幸せからのどん底、最後は最高に幸せな日が待っていた

結婚式をすると決まった時から、淡い紫のドレスが着たいと思っていました。しかし、いざ試着してみるといつもの私の雰囲気とさほど変わらずインパクトに欠けるなと思い、違う色のドレスも考え始めました。3店舗目で、ふと目に止まったドレスがあり、試着してみるとこれだ！！とビビっときました。運命のドレスとはこういうことかとその時思いました。色もシルエットもデザインもお気に入りのドレスが見つかり幸せな気分でした。

式場提携の店舗を回りましたが、なかなかこれだ！と思うドレスに回りあえず困っていました。3店舗目でようやく、2着いいなと思うドレスに巡り合え一安心。でもここからが長かった…。その2着で迷いに迷い、もう1度母も呼んで試着させてもらうことにしました。デザインはどちらも気に入っていたので、私の広い肩幅と小胸が気にならず、綺麗に見える方に決めました。決めたドレスの方が値段が張ったので申し訳ない気持ちでしたが、母が"お金のことは気にしなくていいから、一生に一度、1番気に入ったドレスを着ていいからね"と言ってくれ胸がいっぱいになりました。当日、ベールダウンをしてくれた母は、涙ぐみながら抱きしめてくれ、大きな愛に包まれた一生忘れられない瞬間となりました。

結婚祝いにと高校生の妹が作ってくれました。
デザインも全部考えて、沢山刺繍をしてくれ、一針一針縫ってくれたことを思うとすごく胸が熱くなりました。
結婚式を延期したので、また延期しても大丈夫なように、日付は入籍日を入れてもらいました。
心のこもった大切なリングピロー、今はリビングに飾って腕時計置きとして使っています。

ドリンクメニューは、飲酒しないゲストもたくさんいたので、ノンアルコールも種類豊富な1番上のランクにしました。色々頼んでたくさん飲んだよー！と言ってくれて、ランクを上げて良かったです。
料理は私達目線で、これが出てきたら嬉しいと思うものを選んだので(妥協しなかったので)高くなってしまいました。料金ごとにメニューは決まっていましたが、プランナーさんにお願いして料理を入れ替えてもらって特別メニューにしました。ここは夫が料理と料金を交渉してくれて助かりました。
お見送りの時に沢山の方から、料理がすごく美味しかったと言ってもらえて、喜んでもらえて嬉しかったです。

幸せからのどん底、最後は最高に幸せな日が待っていた

コロナの影響で、6月から11月に延期をしました。11月もギリギリ第3波が来る前にできた事、幸運でした。できるかできないか、もし感染者が出てしまったら、ハラハラしながら準備をすすめてきました。全ての演出においてリスクを考え、
マスク着用を演出前に呼びかけ、ムービーにも対策入れる、ペンの使い回しなし、換気はできる時は常にする、などです。こんな状態で当日楽しめるのか心配でしたが、マスクをしていてもみんなの笑顔と祝福が伝わってきて、最高に楽しい幸せな1日となりました。家族への感謝がしっかり伝わった事、両親の涙、それがなにより結婚式を挙げて良かったと思った瞬間でした。
このご時世じゃなかったら、と思う事は沢山あったけれど、このご時世だから人の温かさや愛情をいつもより深くしっかり受け取れたんだと思います。結婚式って素晴らしい！！