最高に幸せな一日

何のイメージもなかったので、夫に尋ねるとオレンジ、黄色っぽい、とのことだったので初めはその辺りの色を探していたのですが、ふと目にとまった水色のドレスに一目惚れ。トレーンも長く、色味は披露宴会場のベビーブルーの壁と良く合いそうなウェッジウッドのような水色。レース、刺繍も繊細で、これしかない！と即決しました。その後、他のドレスも試しましたが、やはり色、形、デザインで勝るものなく、これに決定でした！

プチギフトを何にしようか迷っていた時に、ネットで偶然Piaryさんで可愛いこちらを発見し、無料でネームタグもつけられるとのことだったので即決しました。タグは全て自分で切り取る方式で、また取り付ける部分がないタイプだったため、マステで貼り付けました。小さく持ち運びに困らない、食べ物(クッキー)、見た目が可愛いというポイントが決め手です。見送り用に別途、楽天で唐のカゴを購入しました。持ち込まなくても、会場でカゴを貸してくれるようです。

2人のこだわりポイントの一つだったので、なんとしてもCDを手に入れるべく奔走しました。
ユーズドショップも巡りましたが、結局ネットが手っ取り早かったです。
ヤフオク、Amazon、メルカリ、楽天を駆使して全て揃いました。
私達は洋楽好き、Glee好きなので、主にGleeのサントラと80sベストヒットが中心でしたが、使用したい曲が各アルバムから1曲、のようになったため、結局8枚くらい購入、持ち込みました。
何秒でドアオープン、何秒から司会の方に話し始めてもらう、など、イメージしながら話し合うのはとても楽しく、セットリストをつくって車で聴きながらイメトレしたり、2人の時間がより楽しいものになりました。当日も打ち合わせ通りにしてもらえて、ゲストの皆さんからも好評でした！

ケーキトッパーは色々な写真をみて、2人の関係性をよく表している、ということで選びました。Amazonで探して購入し、荷物搬入時に会場に渡しました。
ケーキの種類は夫の好きなベリー系をメインに、オーソドックスなショートケーキにしました。

会場の雰囲気と、自分たちらしさで一番シンプルなデザインのものを選びました。
宛名は手書きしようと決めていたので、4種類の筆ペンで事前に何度も書き比べ、練習しました。
遠方からくる親戚が多く、また前泊の友人もいたので、写真のような手書きメッセージを添えました。
主賓ゲストにも手書きのメッセージを添えて、タクシーチケットを同封しました。
招待状は細かいものがたくさんあり、順番や同封するものの違いなどもあるので、宛名書きだけが山場ではない、とその時になって気づきました。
切手購入の時にも完成品を測ってもらう方が確実です。
また、私は小さなローカル郵便局で出してしまったのですが、投函するならなるべく大きな郵便局に行った方が、局員さんもなれていて絶対安心です。
海外ゲストへは寿切手と記念切手を合わせて貼って発送しました。返信ハガキは旅行で現地に行ったので直接もらいました。

アスコットタイを探し回って、見つからずこれは現地調達だな…となり、新婚旅行先でタイとタイピンを無事に入手しました。
それ以外のベストなどは既に仕立て済みもしくは手配済みだったので、見つからなかったらどうしよう！とハラハラしました。
ロンドンの老舗紳士小物店で見つけたのですが、現代では既製品はなかなか取り扱う店舗も少ないらしく、オーダーメイドが多いそうです。タイピンも在庫が少なかったのですが、手持ちのカフスと合うものがあったので、見つけた時には安堵しました。

マツエクをしたことがなかったので、グルーとの相性テストのために、持ちがいいと評判のサロンで、1ヶ月前に予行演習として、ナチュラルにつけてもらいました。
本番用は5日前につけました。
120本、Cカールで目尻長めの仕上がりにしてもらいました。
横から見た感じが綺麗だったと友達や家族に褒めてもらい、また涙で崩れるリスクも防げたのでよかったです。

食べることが大好きで、すぐ身についてしまうため、半年くらい前からずっと気をつけていたのですが、思うように身体が絞れず…で、思い出したのが学生時代に取り組んだ脂肪燃焼スープ！
三週間の我慢と言い聞かせながら、真剣に取り組んだ結果、なんとか許せるところまで落とすことができました。
体重では3kg、体脂肪率は5%ほど変わりました。見た目的にも多少は絞られ、滑り込みセーフで間に合った！という感覚です。

最高に幸せな一日

前日から緊張でお腹の調子が悪く、天気も雨予報…と色々ピークで当日を迎えました。
緊張しすぎて着替える前から泣きそうになり、夫の手を握ったりしていましたが、いざ始まると、意外と父と歩く最中もゆっくり一人一人の顔を見る余裕が出ました。
ベールダウンしてもらった時の母の顔をみて感極まり、夫へと受け渡された時に父と目を合わせて感極まり、入場前からボロ泣きの友人を見てもらい泣きしそうになり、涙をまだこぼすわけにはいかない！と気持ちをおさえるのに精一杯でした。
朝から降っていた雨は、挙式中に太陽がステンドグラスから差し込み、外へ出る頃には嘘のようにあがっていました。
フラワーシャワーは、100均の花びらに夫が一枚ずつアイロンをかけ、リボンは私が手結びし、羽だらけになりながら1セットずつ用意した甲斐があり、かわいい！と小さい子にも喜んでもらえました。披露宴前に、ベールに密かにくっついていた小リボンをブライズルームで見つけて密かにニマニマしてしまいました。
BGMの打ち合わせ通りにドアオープンして入場した披露宴会場は、夫チョイスの色で私の好きな種類の花で期待以上の華やかさでした！
ドレッシング、ソースから手作りするシェフのお料理は、ゲスト全員が大絶賛の素晴らしい品ばかりでした。
披露宴の間は一口も食べるタイミングがありませんでしたが、全て終わってからブライズルームで暖かいお料理をゆっくり味わえました。
ゲームや余興はいれず、ゲストのテーブルをゆっくり回って、皆さんとお話しする時間を、というコンセプトの披露宴だったので、司会の方、プランナーの方がうまくタイムキープしてくれ、全部のテーブルを2回ずつくらい回ることができ、皆さんと個別にお話しもできてよかったです。
お色直しのエスコートでは、私は祖母に、夫はお母さんにサプライズでお願いしました。それぞれ思っても見ないことだったので、本人たちにも、親戚にも喜んでもらえました。特に、司会の方からの提案で取り入れた、息子からお母さんへのショートメッセージは、実際に取り入れてよかったと思いました。
両親プレゼントでは、ポッシュシゴーニュのメモリアルベアと、花束、ブートニアをプレゼントしました。
メモリアルベアは、生まれた時の体重だけでなく、身長も合わせたベアなので、一般的なウェイトベアとは違って、本当に世界で一つの、子どもの分身なので、手渡した時の母の顔は赤ちゃんを見守るような、愛おしさに溢れていました。後日談で、両家のお母さんたちは、こんなに重かったっけ？と話をし合っていたそうです。また、どちらのベアも、その後色んな方に抱っこしてもらっていたようでした。
定番ですが、生い立ちムービー、ダイジェストムービーも流しました。ゲスト全員がなるべく映るように、生い立ちムービーの写真を選びました。
どちらも当日中にDVDをいただけたので、二次会会場で流すことができました。
お料理と会場の雰囲気で選んだセントパトリック教会とウェリントンマナーハウスは、当日のアシストも完璧で、来てくださったみなさんに、本当に良い結婚式だった、お料理が最高だった、と言っていただけました。
信じられない早さであっという間におわってしまいましたが、みなさんに感謝の気持ちを伝えられたり、満足してもらえた一日となり、結婚式を挙げて本当によかったと思いました。