クラシカル&アンティークな大人婚〜アットホームで和やかに楽しく〜

結婚式まで時間がなかったので、行きたかったドレスショップの予約が取れなかったり、下調べが間に合わなかったのは正直少し悔いが残ってます。しかし、ウエディングドレスに憧れていた頃から″ハツコエンドウ″は絶対着たい！！と思っていました。幸いなことに椿山荘はハツコエンドウと提携していたので、すぐに予約をお願いして試着に行きました。その予約まで少し時間があったので、気になるドレスショップの予約ができる限りは試着に行きました。ウエディングドレス姿は当日まで新郎に見せないと決めていたので、母に毎回付き合ってもらい許された時間の中でたくさん試着しました。
最初は袖があるドレスやフワフワのドレスがいいかなと思ってましたが、試着するとデザインや好みがわかってきました。背も低かったこともあり袖はない方がバランスがいい事に気づき、最終的にはどの生地感にするか、ボリュームはどのくらいにするか、ドレスの長さはどれくらいかで迷いました。
またインポートか日本のブランドかでも全くパタンやデザインが異なり試着すればするほど悩みましたが、最終的には会場やチャペルに合うデザインを重視して、ずっと憧れていたハツコエンドウの1着に決めました。
それは、トレーンが3メートル程ある、ミカドシルクの生地。
厳かな椿山荘の雰囲気や長いバージンロードのチャペル、年齢的なことを考え、大人クラシカルなドレスにすることに。胸元はハートカットになっており、ひとつひとつ手作業で施されている刺繍とビジューの繊細なデザインにも惹かれ、これしかない！と母、ドレス担当者さんと満場一致で決まりました。
ミカドシルクが着れるのもやはり一生に一度しかないだろうと思い運命のドレスに出会うことができました。
素敵なドレスがたくさん試着できたことは本当に幸せでした！
いつか後撮りなどでまた違うタイプのドレスが着れるといいなとは思ってます（笑）

くすみカラーのカラードレスにしようと思っていました。くすみカラーでもどの色にするか迷っていました。その中でもやはりハツコエンドウのソフィアのブルーには憧れはずっと抱いてました。でも他のも気になる…とこちらもウエディングドレスの試着と一緒にカラーもいくつかのドレスショップで試しました。たくさん試着すればする程やはり悩むばかり。でもここでソフィアにしなかったらやっぱり後悔するかな…と思ったり。
でもやはりソフィアを試着したら「これだ！」と思い決めました。
ずっと憧れていたソフィアのブルーが結婚式当日に空きがあったこと運命でした。不動の人気ということで空きがなく諦めなくてはならない花嫁さんもいるとのことで本当にラッキーでした。
ゲストからもソフィアのドレスは大好評だったので、夢が叶ったのでとっても嬉しく幸せな時間でした。

挙式と披露宴入場はヘアスタイルを変えたい！トーク帽は絶対にかぶりたい！という思いが強くありました。
ドレスに合うトーク帽がなかなか見つからずネットでたくさん探したり、色んなお店をまわりました。
ようやくネットで見つけたクラシカルな雰囲気のトーク帽をゲットできました。
正直間に合うか不安でした（笑）
ピアスは前撮りをしたお店にとっても可愛いピアスがありずっと気になってました。ドレス、カラードレスが決まったあとにやっぱりあれだ！と思い購入しに行きました。
ウエディングドレスに合わせたピアスは、土を固めて作られた繊細なデザインの真っ白な石のピアス。カラードレスに合わせたピアスは、ビジューが施されたキラキラ輝くピアス。デザイン勝負のカラードレスに際立つピアスになりとっても好評でした。
ティアラ、ヘッドアクセは最初レンタルしようと思いましたが、料金が高くてびっくり（笑）数時間でこの料金は…と思い、購入する方向で考えました。
SNSで探しに探した結果、地元にとても可愛いウエディング雑貨のお店があることを知り、すぐに母と行きました。
小さいお店ですが商品がたくさんあり、とても可愛い店員さんがすごく親切にイメージを聞いてくださったり試着してくださったり提案してくれたりと対応に感激！！もちろん自分好みのアクセにも出会うことができ、そして何よりも料金にもびっくり！(お財布に優しい！)即お買い上げしました。
たくさん調べまくった結果どれも運命の素敵なアクセ達をゲットすることができ、ゲストからも大好評だったので時間をかけて探した甲斐があり自分でも満足できる仕上がりなり嬉しかったです。

緑の中で撮影したかったので、庭園で撮影しました。前から憧れていたCeuでお願いしました。人気の服部さんは直前だったので難しかったですが、東京店のスタッフさんも前撮りへの意気込みや熱意が素晴らしくあっという間に撮影が終わってしまいました。
終始笑いっぱなしで真面目な写真が一つもなかったことに少し悔いが残りますが、どれも笑顔で楽しそうだったので良しとしてます。

ブーケはどちらもクラッチのくすみカラーははずせませんでした。こちらも雑誌やSNSや卒花嫁さまの写真を参考にさせていただきました。都内の人気のお花屋さんもいくつも探し、予算や相場などと含め色々検討しました。実際にお花屋さんに行ってお店の雰囲気やお願いするとしたらどのような段取りが必要なのか、理想やイメージ通りに作ってもらった時の予算や配送なども含め伺いに行きました。総合的に見て、地元にある素敵なお花屋さんでお願いすることにしました。そのお店はアンティークな雰囲気を作るのがとても上手で普段から利用していることもあり、やりとりがしやすいことも決め手のひとつでした。理想のイメージ画像を元にアレンジを加えて作ってくださり、当日式場まで届けてくれました。
椿山荘はブーケ、ブートニアの持ち込みが可能なところもよかったです。
ただ式の日程が年末だったので、普段より仕入れが難しいかもしれないとのことでしたが、その中でもできる限りイメージに近い雰囲気、色合いでセンス溢れるブーケ、ブートニアを作ってくださったので、こちらもとても気に入りました。
せっかく作ってもらったブーケ、ブートニアを残したく、ウエディングドレス用、カラードレス用共にアフターブーケとして押し花にしてもらいました。

カラードレスのブーケと同じような雰囲気にしたく、くすみカラーでお願いしました。色味は、ピンク、紫、白、緑のくすみカラーとお伝えしました。中心に花のボリュームを持ってきてもらい、両端にグリーンとキャンドルを置いて温かみのあるかつナチュラルな感じでまとめてもらいました。
ゲストのテーブルクロスも温かみのあるゴールド系にし、ネイルにも合わせました。ゲストテーブルも華やかにしたかったので、花とグリーン、キャンドルで統一感を持たせました。当日まで装飾の装花は見れなかったのですが、想像以上に素敵に華やかにしてくれていたので大感激でした。ゲストからも大好評で気に入ってもらえたので嬉しかったです。

前撮りは和装しかしていなかったので、和装の前撮りの写真の中からウエルカムボードにしたい写真を選びました。最初はカメラ目線の写真にするか、カメラ目線ではない写真か悩みましたが、ウエルカムボードということでゲストをお迎えするという感謝の気持ちを表すためにカメラの写真にしました。
リゾートや前撮りらしいオシャレスポットの写真であればカメラ目線ではない写真にしていたかもしれません。笑
ウエルカムボードは手作りはやめ、インスタで探した素敵なクリエイターさんにお願いしました。

会場装飾アイテムは手作りで頑張ろうと2人で話し、パソコンが得意な新郎にレセプションボードをお願いしました。インスタや卒花嫁さまの画像などを参考にさせてもらい新郎は毎日作成に頑張っていました。
小物を探し回ったり、ネットで購入したりアンティーク感、クラシカル感が出るようにゴールド系でまとめたりと会場全体に統一感が出せるように心がけて作り上げました。

席次表、プロフィール、メニューはプロフィールブックにまとめました。前撮りの写真を使用して作成してもらいました。インスタを通して知ったセンス溢れるクリエイターさんにお願いをして作っていただき、ゲストからも大好評でみんな隅々まで見てくれたそうで嬉しかったです。
席札は椿山荘のペーパーアイテムのものを使用しました。
ドリンクメニューはみんながすぐに頼めるように各テーブルに置き、こちらは新郎が手作りしてくれました。

前撮りの写真をサンクスカードとして一緒に入れたかったので、モノクロのカードに合うプチギフトを式場のカタログから選びました。
プチパイでしたが、紙の包装だったので、透明のギフトバックとリボンを用意して前日に自分たちでラッピングしました。

生ケーキのオリジナルでお願いしました。
イメージ画像を見せながらパティシエさんと2度ほど打ち合わせを行いました。
フルーツは全面だけにあしらえ、生クリームに緩急をつけてもらい、デザインのある感じにしました。

ナチュラルな感じにしたく、丸太にケーキを置くことにこだわりました。
ケーキは三段にしたかったので、三段でお願いしましたが、三段になると下段のケーキが大きくなるためそのケーキが乗る丸太を探しても見つからず、結局3つの丸太を置くことにしました。
トップにはケーキトッパーを飾りました。また
私たちはサッカーが好きなので、サッカーをモチーフにしたケーキドールを置いて私たちらしさも取り入れました。
丸太とケーキトッパー、ケーキドールは持ち込みです。

ムービーは全部で3種類流しました。オープニングムービーと自己紹介ムービーは新郎が手作りをし、エンディングムービーは会場でお願いしました。
オープニングムービーは私たちの出会いから結婚に至る思い出の場所で撮影し、最後は椿山荘に到着して会場の扉を開いて披露宴が開始されるという流れで構成し、結婚式前に撮影にいき、新郎が全て編集しました。自己紹介ムービーは、生まれてから今までの写真をつなぎ合わせ、新郎、新婦、2人の馴れ初めの順で編集し、お色直しのドレスで再入場しました。
エンディングムービーは、お支度から披露宴途中までを会場の方が撮って下さり、披露宴の退場のあとに流してもらいました。
その中で流れるメッセージ等は事前に会場の方へお伝えしていました。

2つ手作りしました。
1つは、濱島ミカさんのモダンカリグラフィーのワークショップに参加させてもらったときに作ったローズクォーツのプレート。
もう一つは、ガラスケースに造花をアレンジして手作りしました。
挙式ではガラスケースの方を使用して、その後はウエルカムスペースに2つとも飾りました。

結婚式当日のネイルはウエディングドレス、カラードレスに合うデザインで考えました。SNS等や卒花嫁さまのネイル画像をたくさん参考にさせていただきながら自分の大好きなゴールド系でまとめて、会場の装飾とも合うようなデザインでお願いしました。The結婚式というようなデザインにはしたくなかったので、ゴージャスな中にも大人デザインでクラシカルな雰囲気にしてくれました。
前撮りの和装は白無垢だったので、華やかさを出したかったので赤系でまとめてくれました。いつも大人オシャレの素敵なデザインを提案してくださるネイリストさんにイメージだけお伝えしてお願いしました。
普段からセンス溢れるデザインをしてくださるので今回もとってもお気に入りでした。

クラシカル&アンティークな大人婚〜アットホームで和やかに楽しく〜

3つのテーマをコンセプトにこだわった結婚式。「クラシカル&アンティークな大人婚」「感謝」「アットホームで和やかに楽しく」
当日は朝8時からお支度でした。
新郎新婦それぞれ違う部屋にてヘアメイク開始。当日まで新郎には一切ウエディングドレス姿を見せていなかったので、当日のこの日まで内緒にしてきました。
イメージだけはなんとなく伝えていたものの、彼はそこまでイメージできていなかったようです。
ヘアメイクが開始されてるといよいよ始まるとドキドキワクワクしながらヘアメイクさん達が素敵に仕上げて下さり、和気あいあいと楽しくあっという間に支度が終わってしまいました。
そしていざファーストミート！カメラマンさん達が私以上に張り切ってくださり、どこからどう撮影するかしばらく話し合いながら盛り上がっていました。
新郎が下を向きながら部屋に入り、顔を上げて私を見ると割とさっぱりな反応（笑）さすがにドレスにはビックリしたようなので、トレーンの長さや普段とは違う私を色んな角度から見ては物珍しそうにしていましたが、感動するシーンはなし（笑）
そのままホテル内で撮影が始まり、緊張しながら色んな角度やポーズから撮影開始。段々調子に乗れてきた私たち。気づけばホテル内、庭園でたくさん写真を撮って大満足な状態に。その後親族紹介や親族撮影が行われ、いよいよ私たちと私の両親がチャペルの控え室にいくことになりいよいよ緊張がピークになってきました。緊張し過ぎて挙式の流れが全く頭に入らずでした。控室の横の廊下を通ってチャペルに入っていくゲスト達の声が聞こえこれまた緊張のピークへ。父と歩く練習する間もならないまま新郎がチャペルへ入場することになりお互い緊張と楽しみが入り混じりながら本番を迎えました。
父と入場する際もちゃんと歩けるか心配だったので、扉が開いた瞬間私の友人が何人も涙してくれていたのですが、一瞬もらい泣きしそうになりながらもやはり気になるのはバージンロードがちゃんと歩けるか…母にベールダウンをしてもらうときも母も緊張しており、感動はなく笑いあいながらのベールダウン。父と歩くことに不安と緊張でなかなか前が向けず、友人のいる脇を少し見ながら新郎の元へ。いざバトンタッチしようとしたとき新郎が見たことない程の大号泣をしており、ビックリしたのともらい泣きで私まで号泣。一気に流れが飛び、次何したらいいかわからない状態で今度は笑いに変わってしまい、神父さんが優しくこっそり次の指示をしてくれ安心しました。しかし新郎はまだ号泣（笑）ゲスト達もまさか！といった具合で感動と笑いが入り混じるような状況になってました。
無事ベールアップや指輪交換が終わり誓いのキス。新郎が前もって宣言してた通り長い長いキス！笑会場全体が笑いに包まれ私も長いと新郎の腰に合図し、また更に笑いに包まれて一気に温かい雰囲気になりました（笑）
退場では更に和やかになり、庭園でのフラワーシャワーもとても盛り上がり、天気にも恵まれたので、集合写真を撮りようやくゲストの方々とお話ができました。
たくさん写真を撮影したあとは、ゲスト達は庭園を通り披露宴会場へ。私たちは少し撮影をしたあと再びプライズルームへ。
挙式まであっという間に終わってしまい、なんだか嬉しいような寂しいような気持ちが既に込み上げてました。
披露宴ではヘアスタイルチェンジをしたので、再度ヘアアレンジをしてもらい、ずっとかぶりたかったトーク帽にチェンジ。
ゲストにはウエルカムドリンクを手にしてもらいながら、手作りのプロフィールブックを見てもらったり、ハートドロップスを書いてもらったりして過ごしてもらいました。
披露宴のオープニングは新郎手作りのオープニングムービーを流したあとに入場。扉越しにゲスト達の反応が聞こえ私たちのテンションも更に上がり入場！ヘアチェンジした雰囲気にも反響をもらいながら高砂に。
上司から祝辞、乾杯の音頭をとってもらいお食事がスタートし、ゲストも楽しんでくれている雰囲気を見るのも楽しんでいるのも束の間、ケーキカットになり、ファーストバイトも無事に終えるとすぐに中座になり、ここまでもビックリするほどあっという間でした。
弟と退場し、カラードレスにチェンジ。新郎も一色チェンジ。
お色直し後の再入場も楽しんでもらいたかったので、クイーンの曲で会場を盛り上げ、全テーブルでフォトラウンドし、ゲストと話せる至福の時間でした。
そのあとは新郎新婦からそれぞれ1組ずつ余興をお願いし、新婦はムービーのお祝い。新郎はバブリーダンスで大盛り上がり。終始ゲスト達から大きな笑い声が聞こえるほどみんなが楽しんでくれていたので幸せでした。
両親への手紙を読み感謝の気持ちを伝えお開きに。ゲストからも反響も多く楽しんでくれた結婚式となり本当に幸せな1日となりました。