入籍から1年以上経ってから満を持しての結婚式

結婚を決めたばかりの頃、チョークアートのワークショップに2人で行きました。デザインの中に、ウェルカムのロゴや名前を並べるものがあったので、結婚式で使うことを夢見て2人で一つずつ作成しました。

世界に一つだけですし、時間は経ってしまいましたが実際結婚式会場で飾ることができて嬉しかったです。

小ぶりなので普段家でも飾りやすいです。会場では大きなコルクボードに掲示して周りを100円ショップの造花で明るくしました。

前撮りのロケーションフォトが色が鮮やかだったので、カメラのキタムラでキャンバスのような板に印刷してもらい、結婚式会場に飾りました。
コロナで延期など可能性はあったので日にちなど入れずに作りました。結果、写真だけ何枚かレイアウトしたデザインになり、今後も飾りやすくなったと思います。

知り合いのカメラマンに頼もうと当初は思っていましたが結婚式の時期がコロナで思っていたよりずれたことでその人とスケジュールが合わせにくくなり会場が提携してる方にお願いすることにしました。

前撮りは1年以上前にロケーションフォトで済ませていたので当日撮影のみ頼みました。

挙式前に両親と3ショットを新郎・新婦それぞれ撮ってもらいました。可能な範囲でそういう写真の希望を聞いてもらえるとのことで思い出に残る一枚にできたと思います。

披露宴では、各テーブルを回るフォトラウンドを行い、写真をどのゲストともまんべんなく残すことができました。高齢のゲストや、コロナを気にして席を立ちにくい方には良かったと思います。

親族集合写真は撮りましたが、全員ゲストを入れた集合写真は撮りませんでした。あってもよかったかなと思います。ただ、密になりにくいご時世なのでしなくてよかったかなとも思います。

カメラマンも持ち込み料が発生するので、知り合いなど頼みたい場合はその分含めて費用面の確認はあらかじめしておく方が比較できるかと思います。

この会場で契約する前に、5箇所ほど式場見学に行っていたのでご飯のレベルをどれくらいにしたいかイメージが固まっていました。

最初の契約時からメニューを確認し、ランクを上げた価格で見積もりを作成してもらいました。ここは変更したくない点だったので一度もランクを下げることも考えず最後までランクを上げたコースにしました。

ドリンクに関しては特に選択肢はなかったように思います。
ウェルカムドリンクはプレゼントとしてついてたのでありがたかったです。暑い季節なので。

アレルギーがある人、妊婦さんなど対応いただけたので安心しました。

食材変更の可能性も早めからお話してくださり、結果的には変更後も素敵なメニューで親族友人ともに好評でした。

新郎新婦は食べるタイミングがないので、本当は食べやすい簡単なメニューにアレンジして安く提供して欲しいなと思いましたが無理でした。

披露宴後、デザートとコーヒーはゆっくり味わえました。二次会前にほっと一息付けたので良かったです。

オープニングムービー、プロフィールムービーは自作、エンドロールムービーと当日の記録的なビデオは式場にお願いしました。

自作すると決めた理由はパソコンに入ってる機能でムービー作成が簡単にできることを事前に確認していたことと、新婦が専業主婦で時間をかけられる立場だったことです。
実際は、いろんな場所で再生できる形への動画変換ソフトが別にいるとわかり、後から購入しました。しかし、数千円からある上に今後もそのソフトは使えるので全く勿体無いとは思いませんでした。

前撮りの写真データがあったのでオープニングムービーはそれを使いました。好きな曲に合わせて短めに作り、最後静止画になって曲途中から新郎新婦が入場するようにしました。流れとしてはスムーズで、大きなスクリーンにお気に入りの2人の写真が出た状態で自分達の高砂へ向かえたので、見える景色的にもいいものになりました。

プロフィールムービーは実家から根こそぎ写真を持ち帰りとにかくデータをパソコンに入れて整理するところから始めました。私たちの挙式・披露宴は親族と友人のみだったので、きてくれる人がたくさん登場するようなみんなのアルバムにできるように意識して写真選びをしました。
ボリュームが増えそうだったので式場の方と相談し、披露宴序盤に新郎新婦の生い立ちムービー、後半に2人の出会いから今に至る馴れ初めムービーと流すタイミングを分けました。

あまり長くダラダラ流すよりメリハリができて良かったと思います。
入籍して一年以上してからの結婚式だったので、普段の生活を紹介できたのもよかったです。

映像関係は、曲の使用許可がいります。自作でも各ホームページを調べて使用目的に応じた金額を支払わないといけません。
私たちは自作で4曲使ったので、その分自分達で手続きして支払いました。一曲2000円とかでした。曲によってどこに使用許可をとるか違ったりするので自作の場合は曲から決めて、この手続きを先に済ませるのをおすすめします。

エンドロールムービーは当日の振り返りでもあるので式場に頼んで正解でした。名前などは入れずシンプルにしたのでいろんな人の表情がよく見えていいムービーでした。

当日記録的なビデオは、ディスクを3枚いただけるので、両家に一枚ずつ渡せるのがよかったです。出席できなかった高齢の親族に見せることができました。
音楽は著作権の関係で会場で流したものを聞くことはできませんが、準備から終了まで、コンパクトにまとまっていてとても満足しました。いろんなゲストのコメントも入っていて思い出に残りおすすめです。

たまたまですが、結婚式後に参加してくれた親族が体調を崩したり不幸があったり、参加時に笑顔でコメント込みで映像を残せたことがとても大きな記録になりました。ケチらず一生の思い出として残せたことを嬉しく思っています。

本番半年前から何度も衣装選びの日程は組んでもらえました。

種類はそれなりにあり、可愛いのですが、サイズが合うものを用意してもらえたのは3、4か月前になってからでした。
体型が13号くらいだった私には小さいものばかり用意されていて、最初の数回は夫の前で背中が全く閉まらないものばかり着ないといけなくて恥ずかしかったです。

最終的にそれなりに綺麗に見えるものと出会えたことはよかったです。
また、変に高い料金のものを進められることもなく、予算内のものでも選択肢があり助かりました。

手袋やシューズのフィッティングはかなり直前しかないので、こだわりがある方は会場で用意してもらうより持参がいいかもしれません。実際手袋はすこしボロボロだったので。
靴は見えないからこだわりがない私には履きやすく問題ありませんでした。

アクセサリーは会場で借りられるものを見せてもらった後に、持参のものを借りるものを考えました。これもかなり直前になるので、こだわる方は持参が安心かもしれないです。

本番半年前から何度もフィッティングの機会をいただいてじっくり選べました。

ホワイトドレス同様、サイズを伝えていたものの体型に合うものをなかなか用意してもらえず、この会場で借りられる衣装では難しいかな、と思っていましたが、たまたま綺麗に入ったドレスを夫が一番気に入ってくれたので選びました。

事前に自分のサイズを伝えていて、十分あると言われていたのですが実際全然選択肢がなかったので、標準体型ではない方は言葉だけじゃなく、選択肢がどれくらいあるのか目で確認してから借りることを検討されたほうがいいと思います。他で用意すると持ち込み料がかかると思いますので。

季節感を考えて涼しげなさわやかなものを選んだので、親族にも友人にも好評でした。

本当は露出を控えたかったですがカラードレスはほぼヴィスチェタイプしかなかったです。

詰め込みすぎないこと、自分達らしさを入れることを中心に考えました。

挙式では指輪交換・キスが当たり前、という雰囲気がありますが、入籍して一年以上経ってるのに指輪交換も違和感があるので無し、人前でキスするのも気が進まないので無しにしました。
しないんですか？という意見もありましたが担当の方は汲み取ってくださりしつこく勧めたりしないでくださったのでありがたかったです。

披露宴では、新郎挨拶と親族の乾杯以外スピーチ関係は無くし、早い段階から食事を楽しみながらプロフィールムービーを見る流れにしました。変な緊張感もなくいい雰囲気で私たちも食べながら和やかに参加できました。

ケーキ入刀はしましたが、ファーストバイトは省きました。大きな口を開けてこぼしながら食べる、みたいなのが苦手だったので打ち合わせから絶対したくないと伝えました。司会者の方はとても勧めて来られましたが、拒否しました。

お色直し一回だったのであまり忙しくはなかったです。新郎新婦がいない時間を少なくしたかったのでよかったです。

友人が楽器演奏をしてくれて、余興はそれのみでした。あとはフォトラウンドで各テーブルを周り、お庭でもいろいろ写真を撮ってもらいました。

新婦からの手紙、ですがこれもなぜ新婦だけなのだろうと常々思っていたので、新郎も同じように準備しました。お互い実家は県外で離れているし、同じように感謝を伝える場を設けられてよかったです。

暑い季節なのもあり、キャンドルはほぼ使いませんでした。子供ゲストもいたので火を使わなかったのは正解でした。

ウェディングケーキにはほとんどこだわりがありませんでした。

ただ、装飾の派手さより美味しそうなケーキにしたいとは考えてました。

ケーキの参考写真の中にカップケーキが並んだものを見つけてこれだ！と即決。

70人越えの披露宴だったので沢山のカップケーキが並び可愛い見た目になりました。
上のホールケーキはフルーツが沢山のって単純に美味しいケーキな感じがしたのでとても満足しました。披露宴後食べましたが、カップケーキ含めどれも美味しかったです。

参加してくれた小さい子供にもカップケーキは好評だったようです。

チョコレートの形を希望のものにしたりアレンジもいろいろできるそうです。

式場に頼みました。
席次表のデザインと合わせて、会場の雰囲気の伝わるものにしました。

住所など出す前に確認できてる人がほとんどでしたが、出してみたら引っ越してた人もいました。日にちに余裕を持てた方が安心はできると思います。

宛名書きなど筆ペンに慣れるために小筆の毛筆をあらかじめ練習してました。少し書き慣れてきた頃だったので、70名越えを書きましたがあまり疲れず進められました。

字バランスもあるし、書き間違えもあるので封筒は多めに頼んでおきました。

二次会の案内や、用意したバスの案内など手書きの手紙をゲストに合わせていろいろ足したので2人で中身の確認をしながら封をしました。返信ハガキだけ先に見てお手紙を見てなかった人もいましたが、後々連絡もきたしラインや電話より紙で残った方が確認できるので良かったと思います。

式場からいただいたカタログの中に、イメージしていた夏らしいひまわりの花付きクッキーがあり、即決しました。

人数分頼み、当日はバスケットに入れて用意してありました。

会場内でひまわりを使わなかったので、ポイントになってよかったかなと思います。

式場からいただいたカタログを全部読み、ゲストの年齢に幅があることや、一人暮らしか、家族の人数が多い人か、などもバラバラだったので悩みました。

友人ゲストは引き菓子含めカタログギフトにしてかなり小さな紙袋仕様にしました。受付をしてくれた友人や余興をしてくれた友人にはお礼の品を足しましたが、この袋に入るサイズのもので選びました。

親族は基本的に引き出物、引き菓子、縁起物の3点にしました。家族の人数が多いところはカタログと商品がセットになった引き出物にしたり、引き菓子は分けやすいものを選びました。年配の親戚はカタログを選んだりハガキを出すのが面倒で子供にそのままあげてるのを見たことがあったので、荷物になるけどすべて品物にしました。

個別にいろんな種類の引き出物引き菓子縁起物を選んだのですが、式場の配慮もあり、対応していただけました。プレゼントを選ぶような感覚でそれぞれのことを考えて選べたので楽しかったです。

引き出物関係は持ち込み料かかるようなので、カタログの中でじっくり検討されることをお勧めします。

新婦衣装がほぼ決まってから新郎衣装合わせでした。

夫は白・シルバー系と決めていたので選択肢も絞られ、スムーズに決まりました。

カフスやチーフ、手袋、ネクタイ、靴も衣装代に含まれるのでリーズナブルだと思います。

式場の借りる衣装にカフスボタンや靴、タイなどついていたので用意する必要はなかったのですが、新郎は衣装替えをせず上着を脱いだスタイルにすることにしていたので、なにかアイテムをと思い立ちました。

新婦のヘアアクセサリーを考えた時に見つけたパーツショップで、好きな素材を選び工賃を支払ってお店でブローチを作ってもらいました。

クリップのような台座を使ったので衣装を傷つける心配もなく、当日オリジナリティのある装飾として活躍できました。

服につけなくても、今後は鞄の飾りのようにして使ったりできるサイズにしたので満足です。

好きな曲、季節に合った曲をピックアップしてCDに焼いて持ち込みました。

会場におまかせもできましたが、あまり得意じゃないジャンルの曲や騒がしい感じのが流れたら嫌だったのでそのCDを歓談中含め流してもらいました。

2人の音楽の趣味も出て良かったと思います。

式場で準備してもらいました。
理由としては、間違いがあったときなどもすぐ対応してもらえるかなと思ったこと、印刷物としても汚くなるのが一番嫌だったこと、しっかりした紙の方がいいと思ったことがありました。

名前の文字数によってサイズ調整など悩まなくていいですし、ミスが分かった時もすぐ対応していただけました。

席札には全ゲストコメントを書いたので、早めに印刷していただいてよかったです。日にちに余裕を持って準備できました。

メッセージを書いた内側にはシールなど使って少し華やかに工夫しました。

メニューは持ち帰らないゲストも多いアイテムということで、節約できるポイントらしく式場の方から自作を提案されました。

パソコン作業が苦ではないことを知っていらっしゃったからかなと思います。

実際自作にして、ハガキサイズのインクジェット用紙を買って、フリーイラストなど使いました。
アレルギーがある人などメニューが違う人には名前も入れたり、子供メニュー表はカラフルにしたり工夫できました。

単価はものすごく安く済みましたし、印刷も年賀状などに比べたら文字メインなのでとても早かったです。プリンターを持っている方は自作もありだと思います。

メニュー表についてはその他ペーパーアイテムに書いてます。

席次表は、2人のプロフィールなど入れられるデザインのものを選びました。挨拶文などは省き、写真も入れて年配ゲストにも見やすい文字の大きさを意識しました。

実際持ち帰らないゲストもいて余りましたが、式場に頼んでもそんなに高くなかったのでよかったです。

直前に欠席になったゲストの名前は消したりできませんでしたが何回も校正してくれました。

子供ゲストが8人いたので、何かあげようと考えました。

式場ではなく、バルーン専門店でキャラクター物を注文し、当日会場に届けてもらう手配をしました。

持ち込み料もかからず、披露宴会場へのセッティングまで式場の方がしてくれたので楽でした。

握って帰るお土産になったのでよかったです。

お花の打ち合わせはかなり直前で、私も夫もとても焦りました。
こだわりがある方はいつまでに決めたい、確認したい、と強く早めに交渉することをお勧めします。

夏なので、当日中にだんだんしおれることを前提に、保存することよりもその日綺麗に楽しめるもの、と考えました。

二人の思い入れのあるブルースターという花を入れてもらうことと、ウエディングドレスとカラードレスどちらにも合うようにほぼホワイトベースにしてもらうことをお願いしました。

ラウンド型でそこまでサイズの大きくないものにしましたが、持ちやすかったしちょうどよかったかなと思います。

特にこだわりもないまま日にちだけ迫った頃、近場のジェルネイルサロンを予約しました。

普段ネイルはほとんどしない上に、ジェルネイルは初でした。

家事など日常生活もあるので支障が出ない程度に装飾を考えました。

事前にいろんなネイルのデザインを見せて、夫があまりやりすぎるネイルや健康的じゃない色味のカラーを嫌いだとわかったのでよかったです。実際パートナーがいいと思ってくれるデザインの方が褒めてもらえるし、いいと思います。

ジェルネイルはもちがいいので、結婚式後も楽しめるようにあまり派手にし過ぎなかったことが正解でした。あまり特殊だと前後で普段の服装のとき違和感が出るかなと思います。

結婚式当日は最初の支度部屋でネイルの写真を撮られました。それ以外はあまりアップで残る機会も少ないかなと思いますが満足です。

かなり直前の打ち合わせでした。

料金説明での不足事があり、少しもめました。
安くなるプランなどの場合、どういうケースだと料金に含まれるのか、その都度細かく確認されることをお勧めします。

あまりに直前だったので変更もできないと言われましたが、私たち夫婦は毎週土日いつでも結婚式打ち合わせを優先してスケジュールを組んでいて、式場都合で先延ばしにされての直前日程だったので全く納得できませんでした。
最終的に会場側が説明不足を認めて、生まれた料金差額の負担をもってくれたので収まりましたが、8か月前から連絡を頻繁にとっていたのにこういうことがあるんだ、と大変驚きました。

夏なのでお花がダメになってしまう確率が高いこと、県外から来てくれるゲストが多いことを考え、持ち帰るお花は少ないほうが無駄にならず環境的にもいいと思いました。
高砂のメイン部分は多めに配置し、持ち帰りたい方へ終了後配れるようにし、ゲストテーブルは水に大きめのお花を浮かべることで涼しく、かつ大量のお花を無駄にしない形で最後まできれいに保つよう考えました。

色味はテーブルクロスを濃いはっきりした色にしたので、淡い色合いで柔らかい印象になるようにしました。

暑い日だったので涼しげでよかったと親族に言われました。

家族からのプレゼントで名前と日にちの入った花瓶をもらったので、受付や披露宴会場で目立つ位置に飾ってもらえるよう、お花を多めに用意してもらいました。
かすみそうも使い、シンプルに白でまとめたのですが、アクセントになってよかったです。

入籍から1年以上経ってから満を持しての結婚式

当日は夕方からの挙式だったのでお昼から会場入りでゆっくりでした。

直前で欠席のゲストがいたり、急に子供連れのゲストがいたり変動はあったものの、会場の方の対応のおかげでスムーズに本番を迎えることができました。

天気に恵まれ、とても暑いからっとした夏日でした。
ゲストは暑かったかな、と思いますが雨じゃなくて本当に良かったです。

汗っかきでヘアメイクの方には大変ご迷惑をかけましたが、きれいに仕上げてくださりました。感謝しています。

チャペルで両親との撮影を挙式前にできて、気持ち的にかなりリラックスできました。

挙式はあっという間に感じました。
終了後、階段を下りる時、広がる景色と両サイドにみんなが並んでいる景色は忘れられません。福岡市内ながら、開放的な空間が広がるこの会場ならではだったと思います。

親族集合写真を残せてよかったです。カメラマンの方のおかげで、小さな子供がたくさんいましたがみんないい表情で写っていました。

披露宴会場はゲスト70名程度で広い場所を借りられていたので、同線が広く、窮屈さがなくてとてもよかったです。
高砂から全体を見渡しやすく、だれがどこにいるかすぐわかりました。

乾杯は、小さな姪に頼んでいたのですが司会の方がちょっとプレッシャーをかける感じになってしまったのでもう少し打ち合わせをしてやりやすくしてあげたらよかったです。和んで空間的にはよかったですが大勢の中、大変な役目をさせてしまいました。

参加できなかった親族からのサプライズムービーで夫は序盤から号泣でした。みんなの愛情を感じられるスタートでした。

食事も少しずつ楽しみながらアットホームな披露宴になり、イメージ通りに進められたかなと思います。

あまり詰め込まないスケジュールにしてゲストと会話する気満々だったのですが、フォトラウンド後、披露宴庭での撮影タイムが急に始まり、長らく披露宴会場から席を外すことになりました。家族写真はありがたかったですが、事前に聞いてなかったので戸惑いました。

ゲスト演奏は、ほぼ打ち合わせがなかったらしく、聞いていた場所と立ち位置が違ったり、楽器のチューニングするタイミングもなく本番になってしまったりと迷惑をかけてしまいましたが、プロの友人だったのでさらりとこなしてくれて、大変感動的な時間でした。ゲストにも好評でした。

花嫁の私は緊張もなく、準備よりリラックスして参加できたからか笑顔で過ごせました。涙、という場面はなく（笑）、家族ともよく会っているのでいつも通りな気持ちで臨めました。
夫は序盤もですが、普段口数が少ないほうなので、たくさん考えて用意した両親への手紙を読んでいるときにも感極まって号泣してました。思い入れのある家族への気持ちが溢れていて、人柄が出ていたので良かったと思います。その姿を見て、準備で嫌な気持ちになることもあったけど、結婚式をできてよかったと思えました。

終了時間は予定通りで、タクシーやバスの手配はしていたのでスムーズにゲストも帰ってもらえたようです。

私と夫は終わった後バタバタと着替えて、デザートと珈琲を用意してもらった別室でつかの間の余韻に浸れました。

コロナ時期で、式場の方も大変だったと思います。
本人たちも気を遣うことが多くてとても大変でした。
結婚式は大金を使うイベントです。一つ一つ、気になることはなるべく確認したいし、納得して進めたいです。
契約から、たくさんたくさん、疑問に思うことや納得できないことも出てきました。長期間頻繁に連絡を取り合うのは結構大変でした。専業主婦じゃなかったらめげてました。

でも、当日、挙式・披露宴が終わった後、夫がムービー用のコメントで
「やれてよかったです」
とすごくいい笑顔で答えていて、
こんなに嬉しそうにしてくれたんだから、苦労した甲斐があったな、と思えました。

主役は二人なので。二人にとっていい一日になれば結果オーライです。

数か月が経った今となっては、あの日にしたおかげでよかったことがたくさんあります。ずらしていたら、延期していたら、あの一日は過ごせなかったです。

縁あって、ガーデンテラス福岡で2022年夏に結婚式をできたこと、よかったと思っています。ありがとうございました。