作りしました。
写真を撮ることが趣味なので、写真をたくさん集めて作成しました。
動画素材は、前撮りの時に友達に協力してもらったり、自分達で三脚を立てて撮影したりしました。

オープニングムービーは、自己紹介やDIYの紹介、2人が走って会場に向かう様子を取り入れ、「いいんですか」／RADWIMPSを映像に使用しました。
曲の途中から入場したこともこだわりです。
プロフィールムービーは、2人の日々の生活、生い立ち、2人の出会いから結婚式までの道のりを流しました。
「ふたりごと」／RADWIMPSに合わせて作成しました。

エンドロールムービーは、それぞれのゲストに手書きメッセージを用意しました。
「茜色の約束」／いきものがかりに合わせ、一人一人に自分達の想いを乗せて作成しました。

時間はかかりましたが、コストは一切かからず作成できたので、パソコンや携帯のアプリで全てできたので嬉しかったです。

レジンキーホルダーを席札にしたいという思いから、夫とそれぞれのゲストの分を手作りしていきました。
最初はUVライトのいらないレジンを使用して作成していましたが、なかなか固まらず失敗が多かったため、延期を機にレジンを買い直しました。
UVライトでレジンを固め、一人一人に合う色を考えながら、ドライフラワー、ラメなどを使用し作成しました。
ゲストの方が帰りに引き出物トートバッグに飾ってくれていたのが嬉しかったです。

延期前は、ウェディングドレス時のヘアスタイルはお団子ヘアでしたが、延期して1年経ち好みも変わり、ふんわりシニヨンにしてもらいました。
後れ毛をたっぷり出してもらい、挙式ではベールのみ、披露宴ではドライフラワーをふんだんに付けてもらいました。
カラードレス時は、延期前から変更せず玉ねぎヘアにドライフラワーをたくさん付けてもらいました。
ウェディングドレス時は白と緑を基調に、カラードレス時は黄色とオレンジを基調に仕上げてもらいました。
また、ヘアカラーはハイライトをたくさん入れてもらいました。

引き出物を入れるトートバッグのデザインを作成しました。
紙袋よりも、今後も使えるトートバッグにしたいと思い、トートバッグ工房さんにお願いしました。
私が好きなヒマワリとゲストに向けた”You make me happ.”のメッセージを添えてデザインしました。
延期前からデザインを変え、大人っぽく誰もが使いやすいおしゃれなデザインにしました。

今までにない形でお渡ししたいと思い、プレゼントの箱を開くような形で作りました。
イラストは私が描いたものです。
一人一人手書きメッセージを添え、封筒の内側には柄の折り紙を貼り付けました。

延期後は、Web招待状「楽々wedding招待状」を利用しました。写真は前撮りの物を使用しました。

ドレスを、裁縫が得意な母に作ってもらいました。母の従妹のドレスの布地を使用し、素敵なドレスに仕立ててくれました。
ヒマワリが好きなので、夏はヒマワリ畑で撮影しました。
カメラが趣味な友達と、ガーデニング関係に務める友達に協力してもらいました。

また、1年延期に伴い、撮影も四季で撮るのはどうかと提案をしてもらい、秋に紅葉とナイトフォトを、春に和装撮影をお願いしました。
和装は成人式の際に着用した着物で、友人に着付けをしてもらいました。

試食会で、特に気に入った料理を選び、オリジナルのコース料理になりました。
地元の食材をふんだんに使用し、とてもおいしくどれをおもてなしするかとても迷いましたが、ゲストの方からおいしかったと声をいただき嬉しかったです。

カラードレスに合うよう、レモンイエローをベースにしました。
薬指のリングデザインがお気に入りです。

大切な仲間と過ごした最幸なひととき

身支度から披露宴終了まで、あっという間に時間が過ぎました。
1年延期したこともあり、やっとこの日が来たと、挙式でバージンロードを歩く際、感無量で涙が溢れそうになりました。
一番こだわった所は、おもてなしの意味を込めてあらゆる装飾スペースにDIY作品を飾ったことです。ほぼ全て手作りしたので、ゲストの方からも「すごい！」と言ってもらい、とても嬉しかったです。

準備期間が長かったので、演出をたくさん取り入れました。
挙式では、リングピローを運ぶダッフィー・シェリーメイをこども用ベンツに乗せ、ランダムに選ばれたゲストの方に運んでもらい、結婚承認時には黄色いハンカチを一斉に振ってもらいました。
披露宴では、エスコートフラワーを行い、ケーキのファーストバイトは2人のゆかりの地である広島名物、しゃもじを使用したりしました。
お色直し後は、ダーズンフラワーセレモニーを行い、参列ゲストの方とオンライン参加の方と一緒に話す時間を設けたり、前撮り撮影に協力してくれた友達に感謝状を渡したりしました。

また、コロナ渦でもあるためオンライン参加の方も多かったので、オンラインの方も一緒に参加できる演出を取り入れました。
結婚承認時に一緒に黄色いハンカチを振ってもらったり、オンライン参加の方とリモートで会話する時間を設定したりしました。

余興は入れませんでしたが、演出を多くしたのでゲストの方に喜んでもらえたし、何よりたくさんゲストの方とお話しすることができ、最高なひとときを過ごすことができました。
夫と時には喧嘩しながらも、たくさん話し合い一緒に準備をしてきたので、2人でさらに大きな感動を味わうことができました。