和装で、他にはない結婚式を

試着の時に、僕は袴だけなので迷いませんでしたが、
妻は白無垢と色打掛で数着着て悩んでました。
白無垢と言ってもいろいろと刺繍や柄で全然違うように見えるので、花がきれいに見えるのだとか、花は何がいいかとかを悩んでました。
色打掛も、好きな色、好きな縁起物の刺繍など、着てみないとどんな風に見えるのかわからないので、実際に来てみて、その都度写真に収めては、見比べる、という繰り返しでした。
ですが、写真で見比べながらだと選択肢が徐々に減っていって、結局1回の試着会で決めることができてよかったです。

新郎は袴、新婦は色打掛での前撮りでした。
結婚式当日の衣装での前撮りで、メイクリハーサルもかねての前撮りだったので、綺麗な状態での撮影に臨めました。
ロケーションは、挙式の外観が入るのようにと、すぐ横にある大阪城をバックにと、庭園での撮影でした。
こだわった点は、手作りのぼーけボールです。当日は生花のみで、手作りのブーケボールを持ちながらの撮影ができないと聞いていたので、それを持ちながらの撮影ができたのがよかったです。

ウェルカムスペース用にいろいろな手作りをこしらえました。
まず1つ目は、「いちごいちえ」を並べ替えて「縁」と書いた色紙です。
これは一期一会を大切にしてきた結果紡がれた縁だという2人の共通認識から、何か表現したいなと思い、考えて書きました。
ひらめいたはいいけど、どう並べたらとか、どうくずしたらとかを試行錯誤しながら、書いたので、みんなからも感動していただき、よかったです。
2つ目は、つまみ細工で一つ一つの花を作って、球体の発泡スチロールに貼り合わせて作った、ブーケボールです。
これは、道具の準備、試作、制作に1か月半かかりました。
普通に個人で作ってるのを買うのも簡単ですが、高いし、思い入れがないので、終わってからも大切にしないと思い、頑張って作ろうということになりました。
実際に作ってみて、楽しかったし、また時間があったら作って普段使いの何か作れたらいいなと思います。

和装で、他にはない結婚式を

神社での挙式で、神秘的な空間での夫婦の誓いにとても緊張しましたが、日本人でよかったと心から思えました。
挙式後は、人力車で披露宴会場まで行きました。
披露宴も和をコンセプトにしていたので、ファーストバイトは、ケーキではなくおにぎりバイト、ケーキカットではなく鯛の塩釜開きと、普段見ることができないようなオリジナル感あふれる式にできました。