結婚式の延期、中止を考えているプレ花嫁さんたちへ

こちらの会場に決めたとき、和装での写真は絶対に残したいと思い、私の強い希望で前撮りすることを決めました。
白無垢に憧れがあり、ポイントで赤のラインがあるものを選びました。
ブーケとヘアパーツは生花店で注文しました。特にブーケは和装ならではの花材や形にこだわって、色んな雑誌やインスタグラムなどで情報収集して細かくイメージを伝え、とても満足いくものに仕上げてもらいました。
撮影の際に使ったのは、習字アイテムです。自分たちの名前や目標などを事前に書いて持ち込みました。和室での撮影で手に持つだけでオリジナル感が出たように感じたので、用意してよかったです。

高砂はソファーにはせずテーブルを用意して、写真にたっぷりの装花が映るように置きました。周りには枝を設置し、電飾と一緒にバランスよくドライフラワーを飾り付けてもらいました。
ゲストテーブルは背の高い花器を使って、グリーン中心のドライフラワーを置き、各テーブルから木が生えているようなイメージでお願いしました。高さを出すだけじゃなく、テーブル上は布やキャンドルも一緒に置いて豪華に見えるよう工夫しました。

ゲストへのプチギフトやオープニングムービーを作る際、和装での前撮りデータを使用していましたが、やっぱりドレスでの写真も使いたくて洋装前撮りもすることにしました。
ドレスは全部で3着着用し、スタジオフォトとロケーションフォトをお願いしました。
特にロケーションフォトは公園へ移動して撮影し、緑の中で真っ白なドレスが映えてとてもお気に入りです。
前撮りは和装のみで検討していたので、もう一度するかすごく迷いましたが、洋装でのデータも残せて夫婦で大満足でした。

結婚式の延期、中止を考えているプレ花嫁さんたちへ

コロナ禍により、約半年間延期をして式を挙げることになりました。そのため準備期間に余裕が出て、自分たちでできることはDIYしていこうと意気込んでいました。しかし延期になったことで式に対する気持ちが沈んでしまい、オープニングムービーやプロフィールムービーの作成にも想像以上に苦戦し、なかなかその他の準備に取り掛かることが出来ず、結局は時間に追われながらの準備期間になりました。
当日は午後からの挙式で時間に余裕があったため、式場から用意されていた10年後のパートナーへの手紙をお互いに書くことから始まりました。色んな思いを書き綴り始まった一日は、いつもとは違った特別なスタートを切れた気がします。
式場に着くとすぐにヘアメイク開始、着替え、当日撮り、リハーサルとテンポよく進み、あっという間に本番の時間になりました。
挙式では指輪を右手に付けてしまったり、順序を間違えたりとハプニング続きでしたが(笑)退場する際にゲストから祝福を受けると実感が湧いてきて、急に涙腺が緩んで視界がぼやけた瞬間を、今でもはっきり覚えています。
披露宴が始まるときには緊張感はほとんどなく、ゲストの表情を確認する余裕も出てきて、とても楽しい時間を過ごせました。
お色直しまでの体感時間が一番短く感じ、ほんの一瞬のようで、自身の結婚式はこんなに短く感じるのかと驚き、やはり噂通り食事をする間もありませんでした！
お色直しでは、普段の私では選ばないような少し派手なドレスを選び、ゲストからとても好評でした。旦那のスーツは私の父と一緒に選んでオーダーメイドでプレゼントしてもらったものを着用し、登場の際にアナウンスしてもらうと父の嬉しそうな表情も見られたのでよかったです。
友人からの余興も笑いあり涙ありのとても素敵なムービーで、このご時世でも喜んで出席することを選んでくれた親族、ゲストの方に対して感謝の気持ちでいっぱいになりました。
コロナ禍の中、一度延期をしてから決行することを選び、私たちだけではなく親族やゲストの方にも不安や心配を感じさせながら当日を迎え、この決断が正しかったのか未だにわかりませんが、私たちは決行してよかったと感じています。
延期をするかしないか、または中止を考えて同じように悩まれるプレ花嫁さんたちが多くいると思うので、このレポを見て、少しでもプラスな気持ちに繋がれば嬉しく思います。
やっぱり、一生に一度の結婚式を諦めなくてよかったです！