As we are

鎌倉の森と海の2箇所で撮影しました。

森ロケーションでの撮影時には雨が降っていましたが、傘越しのショットなど雨ならではの素敵な写真を撮影していただきました。

森ロケーションでは、自分たちらしいラフな装いにしたく、デニム地のロングワンピースとデニムで揃えました。

海ロケーションは、Befits Youさんでお借りした、kite and butterflyのRenaを。軽くて動きやすいドレスはロケーションフォトにぴったりでした。

結婚指輪はSHIHRAのOVAL RING
肌馴染みのいいゴールドと指にはめた時の心地よさが気に入り、購入に至りました。
敢えて同じ太さにはせず、お互いの指に合った太さのリングを選びました。

招待状は紙選びから始め、一から手作りしました。
封筒を開けたときにバラバラにならないように、ハトメパンチで留めてひとまとめに。
感染症対策のため、ゲストカードを作成して同封しました。

『完璧』ではありませんが、自分たちの好きなように作ることができ、ゲストの方からもたくさん褒めていただけた、満足のいく招待状になりました。

ウェディングドレスはsophieetvoilaのCarinne

シンプルだけど背中が大胆に空いた、前後でギャップのあるドレスです。
ドレスがシンプルなので、ドット柄のベールや少し個性的な大ぶりのピアスを合わせました。

お色直しはClaire pettiboneのApril

ウェディングドレスに自分らしいドレスを選んだため、お色直しではガラッと雰囲気の変わる、意外性のあるドレスを選びました。

透け感のあるトレーンと胸元からストラップにつながるお花の刺繍、幸福感溢れる淡いピンクの色味に心奪われ、試着に付いてきてくれた母と意気投合して決めた一着です。

新郎衣装はタキシードではなくオーダースーツにしました。

生地からボタン選びまで試行錯誤しましたが、ぴったりサイズのスーツをレンタルと変わらない値段で作ることができ、大満足でした。

お色直しの際は、くすみイエローのシャツとペイズリー柄のネクタイにチェンジし、拘ったグリーンの裏地が見えるよう、ジャケットなしで入場しました。

ウェディングドレス、お色直しのドレスの両方に合うブーケをお願いしました。
ぴょんぴょん感、もふもふ感が可愛らしく、甘くなりすぎない絶妙な色味がお気に入りでした。

テーマカラーはブラック×ホワイト×ゴールド×ブラウン
（×ちょこっとくすみグリーン）

自分たちらしく過ごせる、肩肘張らずにゲストがリラックスして楽しめる空間にしたかったため、飾りすぎずにシンプルな装花にしました。

高砂には敢えてお花ではなく枝をメインに。

思い描いていた理想がぎゅっと詰まった空間に一気にテンションが上がりました。

会場装花と同様シンプルなケーキに。

外からはわかりませんが、カットすると左右でショートケーキとチョコレートケーキの2種類に分かれています。
私自身はチョコレートケーキが好きなのですが、サンクスバイトを父にする予定があり、父の大好きなショートケーキを食べさせてあげたい！という思いから、二つの味が楽しめる欲張りなケーキが完成しました。

友人スピーチ、余興などはお願いせず、極力ゲストに負担をかけない形の披露宴を意識しました。
コロナ禍にもかかわらず、来てくださったゲストの方々に最大限のおもてなしをしたい、という思いで、料理をゆっくり楽しんでもらえるよう、歓談メインの披露宴に。

お色直し入場時には各テーブルにプレゼントボックスを配布し、退場後に開けてもらう演出を企画しました。
ボックスの中身は、酔い覚まし用のお茶（夫の地元産）とゲストひとりひとりへ宛てた手紙です。
お茶には「プレゼントがお茶？！」と笑いが起こっていたようですが、手紙には涙していた友人もいたようで、演出としては成功だったかと思います！

当日のヘアメイクは全部で3パターン
挙式、披露宴入場、お色直しで雰囲気が変わるようにお願いしました。

挙式はつるっとしたシンプルなシニヨン。
メイクは極力ナチュラルに。

宴前チェンジでは2本のポニーとくるくるの前髪で個性を爆発させました！
ちょっと個性的過ぎるかな...と思ったりもしましたが、ゲスト受けが良く、女性からも男性からも好評でした。

お色直しはアシンメトリーな編みおろしにブーケと同じお花を散らしていただきました。

ヘアチェンジすると雰囲気も変わり、同時に気持ちも切り替わり、ヘアメイクのパワーを感じました。

ウェルカムボードは2種類作成しました。

会場入り口には前撮り写真のウェルカムボード、
待合の前にはアクリル板に手書きで書いたウェルカムボードを。
コッパーフレームに憧れていましたが、自力では作れなかったため、ハンガーラックを使用しました。

プロフィールブックの代わりにwebサイトを作成しました。
受付で配布するコロナ対策グッズの中のマスクケースにQRコードを貼り、そこから読み取ってwebサイトを見る形式に。
サイトには席次表も貼付し、そこで座席を確認してもらえるようにしました。
作成に時間はかかりましたが、ペーパーレスで節約もでき、挙式までの時間を楽しみながら過ごしてもらえる工夫として、やって良かったです◎

プチギフトはお互いの地元の名物お菓子の詰め合わせに。
ラッピングは自分たちで行いました。

来てくださったゲストとの縁をこれからも大切にしていけるよう、それぞれの地元の丸いお菓子（「円」と「縁」をかけて...）を選びました。

As we are

自分たちらしく、そして、来てくれた人たちに最大限のおもてなしと感謝を伝える1日にすること

これが、結婚式の準備を始めた日から当日までのふたりの共通の想いでした。

コロナにより世の中がどんどん変化していく中で、結婚式をしても良いのだろうか、ゲストは来てくれるのだろうか、無事に行えるのだろうか、とたくさんの不安がありました。
残念ながら来られなくなってしまった家族や友人がいたり、思うようにできない、進まないことも多くありました。
しかし、実際に当日終えて思ったことは、「結婚式をやって良かった」、この一言に尽きると思います。
その日のその瞬間だけは、コロナ禍でどんよりとした空気も吹き飛び、大切な人たちと過ごす幸せな時間が確かにありました。
共に時間を過ごしてくれたゲストからも、「行ってよかった」「いい式だったね」という言葉をもらうことができ、良い思い出だけが深く心に刻まれました。

式を終えて数ヶ月経った今でも、あの時感じた温かな気持ちは鮮明に思い出されます。きっとこれは何年経っても変わらない、一生の宝物なのだと思います。

先の見えない日々が続いていますが、これから結婚式を控えている花嫁様が、幸せな1日を迎えられることを心より願っております。