笑いあり涙ありのアットホームで心温まる幸せな一日

洋装前撮りは二回しました♡
一回目は、たまたま知り合いになった方が新しく立ち上げたスタジオにて。衣装は、そのスタジオで試着が出来たカジュアルなものをお手頃価格で購入しました。スタジオでは、シンプルな白の背景で韓国風ウェディングフォトをイメージして楽しく撮ってもらいました。
二回目は、両家だけで食事をすることになった愛媛県の一軒家レストランを貸切にてロケーションフォトを。結婚式当日に東京まで来られないかもしれない祖母にドレス姿を見せたいという家族の想いから実現しました。この時のドレスは、自分でレンタルショップでドレスを探し、式当日に着ないであろうデザインにしてみました。
お店はとても落ち着いた雰囲気で、お店の外も緑に囲まれ海も見えるロケーションでとても素敵な写真を撮ってもらいました。

ウェディングドレスはマーメイドタイプで裾がレースで広がっているものにしました。
元々裾が広がっていて綺麗なものが良いという思いがありましたが、まさか低身長の自分がマーメイドドレスを着るとは思ってもいませんでした。でも沢山試着をしてみた中で一番これ！とビビッときたことと、ドレスショップの担当者さんが悩んでいた私の希望を聞いて、これが絶対似合うと思うと推してくれたことが決め手でした！
また、ビスチェタイプなのですが長袖のボレロが取り外しでき、挙式ではビスチェ、披露宴では露出を控えめに長袖をつけることで少しカジュアルな雰囲気に変わることができることも決めたポイントです。

カラードレスはテラコッタカラー！と決めていたので、その中で2つの提携ドレスショップのデザインを比較して気に入った方を選びました♡
袖のフリルが、ウェディングドレスとはまた違った雰囲気を出せることが良いなと思った点です。
また、会場がぱっと明るくなる印象を与える色味にしたことはゲストとの写真でも映えてとても良かったです！

新郎衣装は新婦の衣装を決めた後に、合うものを一緒に選びに行きました！
新郎は一着で、お色直しの時にジャケットを脱ぐなどの方も多いと聞きましたが、せっかくの機会なので費用はプラスになりますが、二着が良いねという話になりました。
ウェディングドレスにはシンプルなタキシードを合わせ、カラードレスにはコーディネーターさんのオススメであるテラコッタカラーに合うカーキのタキシードを選びました。蝶ネクタイと中のベストはチェックでカジュアル感を出して、相性バッチリの衣装だったと夫婦共々大満足でした♡

私たちはお色直しで和装も考えていたのですが、支度に時間がかかると聞き、当日せっかくのパーティーの時間にゲストと過ごす時間が短くなってしまうのは…ということで、和装は記念に前撮りをしよう！という話になりました。
友人に紹介してもらったスタジオでの撮影にし、衣装は一着プランの白無垢にしました。
着物を着る機会はなかなかないので、日本人として一度でも和装をする経験が出来たことは本当に良かったと感じました。

装花のイメージはグリーン多めのナチュラルな雰囲気。少しだけドライフラワーのパンパスグラスを入れたいという要望も伝えました。お花はフラワーコーディネーターさんにイメージ写真を見せ、おすすめしてもらった主張しすぎない白やブルー系のというお花を入れてもらいました。
装花打ち合わせの前に、こういうイメージでこのグリーンやお花を入れたいという具体的な写真の素材を事前に集めて行くことをおすすめします！
また、麻布迎賓館ではコンサバトリーの装飾もオプションですることが出来ます。布にすることも出来たのですが、卒花さんのフラワーカーテンの写真を見て一目惚れしたので、その時期のお花を装飾してもらいました。装花は全てイメージ通りでお気に入りです♡

招待状は、Web招待状も候補に入れていましたが親族のことも考慮し紙ベースにしました。
夫婦ともに仕事をしながらの式の準備だったため外注し、デザインはシンプルで自分たちの式のイメージでもあるナチュラルでグリーンが多めの雰囲気からシンプルで少しグリーンが入っているものを選びました。タイムスケジュールも外注。リクエストカードとアクセスマップは自作しました。シンプルな招待状が完成し、気に入っています♡

ウェディングブーケは会場装花と合わせたナチュラルなブーケに。海外風ウェディングも参考にしました。テラコッタカラードレスには、テラコッタに合うドライフラワーを作ってもらいました。ブーケもドレスに合わせることで印象が変わり気分も上がるので、それぞれのドレスに合わせたブーケを選ぶことをおすすめします！

ウェディングケーキは、会場装飾や装花のイメージに合ったナチュラルなケーキが良くて、シンプルなケーキに金箔で今っぽいアクセントを加えました。丸太の土台に置きつつ、装花とリンクさせたお花を飾ることでより華やぎ感がUPしたかなと満足しています♡

席次表・メニュー表は表紙と裏表紙含め8Pのプロフィールブックの中に入れ込み、オリジナルのものをデザイナーさんに作成してもらいました。
プロフィールブックも温かみのあるグリーンを基調に中はシンプルに、プロフィールではそれぞれの幼少期の和装の写真と現在の和装の写真を入れ込み成長が感じられるようにしてみました！

ウェルカムボードはシンプルなデザインのボードに、夫婦ともに好きなお花屋さんでボードに合うドライフラワーをデザインして付けてもらいました。ゲストをお出迎えするアイテムの一つとしてこだわったウェルカムボードです。
式後も自宅に飾っています♡

結婚証明書はずっと大切にしておきたいものなので、会場のものを頼むのではなく自分で探してシンプルなデザインのものを。
リングピローは、ゲストにほとんど見えないので特にこだわらず、会場で無料のものをお借りしました。
1ヶ月前になると式の準備が沢山あるのでこだわりがないところには、時間をかけないことも◎です。笑

お気に入りのウェルカムスペース。
元々会場にある鏡をお借りして、それぞれのゲストのテーブルが分かるようにテーブルナンバーと名前を印刷したカードを貼ったこともこだわりの一つです。
また、麻布迎賓館の待ち合いスペースのロビーは自由に装飾が可能なため、待っている時間もゲストが飽きないよう、懐かしい思い出話が出来るよう思い出の写真を沢山飾りました。

笑いあり涙ありのアットホームで心温まる幸せな一日

私たち夫婦は、コロナがようやく落ち着き、制限なく久しぶりに集まることが出来る機会に、自分たちが主役ではなく、ゲストの皆様に楽しんでもらうことを一番に式の準備を進めてきました。

結婚式当日は実は朝から雨。
「雨の日の結婚式は幸運をもたらす」というフランスのことわざを胸に前向きに式場へ向かいました。笑
ガーデンでのセレモニーは出来ませんでしたが、雨を忘れさせてくれるくらいプランナーさんをはじめ、スタッフの方々が沢山のサポートをしてくださり、足を運んでくれたゲストの皆様も一緒に沢山笑ったり泣いたりしてくれて、それが何より嬉しくて本当に幸せな時間を過ごさせてもらいました！
雨でも披露宴会場から見えるガーデンをバックにした写真は緑が沢山写り、カメラマンさんが屋根のあるエントランスで外の写真も撮ってくださり、憧れだったお庭付きにして良かったと思っています。

挙式では、いざ入場する前までは夫婦ともにとても緊張していましたが、私以上に涙する友人の姿に涙するとともに、くすくす笑う友人の声に何だか安心し、沢山の「おめでとう」が溢れたフラワーシャワーには今でも忘れられないほど感動しました。

披露宴では、新郎のウェルカムスピーチや友人スピーチに笑い、私の友人からの心温まるお手紙には涙しました。
中座では、県外から飛行機に乗って来てくれた93歳のまだまだ元気で大好きな祖母と姉と退場することが出来、一生の思い出となりました。
新郎も共働きだった両親の代わりに育ててくれた祖母との退場だったのですが、まさかの大泣きで男泣きの退場に会場もほっこり感動に包まれました。

また、サプライズで趣味でオカリナ教室に通っている私の父とピアノが得意な新郎の母がタッグを組み、オカリナとピアノのコラボで「見上げてごらん夜の星を」の演奏がありました。
演奏に合わせてゲストが大合唱。これには感動で涙でした。
後に友人からは、家族の愛が溢れたとても素敵な式だった！今までで一番笑ったし泣いたし楽しかった！などの嬉しい言葉を沢山もらい、私たちのゲストに楽しんでもらうという式のテーマを達成出来たように感じました。

実際に式を挙げてみて、こんなにも準備があるのか…と卒花嫁さんたちを尊敬するとともに、振り返ると大変だったこともありますが、今ではこだわって時間をかけて想い描いていた以上の式を挙げられたことに大満足しています。
ゲストの皆様の笑顔が見られ、私たちまで笑顔になった夢のような心温まる幸せな一日でした♡