ゲストへの感謝と、夫婦の愛を確認した結婚式

冬婚なのでお袖付きのドレスが気になっていました。またパレスホテルのチャペルはバージンロードが広く長く、窓から光が差し込むのでトレーンの長さや素材にもこだわりました。ハツコエンドウのマーガレットはインスタグラムなどを見て絶対着てみたいと思っており、実際に試着をしたら即決でした！似たドレスでグレースがありますが、ホワイトの色味や胸元のカット、レースの詰まり具合、ウェストの位置、スカートの素材と細かく違いがあり、着比べてもやはりマーガレットが好みでした。

ウェディングドレスに比べてとても悩みました。ウェディングドレスとガラッと雰囲気を変えたく、また夜に差し掛かる披露宴なので大人っぽいドレスをイメージしていました。色は暖色系、寒色系と満遍なく試着しましたが、特にコレといったものに巡り会えない中、トリートの担当様にお勧めして頂いた一着がとても気に入りました！色はグレーですが、全面のスパンコールによりライトを浴びるとキラキラと輝きます。ビスチェ部分はくすんだピンクのお花の刺繍があって可愛らしさもあります。ほどよいAラインもウェディングドレスとは違う雰囲気を出してくれました。何より主人がこのドレスをとても似合っているとお気に入りだったので、こちらに決定しました。

テーマカラーはホワイト、グリーン、ゴールドでした。大ぶりで花びらの多いお花が好みであること、グリーンをあまり多くしないでほしいこと、ゴールドは装飾として入れたいとリクエストしました。ラナンキュラスやアジサイ、ユリ、胡蝶蘭などをふんだんに使っていただき、ユーカリの葉をゴールドに塗装したり、ガラスにゴールドを入れたりなど上品で華やかな仕上がりでした！ゲストテーブルでは台を使って立体的に、高砂はテーブルから流れ出るようなデザインにしたのもこだわりです。

花嫁らしい、シンプルかつ華やかなデザインにしました。カラードレスに合わせてくすんだピンクのベースに、シルバーのストーンやラメを置いたフレンチネイルに仕上げてもらいました。

ゲストへの感謝と、夫婦の愛を確認した結婚式

不安定な情勢の中、来てくれた親族やゲストに祝福され、この上ない幸せを感じたとともに感謝を伝えた結婚式でした。パレスホテルの挙式特有の演出である、家族結びの式ではお互いの両親と握手を交わしますが、思わず涙が出てしまいました。披露宴はこだわった装花を実際に見て自分たちも感動し、お料理やおもてなしもゲストから大好評でした。演出は盛りだくさんで、コンセプトにしたアットホームな雰囲気で終始和やかに過ごせました。新郎が歌いながらのお色直し入場や、新郎によるサプライズ(私に指輪をプレゼントしてくれました)がゲストの印象に残ったらしく、新郎の新婦への愛が伝わってとても良かったという感想をたくさん頂きました（笑）