Be Our Guest （元プランナーの大人花嫁によるこだわりwedding）

フォトグラファーは
maRthgraphyのeijiさんにお願いしました。

結婚が決まるずっと前から
絶対にeijiさんにお願いするんだ！と
心に決めていたので、
式場が決まった後1番に空き状況確認しました。

たまたま運良くeijiさんが空いていて
スムーズに日程おさえられましたが、
お願いしたいクリエイターさんがいたら、
式場決定時に空き状況確認したほうがいいです…！

eijiさんは撮るのが本当に早くて。
今までのご経験もありますが、
見えてる世界を
カメラを通じて切り取るのが早いので
1箇所で長居せず、
1秒も無駄にしない感じ。

例えるなら
アトラクションに乗ってる気分です。
（ずっと楽しい！）

その後
結婚式当日撮影だけでなく、
丸の内での前撮りも
スペインでの後撮りも
eijiさんに担当していただくことができ、
すべて私たちの大事な家宝です。

※スペインでの写真もここで載せさせていただきます。

ウエディング業界で仕事をしていたためドレスを着る機会が多く、試着前は"マーメイドがいいかな"とざっくり希望はあったのですが……
マーメイドやスレンダーラインのドレスを中心に試着を開始したところ、「これがいい！」という1着がなかなか見つからず。

そこから毎週のように色んなショップへ試着に行っては"だめじゃないけど…"と、もやもやしていました。ついにはAラインのドレスも試着し始めて、気付いた頃には完全にドレス迷子に。夫には完全に内緒でしたし、担当プランナーさん決定前で式場にも相談しにくく、でも妥協したくない。大海原を彷徨ってるような感覚で漠然と不安でした。

そんな時に行ったのがnumber.5。
"ここに無かったらしばらく試着は休もう"という気持ちで訪問しました。

スタイリストの米澤さんに希望のイメージや今までの試着の写真を見てもらい、「似合うと思うんです！着てみてください！」と、おすすめしてもらった1着を着てみることに。

シンプルなスレンダーラインで、背中の空き具合も反り腰気味な私の体型にちょうどよく、両肩の大きなリボンがアクセントになっているYolancrisのDOLCというドレス。

初めて見るデザインで大きなリボンが可愛く見えてしまわないか心配だったのですが、試着したときに心の温度があがった感じがした唯一のドレスでした。

その場では決定せず、プランナーさんやヘアメイクさん、そして私のことを知りつくしてる母にも写真で相談し、背中を押してもらうかたちで無事にドレスが決まり、ただただ安堵。

ハネムーン先のスペインのブランドという点も良いなと思えたポイントです。

ヘアメイクは湖山結衣さんにお願いしました。

今までヘアメイクをしてもらう機会があったときに、好みのようにならないことが多く…
やってもらったことがないのにヘアメイクさんを決めなきゃいけないというのが本当に不安でした。

何人かのヘアメイクさんに空き状況を問い合わせしたのが1年前。その時点ではみなさん空いていて、素敵な方がたくさんいるからこそ、慎重に悩みました。
普段のインスタの投稿で感じる人柄やスタイリングの好みが近い方がいいなと思い、迷って迷って結衣さんに正式にお願いできたのが8ヶ月前でした。（閑散期の1月とはいえ奇跡的に空いていて本当良かったです）

そこから結衣さんはドレス選びや担当じゃないのに前撮りのヘアメイクの相談にものってくれて、1人で孤独に悩んでいる時に何度も助けられました。私の好みをすぐに理解して違うものは違うとハッキリ言ってくださるので、やりたいことをブレずに貫けたのは結衣さんのおかげだと思います。

1ヶ月前のヘアメイクリハの時には、いくつかやってみたいイメージ写真をもとにどのスタイルをどのタイミングでやるのが良いのか相談しながら決めていけて、納得と安心の時間に。
式前の美容院でのリクエスト方法はもちろん、アクセサリーのバランス、普段のメイクのアドバイスもしてくれて、人にメイクしてもらうことへの不安を忘れてしまうくらいとても楽しいリハでした。

当日は3パターンをお願いしました！
挙式▶︎大ぶりウェーブのダウンスタイル
パーティー入場▶︎ローポニー
スタイルチェンジ▶︎ストレートのハイポニー

1番お気に入りは挙式スタイル。
あえて挙式でダウンスタイルにしたのは
結衣さんのご提案です♡

アンダーズらしい洗練された感じと
韓国み（大人花嫁バージョン）で、
思ってた以上のものを作ってもらえたと思います。

忙しい中、連絡のレスポンスも早くてびっくり。

準備期間から花嫁と一緒に伴走してくれるヘアメイクさんに担当してもらえて心強く、本当によかったです♡

前撮りイメージは「王道」

結婚式とは違う雰囲気にしたいと考え、
私が思う王道を叶えてくれるクリエイターさん達に
お願いしました！

▶︎ロケーション
→日本橋・丸の内周辺
▶︎ドレス
→amuse vie bridalでレンタルした
　Galia LahavのAライン
▶︎タキシード
→TUXEDO STATIONでレンタルした
　ブラックタキシード

▶︎カメラマン
→maRthgraphyのeijiさん

結婚が決まるずっと前から
eijiさんの撮る世界観のファンだったので
この時にはすでに
当日の撮影をeijiさんに依頼してました！

今回前撮りで
eijiさんの撮影の仕方
（スピード感や私たちへの声掛け）や、
お人柄を知れて
ますます当日撮ってもらうのが楽しみに！

夫がかなり人見知りなので
事前に顔合わせできたのも良かったです。

ヘアメイクはATREN DEUさん。
ヘアを野口さん、メイクをsatomiさんが担当してくださいました。

人にやってもらうと
コンサバ系の派手顔になりがちなのですが
その悩みを細かくヒアリングしてくれて
理想のメイクになって感動でした！

丸の内周辺は風が強く、
ふわふわダウンヘアにすると顔にかかるかもと
事前にお話しがあり、
元々思っていたスタイルと異なりつつも、
イメージを崩さずに2スタイルを作っていただきました。

実は前撮りはスムーズにいきませんでした。

プロの方々にお願いしていると
言わなくても良くしてくれると思いがちですが、
多少言いづらくても
やりたいことや悩みはしっかり伝えるべき！と
前撮りの経験を経て学びになりました。

結果的に満足いくものになったのは
今回お願いしたクリエイターさん達のおかげです。

これからの方におすすめするとしたら、
前撮りは早めに行なった方がいいです！

何かアイテムを作るとき、
プライベートの写真よりも前撮りの写真の方が
ウエディング感もあるし
まとまりがあって素敵に見えます。
私は
ウェルカムスペースやプロフィールブック、
WEB招待状に使用しましたが、
4か月前に撮影したので前もって準備できず
少し大変でした。

前撮りは必ずやるものではないと思いますが
私の場合は総じてやってよかったです。

Illustratorで
▶︎プロフィールブック
▶︎ウェルカムボード
▶︎エスコートカード
▶︎thank youカード
▶︎テーブルナンバー
を作成しました。

1番のこだわりは「プロフィールブック」

定番なプロフィール紹介に加え、
選んだ料理について
新郎によるおすすめポイントを紹介したり、
アンダーズの紹介、
なぜアンダーズを選んだのかなど、
全20ページをオリジナルで作成しました。

新郎の実家の愛猫ちゃんが
ちょこちょこ登場してるのがポイントです！
背表紙の手をみんな触ったらしい笑。

入れたいカラーは
「orange」「green」「dustypink」

通常アンダーズの装花の打ち合わせは
1）libertéの担当の方に希望伝える
2）希望をもとにデザインシート送ってもらう
3）4回目の打ち合わせでサンプルアップ

ですが、
デザインシートで希望と異なる部分があり
プランナーさんの提案で
再打ち合わせをしてもらいました。

好みに近い色味の写真を持参し
・可愛いよりも大人っぽく
・かっこいいのが好き
・モード感出すと新郎の雰囲気と違う
・よくあるとか見たことある感じは嫌
といった
ふわっとした希望と、
アイビーのようなツタ系よりも
ユーカリやオリーブみたいなグリーンがいいなど
好き嫌いもがっつりお伝えしました。

その後のサンプルアップでは
花器の色を変えてもらったり、
淡いピンクを外し、
濃いめの花を締め色にしてもらうなど
まだ微調整。
「もうこれで違っても後悔ない！」と思えるまで
プランナーさんの協力も得ながら話し
当日を迎えました。

扉を開けて
仕上がったパーティー会場をみて
夫と2人で感激したのを覚えています！

頭の中のイメージを言葉にするのは
すごく難しいですが、
プランナーさんにもlibertéさんにも
とことん寄り添ってもらえて後悔なしです！

料理とドリンクはゲストの満足度に1番繋がるので夫婦ともにこだわった部分です。

アンダーズはプリフィックススタイルなので
コースを私たちで組み立てるために
約3か月前に試食会を予約します。
※試食会といいますが、がっつり有料で昼間にフルコース食べます笑。忘れた頃の式後の精算時にきっちりお支払い。

夫は試食しながら
ひたすらメモと採点。
（料理関係の仕事ではありません）
プロフィールブックにそのメモをもとに
おすすめポイントを掲載したので
ちゃんと役立てました！

私たちが2人揃って感激したのはスープ。
プラス料金のメニューでしたが、
スープが目の前で注がれ
オマール海老の香りで会場いっぱいになり
ゲストに喜ばれた逸品でした！

また、お肉のソースはシェフにお願いして
食べやすいソースと柴漬けのソースの2種類を
付けてもらいました。
食事後半でお腹いっぱいになってきている時
ソースで味変したら最後まで楽しんでもらえるかなというのと、柴漬けが苦手なゲストがいたためです。

ちなみにウエディングケーキ無しで
十分なボリュームです。

アンダーズの料理は味も量も満足度が高く
ゲストから美味しかった報告を
たくさんもらいました！
サービスもとてもスマートだったと言われ
それも自分が褒められたかのように
嬉しかったです♪

また、ドリンクは4つ既存のコースがあり、
私たちは乾杯酒がヴーヴクリコで、
ウェルカムパーティーで軽食がでるコースを
選びました。
ゲストからヴーヴクリコで
まずテンションあがった〜と言われ
ちゃんと選んで良かったです。笑

ドレスを1着に対して、「挙式」「パーティー入場」「スタイルチェンジ」の3パターンのコーディネートをしました。

挙式では
PELLICOのDAMAシリーズの3cmヒールを👠
2人で静止して並んでいるところを後ろから見られる時間が長いので、あまり身長差が目立たないように。（夫との身長差3cm）
また、主役になりすぎない、長く愛されるような洗練されたデザインを意識して探しました。
（BUYMAで初回購入だったためすぐに使えるポイントももらえました✨）

パーティー入場ではメッシュ素材のショートブーツ、スタイルチェンジでは深めのグリーンのパンプスに履きかえて、遊び心を。ヒールも7cmくらいあって、自分自身も挙式の時とは違うパーティーのわくわく感を味わえました！

実はパーティーでの2足はSHEINで見つけたもの。
かなりコスパよかったです。

「ウエディングケーキ」致しません
「花嫁の手紙」致しません
「普通のテーブルラウンド」致しません
「プロフィールムービー」致しません
「席次表作成」致しません

やったことは、

▶︎ゲストテーブルに私たちの席を設け
一緒に食事したり写真を撮ったり喋ったり、
ゲストとゆっくり過ごす時間をつくりました。
→時間が経った今でも、誰と何を喋ったか鮮明に覚えてますし、ゲストもふたりから来てくれるの嬉しいと言ってもらえて、やって良かった演出でした。

▶︎ウエディングキャンバスを実施。
→名入れを宴中に行ないました。慣れない筆と絵の具がのらずうまく描けなかったけどそれも思い出です。

▶︎サンクススピーチを実施。
→当日は私の誕生日だったので「大切なみんなと一緒に過ごせることにありがとう」を伝えるサンクススピーチをしました。明るいイメージだったけど、思っていたよりもしっとりシーンになりました笑。

▶︎いうてもうっすらコロナ禍。出欠席が直前まで読めないと思い、席次表ではなくエスコートカードにしました。

▶︎クリエイターさん達へのありがとうタイム。
→プランナーさんを始め、みなさんへ一言ありがとうを言う時間を夫発信でやることに。ゲストが置いてけぼりにならないか心配でしたが、みんなから「とても素敵な時間だったし自分もやれば良かった〜」と言ってもらえました。みなさんに同じアロマキャンドルをプレゼントしてます。

夫側は少しお固めだったり
夫も含め
王道なウエディングしか参列してない人が多いかなと思い、
大きな流れは王道に。

だけど王道な演出をしていないからか、
ゲストからは
「ふたりからのもてなしが伝わった」とか
「今までにない感じがとても良かった」と、
こちらが感謝したいのに
素敵な感想もらえてほっとしてます。

行ったサロンは目黒にある「HAIVE」です。

普段エステやジムに行ったりするタイプではなく、
ホームケアのみ。（しかもほぼドラコス派）
でも準備頑張ったご褒美にと、
式の2日前に駆け込みエステへ行きました。

なにより即効性重視とはいえ、
美容の知識がある方ではないので
相談しながらコース内容を選択できる
オーダーメイドコースにしました。

内容は、
▶︎ハイフとウェーブ
　フェイスラインをすっきり！
　（写真お恥ずかしいけど一回でこの違い）
　しかも全く痛くないんです。びびってたのに。

▶︎クリスティーナのハーブピーリング
　くすみ、むくみ、毛穴ケアなどの
　肌トラブルを改善してもらいました✨

約2時間くらいの施術でしたが、
目に見て分かる効果がありましたし、
結婚式当日には
お肌の内側から潤いを感じられました！
忘れていた感覚。
（すっぴん写真を撮りたくなるくらいのツヤ）

フェイスラインをデザインしてくれる、頼れるサロンです✨

ブーケはコーディネートに合わせて
3種類
すべて母と一緒に束ねました。

今まで友人のブーケを何度か作成したことがあり、
美大出身でセンスの良い母にも協力してもらっていたので
自分の結婚式のブーケブートニアは母と一緒に作成するのがひとつの夢でした。

3つの詳細はこちら▼

挙式は
海外ウエディング風に
真っ白で小ぶりのラウンドブーケ💐

パーティースタートでは
グリーンメインのボリュームアームブーケ💐

スタイルチェンジで
ざっくり束ねた抜け感のあるクラッチブーケ💐

席札は持ち帰りできる物がいいなと思い、
Maison AOTANさんの巾着席札にしました。

レジンにも挑戦したのですが、
少しななめになってしまったり
小さな気泡も気になってしまい直前で却下。笑

いろんなレジンを試して
苦労したのに！と思いましたが、
さっと諦めるのも大事です。

当日は巾着に
抗菌ウェットティッシュを忍ばせてます。

Be Our Guest （元プランナーの大人花嫁によるこだわりwedding）

私たちは結婚式にテーマを設けず、
大事にしたいキーワードを軸に準備をしました。

準備中に心に留めていたキーワードは
「おもてなし」
「大人」
「not 主役」
「not 王道」

その中でも
1番こだわったのは1人1人へのおもてなしでした。

私たちは2人とも30代でゲストも大人なので、
参列経験はもちろん、結婚妊娠出産を経て久しぶりに羽を伸ばせる友人、独身の友人や妊娠中の友人などなど、みんなそれなりに多くを経験し色んな立場にいる人ばかり。

そんなゲストに関わる料理やドリンク、引出物、装花などのアイテムを選ぶのはかなり悩みました。

例えば、引出物はビール好きの友人にはRIEDELのビアグラス、サウナ好きの友人には使いやすい薄手のタオル、日頃お世話になっているお酒好きの会社の方には錫のカップなど、なぜそのアイテムを選んだのか理由を言えるくらい妥協してません！

1人1人におもてなしを感じてもらえるかを考えながら選んだのは、当たり前かもしれませんが1番こだわったことです。

もうひとつ、
私たちの結婚式が成功した要因は
プランナーの夏原さんです。

心配性でめっちゃ喋る元プランナーの私の話をまとめ、
結婚式無関心で全然喋らない夫の希望を引き出し、
提案しながら一緒に考えて形にしてくださいました。

人見知りでなかなか心を開かない夫は
いつの間にか夏原さん推しまくり笑。

2人だと私が一方的になってしまい
うまく話し合いができなかったのですが、
打ち合わせで夏原さんが一緒のときは
夫も考えを言う姿勢でいてくれてたので
お互いに思ってることを共有できる時間に。

それまで
「なんて言えば一緒に考えてくれるんだろう」
とモヤモヤ悩んでましたが、
夏原さんのおかげで
わたしの心の負担軽減になってました。

プランナー的に
愛され花嫁だったかはわかりませんが
少なくとも愛され新郎であったことは間違いないです。笑

そして個人的に感動したこと。
それは、
ギリギリまで新郎スイッチがつかなかった夫が、
新郎謝辞のときに
「形にしてくれたアンダーズの皆様にも感謝しているし、アンダーズを選びここまで準備をし私が結婚式っていいなと思えたのは妻のおかげです」と言ってくれたこと。

式後SNSでも
「もう一回やりたいわけじゃなく、
もう一度同じ時間をリプレイしたいな」と
言ってたり、
外食の際にはクリエイターさん達の話になったりと、
結婚式は彼氏彼女を夫婦にしてくれるだけじゃなく、
家族としても強くしてくれるんだなぁと
体感しています。

細かなハプニングはもちろんありましたが、
「あれが私たちの結婚式です！」と言えますし、
心から結婚式を挙げてよかったと思います。