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8ヶ月前には試着予約を始めたのですが、予約が取れない所が多く、3ヶ月前までドレス未決定でした。
いろんなドレスショップを回って30着ほど試着したのですが、これだ！という物に出会えず。

ただたくさん試着したおかげで自分の好きな形や好きな生地感が分かったので、最終的に自分のベストだと思う形をデッサンに書いて、セミオーダーしました。

会場の大人っぽい雰囲気に合わせてマーメイドドレスにしたのと、長いトレーンを付けて後ろ姿もポイントにしました。

招待状は結婚式の始まりだと思っているので、気合を入れて全て自分でデザインし紙の質にもこだわりました。

重ねた時に見えるように全て紙のサイズを変え、紙の色は落ち着いた色味で統一してボルドーを差し色にしました。

ボルドーの封筒にはゴールドのペンで宛名を書き、郵便スタンプもゴールドのインクで統一しました。
お祝いで頂いたお花をドライフラワーにして取っておいたので、それを使ってシーリングスタンプは自作しました。

あえて和紙でまとめて赤の紐で結び、和のテイストを混ぜました。

前撮りは和装と洋装の2回行いました。
スタジオでシンプルに撮ってもらうだけの予定でしたが、記念に浅草の雷門の前でも撮ってもらいました。
オープニングムービーの撮影も兼ねて千葉の海で行いました。
当日はカラードレスを着る予定がなかったので、カラードレスを選び、趣味のキャンプ道具や花火を持ち込み、私達らしい前撮りをする事ができました。
当日は写真を撮れる時間も限られているので、前撮りでたくさん写真を残すことが出来てよかったです。

アクセサリーはシンプルだけど一癖あるものがいいなと思っていて、挙式とお色直しではripsalisさんのハンドメイドのバロックパールのピアスを。
披露宴ではaokiyuriさんのイヤリングを重ね付けしました。
このイヤリングは左右違った雰囲気で見えるのと、変わったデザインなのに上品に見えるのでとても気に入っています。
お色直しの和装では、バロックパールのピアスに付け替えました。

リングピロー兼結婚証明書です。

古い足場板を再利用したもので、オーダーして作成して頂きました。
夫婦共に建築関係の仕事に携わっていて、結婚式にも建築の要素を取り入れたいと思っていたので即決でした。インテリアにも馴染みやすく今でも家に飾っています。

オレンジのシンビジウムやストレリチア、胡蝶蘭がアクセントにしたコーディネートにしました。色が映えるようにテーブルクロスやナフキンは落ち着いた色に。

メニュー表は、洋と和を混ぜたかったので
和紙とトレーシングペーパーを組み合わせました。和紙には墨流しで模様付けをして、その上にメニューを記載したトレーシングペーパーを重ねました。
ドリンクメニューも自作し、各テーブルに配置しました。

ウェディングケーキはシンプルに一段のケーキにしました。会場の装花と合わせて、生花と金箔を加えてもらいました。

洋装はシンプルなシニヨンに。トップのボリュームやシニヨンの高さで雰囲気がすごく変わるのでかなりこだわりました。
和装の時は胡蝶蘭を付けて正面から見たら王道のスタイル。後ろはシニヨンを崩してロープ編みにしてもらい、ヘアーカフや枝を刺して、一癖あるアレンジにしてもらいました。

アクリル板にホワイトのマーカーで自作しました。パリのブティックホテルをイメージされた会場なので、あえてフランス語で文章を書きました。

会場全体を自由に使ってよかったので、たくさんアイテムを用意しました。
ウェルカムスペースには自作のポーリングアートや前撮りで使用した花束、招待状を額縁に入れた物や私物を並べました。
プロフィールブックは作成しなかったので、プロフィールボードを作り、自由に見てもらうスタイルに。
席次表の代わりにシーティングチャートも作成しました。
受付サインはアクリル板で自作して、予備のゲストカードを横に用意しました。
また会場にあるフォトスペースに前撮りの写真を吊るしたり、美術館のような感覚で見てもらえるように工夫しました。

水出しコーヒーのドリップパックにしました。オリジナリティを出したかったのでデザインを作成し、アンティーク調のイラストとあえてローマ字で"arigato"とした所がポイントです。

挙式ではウェディングドレス、お色直しでは和装にしたのでそれぞれブーケとブートニアをお願いしました。
ウェディングドレス用はドレスと合わせて白で統一しまし、新郎の誕生花のトルコキキョウを使用したブーケにしました。
お色直しは胡蝶蘭や枝を使って動きを出し、私の誕生花のストレリチアをアクセントにしました。

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当日は本当にあっという間でした。大好きなゲストの人達と笑って写真撮って、好きな人達しかいない空間がとても幸せでした。こんなに祝福されるのはもう後にも先にもないと思いますし、本当に大切な一日になりました。