「あたりまえの『とくべつ』」

元々結婚式は5月の予定でしたが、延期をして11月になりました。その為、早めに探したわけではなく、途中中断したので、結果約10ヶ月前からということになります。
式場提携は憧れのTHE TREAT DRESSINGさんです♡トリートさんのbookを初めて拝見した時、そこに載っていたMonique Lhuillier（モニーク・ルイリエ）のAラインドレスに一目惚れ。初フィッティングの日に問い合わせ、運良く試着も当日着用も叶い、幸い延期後日程でも着用出来るとのことで、最初から最後まで運命のドレスでした♡♡
トリートさんはドレスの着用回数が大変少なく、当日着用はもちろん試着も叶うかどうかというところがあります。これによって運命をますます感じられずにはいられないのです♡♡
お色直しも憧れのJenny Packham（ジェニー・パッカム）のウェディングドレスを着用しました♡♡

2人とも憧れのCartierにしました♡
いくつか見て回りましたが、やはりCartierに決めました！
お揃い感を出したかったので、全く同じデザインとカラーです♡♡

結婚式当日は和装を着る予定がなかったので、せめて写真で残したいと言う思いが強くありました。
和装の中でも、白無垢への憧れが強く、こちらの衣装で撮影して頂きました。
主人の袴と私の衿元を、ブラウンで統一したのがささやかなこだわりです。
洋を感じるセットでの和装撮影も、モダンで素敵に撮って頂けました♡

5月開催予定の時は、式場デザインの招待状を使用し、延期後は別途発注しました。友人のみWEB招待状を活用し、とても好評でした♡

ブーケ・ブートニアはアーティフィシャルフラワーを選びました。Instagramでとても素敵なブーケを拝見したので、その方にお願いしました。細かい要望にも応えてくださり、初めから最後までとても丁寧に対応して頂いたので安心できました。
想像以上の仕上がりに感動し、式後も部屋に飾っています。アーティフィシャルは今は質も良く、扱いも楽なのでおすすめです♡
お色直しは別途購入したドライフラワーブーケにしました。ドライフラワーはコストもかかりますが、価格もボリュームもデザインもとても満足できる物に出会えました♡

5月の春婚から11月の晩秋婚へ延期になったので、全体的にガラリと変更しました。
高さの違う木を両脇に置きたいこと、テーマカラーがgold× whiteだった為、胡蝶蘭はじめホワイトカラーのお花を添えて頂き、晩秋らしく、パンパスグラスやオーナメント、キャンドルをバランスよく装飾して頂きました♡

一生に一度の特別なケーキ。
出来る限り大きめがいいとこちらのケーキを選びました。装飾はテーマカラーに合わせたお花などを素敵に飾って頂き、とても満足です♡

ブライダルシューズは本当にギリギリまで決めかねていました。ブランドにも特に強いこだわりはなく、デザイン重視でした。
私は高身長の為、ヒール高もイマイチ想像出来ずにいたので、イメージもふわっとしたものでした。
シューズはあまり見えないし、なんでも良いかなと思いつつ、探す程に沸々と湧き出る欲…。
結果、シューズは写真にも案外残るし、少しでも良いものがあればと、気になっていた『Badgley Mischka』のオープントゥシューズに決めました♡
ヒール高は7センチです。ドレスに合わせたものを購入できたので、ドレスが決まってシューズを決めるのもおすすめです。
本当に素敵な一足なので、これからもハレの日に履きたいと思います♡♡

招待状以外のペーパーアイテムは全て手作りしました♡
プロフィールブックにメニューも折り込みました。
このようなご時世なので、直前まで修正可能なように、席次表は独立させました。
ドリンクメニューの裏に、写真共有のお願いとして、Google PhotoのQRコードを載せたのですが、画質の良いまま写真を沢山頂けて良かったです♡

嵩張らないミンティアにしました♡
アプリで写真をイラスト風に加工して、シールにして貼りました♡

実は結婚式ネイルがネイルサロンデビューでした。
デザインは、ドレスを引き立てる上品さと控えめな華やかさと決めておりました。
ベースはヌーディーなピンクベージュで、先端はシルバーラメのフレンチにしてもらい、その上にキラキラのストーンやパールをのせてもらいました♡
希望が叶ったお気に入りネイルです！♡

「あたりまえの『とくべつ』」

2020年。
私たちは「あたりまえの『とくべつ』」を経験することが出来ました。
当たり前のように大切な人たちに会うこと。
当たり前のように美味しいものを食べに行くこと。
当たり前のように旅行に行くこと。
当たり前のように「結婚式を挙げること」。
「当たり前のようなこと」がこんなにも『とくべつ』だったんだと、身をもって経験しました。
私たちにとって、結婚式は2人の夫婦生活をスタートさせるけじめ。入籍をして、共に暮らしていても何だか宙ぶらりんでした。
このような状況の中、結婚式の準備は本当につらいことも多かったです。でも、だからこそ、ささやかなことにも感謝と気付きがありました。
刻一刻と変化する世の中に、準備段階では一喜一憂し、中々余裕もなく過ごしていました。

当日、プランナーさんはじめ、ヘアメイクさんやカメラマンさん、その他多くのスタッフの方々が私たち2人のために一生懸命式を作り上げてくださる姿。
随分長い期間会えていなかった身内、友人知人。
このような中、こんなにもたくさんの方々が私たちのためだけにこの場にいてくれる。
なんて幸せなんだろう！
幸せを噛み締めるとはまさにこの事かと、体感しました。
2020年きっと楽しい想い出は皆少なかったと思います。だからこそ、ゲストの皆さんにとっても、この1年の良き想い出になればと思い、大切な日まで準備していました。
本当の意味での最高幸せは、案外苦境を乗り越えた先にあるのかもしれません。
今後の夫婦生活でも、今回経験できた「あたりまえの『とくべつ』」を片隅に置きつつ、お互い家族になっていけたらなと思います。