心に残る結婚式を挙げられました。

挙式会場について

ブライダルフェアに来て、最初に心を奪われたのは教会の正面にあるステンドグラスです。正統派のいかにも教会という内装に、こちらでぜひ式を挙げたいと思いました。
また、こちらの音楽が溢れる挙式もとても心に残り、こちらで挙げようという決め手になりました。基本は聖歌隊3名、チェロ、パイプオルガンですが、オプションで聖歌隊2名、トランペットを追加できます。
新郎新婦の控え室やゲストの控え室は質素な感じでしたが、清潔感があり、心を落ち着けるのによかったと思います。普段から教会の行事で使われている部屋なのだということが感じられ、結婚式のためだけの教会ではない感じも好感がもてました。
結婚式専門会場ではない分、ロッカールームやフィッティングルームが充実しているわけではありませんが、あらかじめわかっているのでゲストに伝えておけば問題はないと思います。
教会の外には小さな庭があります。3月末の結婚式だったので桜がちょうど咲き、ステキな雰囲気になりました。青空でこそなかったのですが、雨も降らず外での演出ができてよかったです。そこでフラワーシャワーをし、全員集合写真を撮っていただきました。出来上がった写真を見ると、自分たちに縁のある方々がこんなに集まってくれたということに嬉しさを感じます。人の繋がりを後からも感じられる演出に満足しています。
私たちは、結婚式の日にちが先に決まっていたので、約1年前にこの式場を予約しました。フェアの時に青空の下でフラワーシャワーをしている花嫁さんがステキで、天気がよかったらいいなと思っていました。夕方も庭のライトアップがあってきれいだったのですが、昼間の雰囲気もステキだったので、それが実現して嬉しかったです。

披露宴会場について

アットホームな雰囲気でゲストとの距離も近かったことがよかったです。会場の最大人数になってしまったので、狭く感じるのではないかと心配していましたが、テーブルの間隔も程よくあり、決して狭い感じはしませんでした。
窓もあり、明るい感じがしてよかったです。

コストについて

私たちは平均よりもコストはかかっているかもしれません。ただ、麻布という立地やサービス内容を考えると、妥当な金額だと思います。
私たちが結婚式でこだわったところは、挙式と披露宴の料理です。
挙式に関しては、この教会を選んだ決め手の1つである生演奏の「音楽式」をするために、オプションで聖歌隊の人数とトランペットの演奏を追加しました。
教会に合うように、ロングベールを付けたので、記念写真もウェディングドレスとカラードレス、親族集合写真に加えて、ロングベールが映えるような構図の写真を追加しました。
料理は、基本のコースでも十分おいしかったのですが、メインの肉料理はグレードをアップしました。
節約したところは、ペーパーアイテムとプロフィールDVDなど映像関係は自分たちで作ったり、友達に頼んだりしたことです。ただ、2人とも仕事の忙しい時期に重なっていたので、時間には代えられないと思い、席次表だけは後からお願いをしました。
挙式、披露宴のスナップ写真はお願いしましたが、披露宴のビデオ撮影はしませんでした。

料理について

フェアの試食だけでなく、コースの試食会も参加し、納得のいくコースを選ぶことができました。どれもとても美味しく、ゲストからも好評でした。メインの肉料理はグレードをアップしました。量もしっかりあり、男性でも満足できると思います。新郎新婦はあまり食べられないと聞いていましたが、私たちはかなり食べた方だと思います。新郎は完食しました。
アレルギーなどの個別の対応もしていただけたのは助かりました。
ウェディングケーキは、こちらの要望でキャラクターをチョコレートで作っていただき、上段に飾ってもらいました。

ロケーション（立地、交通アクセス）について

閑静な住宅街の中にあり、静かで落ち着いた雰囲気の場所にある教会です。少し分かりづらい場所のように感じるかもしれませんが、ゲストの方々に丁寧に説明しておけば何も問題はありませんでした。
駅から少し歩くので、打ち合わせに行く時は麻布を散歩している気分になり、近くのお店を見たり食事をしたりして楽しみながら通っていました。
結婚式当日は、高齢の方やビールを履いている方には坂があり大変だったかもしれません。

スタッフ・プランナーについて

どなたも親切に対応してくださいました。最初にフェアに行った時に案内をしてくださった方が、打ち合わせで訪れるたびに声をかけてくださったのが嬉しかったです。プランナーさんも親身になって相談に乗ってくださいました。
当日は緊張していると優しく声をかけてくださったり、いざとなったらこういう対応をしますよと伝えて安心させてくださったりし、心配することなく式に臨めました。

選んだアイテムについて

レストランウェディングでは、装花も自分たちのイメージで自由に変えられます。しかし、漠然としたイメージだけだと決まった形がない分、難しいのかもしれません。
私たちは、3月末の結婚式だったので、春らしい、柔らかな感じでというくらいしかイメージがなく、1回しかない打ち合わせで自分の思いを伝えきれなかったように思います。ただ、当日はパステルカラーの色とりどりの花を使って可愛らしく装飾していただけたのでよかったです。
入り口にはグランドピアノがあり、その上にウェルカムアイテムを飾ってもらいました。
ドレスはなかなか決まらず、何度も試着に通いました。白はプラン内のドレスに長い裾を追加しました。挙式後に裾を外して披露宴に出たので同じドレスでも雰囲気が変わりよかったです。グローブとベールはプラン内の物を使いました。
ドレスを選ぶときに、写真を見てどれを試着するか決めるので、イメージが違うこともあり、私はすんなり決めることができませんでした。しかし最終的に決まったドレスはとてもよく、コンセプトの「春」にぴったりでした。カラードレスに合わせて、友達にブーケと花冠を作ってもらいました。

この式場のおすすめポイント

結婚式当日は朝からとても緊張していたのですが、顔見知りのスタッフの方やプランナーさんがすぐに声をかけてくださり、気持ちを落ち着けることができました。
特別な日をこちらの教会で過ごせたのは本当によかったなと思います。何がよかったのかと言われると難しいのですが、教会のもつ雰囲気がそう感じさせたのかもしれません。
当日は挙式は緊張でいっぱいでしたが、庭に出てから披露宴が終わるまではずっと笑顔でいられました。本当に心から、自然と笑顔がこぼれるというのはこういうことなのだなと思ったほどです。

• パイプオルガン
• チャペルの天井が高い
• ステンドグラス
• 挙式での生演奏
• 外国人牧師
• 挙式に80名以上参列可
• 宴会場に窓がある

この式場で素敵な結婚式を挙げるためのアドバイス

最初にも書きましたが、教会の雰囲気が何よりも決め手となりました。この雰囲気に合うドレス、演出をし、満足のいく挙式になりました。緊張すると思ったので、事前にリハーサルもしました。リハーサルの時に手順は覚えなくていいですよと言われました。本番でどんなことをするのかが分かり、多少落ち着くことができたのかなと思います。毎回、介添えさんや牧師さんが教えてくれたので、困ることはありませんでした。
挙式の直前には牧師さんが2人に対してお話をしてくださいました。また、結婚講座もあり、結婚することとはどういうことなのかを考える時間をもつことができました。私たちは都合が合わず1回しか参加してないのですが、結婚後でもよいとのことだったので、今後行こうと考えています。
私たちは職場結婚だったので、お互いの仕事の状況がわかっていました。結婚式を挙げる時期は忙しくなることがわかっていたので、前もってできることは早目に始めることができました。また、本格的な準備が始まる頃は一緒に住んでいたので、打ち合わせまでの相談がスムーズにできたと思います。準備期間に余裕があると間延びしてしまう感じもありましたが、やりたいことができたのは、早目に考え始めていたからだと思います。

結婚式の準備、結婚式を通して、私たちはお互いのことをより知ることができました。全く別の環境で過ごしていた他人がこれから家庭を築くというのは、2人の同意のもとに様々な物事を判断したり、選択したりしていかなければなりません。結婚式の準備はその最初の一歩なのだと思いました。そして、結婚することはとても幸せなことだなと思いました。いいことばかりではなく、時にはけんかをすることもありますが、お互いの考えを知ったり、喜怒哀楽を共有したりして、自分の考えが深まったり、世界が広がったりします。今、毎日楽しく過ごせているのは、きっとこの結婚式という一大イベントを行うことで、たくさんの方に祝福されていることを知り、これから協力して生きていこうと誓うことができたからなのではないかなと思います。
そして、そう思えるのは楽しくて、心に残る挙式、披露宴を行うことができたからなのだと思います。