Welcome to the Homeparty

会場を決めた1ヶ月後の7ヶ月前に初回の試着へ行きました。行ったドレスショップはBARNの敷地内にあるfoursis&COです。どういうドレスにするかイメージは決まっていたので、初回は直感で着たいものを4着ほど着ました。試着は全部で3回行ったのですが、1番初めに着たドレスがずっと候補に残っていました。それで決めるという時に、担当の方が私に似合いそうだからと用意して下さったインポートドレスがかなり好印象で結果こちらに決めました。
ドレスが決まったのは式の4ヶ月前。
中のドレスがマーメイドで上から総レースを羽織るという珍しい形にとても惹かれました。マーメイドの雰囲気が強くなりすぎず、スタイルも良く見える所が気に入っています。中のマーメイドドレスがベージュなのもポイントが高かったです。レースが所々立体的になっていて、繊細かつナチュラルな雰囲気が、私たちの1日のイメージにぴったりでした。

自分たちらしさを少しでも取り込みたかったので、アクリル板とシーリングスタンプはやりたいなとざっくり考えていました。裏テーマが〝ゲストと一緒に〟だったので、dress codeを設定することに。想い出に残るといいな、準備する段階から楽しんでもらいたいなと思いながら案内を制作しました。
細かなこだわりですが、開けた時に香りがするように私たち2人が好きな日本酒の香りがする香水をシュッとしました。

メイン装飾は、テーマである〝straw〟を表現して頂きました。結婚2年目の日＝藁婚式なのでそのままの意味でstrawです。
テーマカラーはブラウン・ベージュ。
お気に入りは藁のみで作って頂いた高砂の藁ソファです。周りには木やパンパスグラスを大胆にデコレーションして頂きました。
ゲストが集まって来やすく、私たちもゲストの元へ行きやすいソファにする事は当初から決めていました。テーマの話をするとソファを藁で作れると提案して頂き、披露宴での前例が無いにも関わらず実現して頂きました。
ゲストテーブルはゲストに仕上げてもらえるように 花器だけ設置し、フラワーマルシェという形で好きなお花を選んでテーブルにつく際に飾ってもらうような演出にしました。初めから置いていたものはブーケと同じナンキンハゼと赤い実がなっているサンキライ 。マルシェに並べた花は、道で摘んできたような華奢な花にしました。
そしてゲストテーブルは流しにしました。理由は みんなの顔がしっかり見えるように。そして私たちがふら〜っとみんなの所へ行きやすいように。
ベースの枝物の中に華奢な緑のお花、そしてくすみピンクの花を用意していたので、グループごとに 少しずつ個性が出ていて見て楽しかったです。

ずっと手にしている物なので、ブーケもテーマを表現している物にしたいと決めていました。ドライフラワーのブーケ等は最近よく見るのですが、花ではなく枝だけの物は見た事がなく可能なのかと思い相談してみると、出来るとの事だったのでお願いしました。存在感も抜群で、友人達も初めて見たと絶賛してくれました。
ドレスはナチュラルな物にしており、お色直しの際はドレスは変えず上からニットを羽織ったので、どちらのスタイルにも合ってとてもお気に入りです。

私たちはゲストと一緒に過ごせる時間を大切に演出を考えました。まずは私がお支度中、ゲストルームで新郎からゲストへウェルカムジェラートのサービスを。挙式後はブーケトス等はせず歓談・写真撮影の時間にしました。遠方から来てるゲストも多かったので、余計な荷物は増やしたくなかったのと、ゲストとの時間を多く取りたかった為です。
ゲストテーブルは、フラワーマルシェという形でゲストに仕上げてもらえるように。ウェディングケーキは、その場で完成形にさせるカラードリップにしました。引菓子は5つ用意し、その中から好きなものを3つ各自選んでもらえるよう、引菓子マルシェという形にしました。
披露宴では余興等を一切無しにし、ゲストテーブルにお邪魔して、一緒に料理を頂きました。料理のタイミングに合わせて3箇所移動しました。私自身が 式に参列した際、新郎新婦と話せなくて残念と思い帰る事がほとんどです。折角来てくれたのだから沢山話したいし写真も撮りたい と思い取り入れてみました。やって良かったこと第1位です。

挙式時はきっちり、お色直し後はふわっとギャップを強くつける事に拘りました。
挙式時ヘアは、aokiyuriさんのイヤリングをメインにしたスタイル。ワイヤーを入れて作ったうねりが
ポイントです。ヘアアクセは一切無しにしました。
お色直し後は、とにかくふわっふわに。そしてスモークツリーを少しつけてもらい、ふわふわ感を演出してもらいました。耳にはシルバーとパール付きのクリアのイヤーカフをつけました。
担当の方がとても好みが合う方で、こういうのはどう？好き？等お喋りしながらつくって下さいました。とても楽しかったです。
ヘアメイクリハは絶対にやった方が良いと思います。必ずしも思っているスタイルが完全に伝わるとは限りませんし、当日初対面より何度かお会いして仲良くなっていた方が安心だし楽しくもあります。

ウェディングケーキは白の円柱に薄いパープルのお花を散らばせてもらいました。ドリップセレモニーをするので元のケーキはシンプルに。
ゲストと一緒に を裏テーマに掲げていたので、ケーキをその場で完成形にさせるカラードリップにしました。金箔入りのクリアパープルなソースがとっても可愛いくて気に入ってます。

元々前撮りはしない予定だったのですが、お声がけ頂き撮影して頂きました。amberさんの世界観に浸れた最高の1日でした。モニター撮影という事もあり、撮影チームの方々のセンスのままに仕上げて頂きました。ドレスやブーケ全て好みなものばかりでとても楽しかったです。
ヘアスタイルは式当日はやらないかなと思い、リボンを使った個性的な髪型にして頂きました。存在感あるスタイルですごく気に入ってます。

お見送りの際に渡すギフトはmoogyにしました。カフェイン0でハーブや生姜がブレンドされている麦茶です。愛犬が、むぎちゃという名前なので即決でした。そしてもう一つ。当日撮ったゲスト1人1人との写真をチェキに印刷して渡しました。ゲストとの時間を大切に という事を1番に考えた日にしたいという思いで色んな演出をしたのですが、それを形にして残したいと思いチェキにして渡す事にしました。ゲストテーブルにお邪魔して食事をする際に、全員と写真を撮る事を2人で決めていました。moogyに付けたタグは珈琲で染めました。
〝素敵な1日を .. 〟のような意味を込めています。

Welcome to the Homeparty

当日は雨予報で、前日まで雨が続いていたのでとても不安でした。ガーデンを使った演出が多かったのと、愛犬も当日一緒だったので願いを込めて1週間程前に気象神社でお祈りしてました。朝起きたらまさかの大晴れ！気温も高くむしろ暑いくらいで本当に心から楽しめると安心しました。
当日私は全くと言って良いほど緊張感なし。お支度が始まれば担当の方とお喋りしながら楽に過ごしてました。遂に始まるとなってからはあっという間に時が過ぎていき本当に楽しかったです。
挙式・披露宴と語り尽くせないほど楽しく、幸せな時間でした。特にこだわっていたゲストと過ごす時間を多く取ること。挙式は人前式にし歓談や写真の時間を作ったり、披露宴では一緒に食事を取れるよう構成したり。
とにかく楽しくて忘れられない特別な日になりました。