感謝の気持ちを込めた、人生で一番笑顔いっぱいの日

夏婚のため、ひまわりは絶対に入れたいと思っていました。黄色のひまわりは少し元気な感じ過ぎてしまうので、オレンジの大人っぽいひまわりをお願いしました。また、バンクシア、プロテア、ネイティブフラワーは必ず入れてほしいとフローリストさんへお願いしました。それに合わせて、くすんだ色のドライフラワーや緑の葉っぱも組み合わせていただきました。バックにはパンパスグラスとメインテーブルに使用している花を組み合わせて欲しいと希望し、とってもかわいくしていただきました。ゲストテーブルは、花束をバサッと花瓶に入れる感じにとお願いし、理想通りに素敵でした。お花越しにゲストや私たちが写っている写真が多く、とっても映えました。ゲストからもとても好評で、皆さんお土産に持ち帰ってくださいました。

結婚指輪は、BARNEYS NEWYORKで取扱いのあるjoie de treatというブランドの指輪にしました。主人とはペアではありませんが、お互いに好みのものを選びました。主人はプラチナで、中央にミルうちの入ったものを。私は、ダイヤが3つずつ9石並んでいる華奢なデザインのピンクゴールドにしました。婚約指輪のエタンセルデゥカルティエの指輪と重ね付けしても、かわいくお気に入りです。
当日は、母が作ってくれたリングピローに乗せて指輪を交換することができました。

ドレスの試着に行き始めたのは、8ヶ月前でしたが、華奢な体型だったためか、提携先のドレスは生地が硬くサイズも大きく感じてしまいました。結局しっくりくるドレスが見つからず、3ヶ月前にして持ち込みをすることに決めました。
Instagramで素敵だと思ったドレスのショップに問い合わせ、たくさん試着させていただきました。
ドレスの形だけでなく、サイズ感や生地感も大事にしたかったため、理想のドレスを探すのに苦労しました。チャペルの雰囲気も考慮し、チャペルに合うクラシックなドレスを求め、ドレスショップの担当さんにたくさん相談に乗ってもらいました。
ウェディングドレスは、トリートドレッシングさんで、クリストスというブランドのドレスをレンタルしました。繊細なレースの袖付きAラインで、チュールが腰から流れるように綺麗に落ちる形がとても好みでした。生地が柔らかく、肌にフィットするレースとふわふわしたチュールの生地感が私の理想とぴったりだったため、とても気に入りました。そのままのドレスの形が気に入ったので、パニエは履きませんでした。ドレスショップの担当の方が、歩き方を教えてくださったので、裾を踏んでしまう心配はあまり感じませんでした。レースの肩や背中周りの部分はお直しができたため、当日は私の体にぴったりフィットしたドレスが着られました。友人からもたくさん褒めてもらい嬉しかったです。本当にこのドレスが大好きでした。
2着目のドレスは、大人っぽいデザインの物を、また2着目もウェディングドレスを着たいと思っていました。カラードレスも試着してみたのですが、しっくりくるものがなく、当初の希望通りウェディングドレスを探しました。2着目のドレスが決まったのは、まもなく1ヶ月前を迎えようとしている時期でした。plume dressさんでテンパリーロンドンのハニーサックルを試着させていただきました。とても焦っていた私に対し、オーナーさんがとても親身に相談に乗ってくださいました。総レースの生地、ストンと落ちるスレンダーな形、全てが素敵でとても気に入りました。そして何よりドレスを着た瞬間のトキメキが忘れられませんでした。運良くドレスの空きがあり、こちらをレンタルさせていただくことができました。下着はヌーブラとガードルを着用したため、変な締め付けが無くとても楽でした。
とても素敵なドレスに巡り会うことができ本当に良かったです。

前撮りはellepupaさんにお願いしました。主人が学生時代京都に住んでいたこと、私が主人と出会う前に願掛けに訪れ、その後すぐに主人と出会えた運命の場所、ということもあり京都で撮影をすることにしました。
前撮り当日の2ヶ月半前に申し込みをしましたが、希望のカメラマンさんの空きが運良くあり、お願いすることにしました。
プランは、和装レンタルと洋装持ち込みのプランにしました。和装は白無垢をレンタルし、洋装のドレスはBHLDNのレーガンをbeacon dresさんで購入しました。白無垢は、事前にいくつかあるデザインの中から、好みのものを選ばせていただきました。撮影場所は、elle pupaさんのホームページ素敵な写真がたくさん載っているので、その中から撮りたい場所を選択させていただきました。和装は祇園白川で、洋装は琵琶湖の公園で撮影することにしました。結婚が決まる前から憧れていたカメラマンさんに撮影していただけることになり、当日は本当に感動の連続でした。祇園は観光客が多いため、早朝のプランにしました。和装は番傘や扇子はレンタルし、小道具の持ち込みはしませんでしたが、趣のある写真をたくさん撮って頂けたので問題ありませんでした。ポーズはカメラマンさんに全面的にお任せしました。頭の角度、手の指の先から足のつま先まで細かく指示してくださり、作品を作り上げるという感じで、さすがプロだなと思いました。カメラマンさんやアシスタントさん、アテンドしてくださったヘアメイクさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
写真はどれもとても素敵で、結婚式でもたくさん飾り活用させていただきました。elle pupaさんに前撮りをお願いして本当によかったと思っています。

1着目のブーケは、プロテアニオベをメインに、セルリアやドライフラワーを混ぜていただきました。摘んできたような小花を合わせ、とっても素敵なネイティブフラワーのクラッチブーケを作っていただきました。
2着目のブーケは、オレンジのひまわりをメインに、プロテアやくすんだ緑も取り入れていただくようお願いしました。少しイメージしていたものとは異なりましたが、ドレスに合わせワイルドな感じに仕上げていただけて気に入りました。

席次表はsoimeme weddingさんにお願いしました。表紙は英文と名前、日付を入れたシンプルな物にしたく、フルオーダーで作っていただきました。形は見開きの二つ折りにし、前撮りの写真を活用させていただきました。英文は英語が苦手だったため、ネットで検索し素敵だと思った文章を選びました。
メニュー表は、式場からいただいたフランス語表記のメニューデータを、1ページに対し3列並ぶようエクセルで作成しました。「menu」の文字は手書きしました。購入したA4サイズのトレーシングペーパーに印刷し、3分割に切りました。メニュー表の上に席札、トーションフラワーを乗せたかったため、その準備もしました。
席札は、コーヒーで染めた紙に、カリグラフィで名前を手書きしました。その紙の両端をクルクルと丸めました。親族、上司の分は漢字の名前をエクセルで作成し、紙に合わせ印刷しました。トーションフラワーを式場で頼むと料金が高いため、自分で用意しました。女性はラベンダー、男性はユーカリの葉をドライにしたものをネットで注文しました。ラベンダーは3本を1つに束ね麻紐で結びました。
ゲストへの感謝の気持ちを伝えたかったため、席札とは別にメッセージカードを用意しました。無地のメッセージカードを購入し、カリグラフィで「Thank you」と手書きし、裏にゲストとの思い出の写真を添えメッセージを記載しました。

ウエディングケーキは、少し肌の見えるネイキッドケーキにしました。夏なのでサッパリした雰囲気がよく、レモンと緑を使用したケーキを考えていました。ケーキに乗せる緑は食べられるハーブ等は料金があまりかからないのですが、食用の葉っぱでないとかなり高くなってしまうと知り、ローズマリーにしました。レモンの厚さや、ローズマリーの置き方等、好みのケーキの画像を集め、プランナーさんと相談しました。高さは高めの2段ケーキにしたいと思っていました。しかし、式場の基本の高さは9㎝という事だったため、プラス料金を払い12㎝まで高さを出していただくことにしました。ケーキの周りには、メインテーブルの装花と同じユーカリを置いていただきました。また、フローリストさんの提案で、ケーキ台を通常キャンドルサービス等で使っているアンティーク調の台に変えていただきました。
当日実物のケーキを見て、理想通りの素敵なケーキだったため、こだわってよかったと思いました。

プチギフトは梅色生活さんの梅干しにしました。前撮りの写真をシールにすることが出来き、とても可愛くおしゃれなプチギフトになりました。夏婚だったため、甘いお菓子よりも塩分補給ができるサッパリしたものがいいと思い、Instagramで梅干しのプチギフトを見つけ即決しました。

感謝の気持ちを込めた、人生で一番笑顔いっぱいの日

当日は、緊張しあまり眠れず朝を迎えました。主人とはチャペルの中でファーストミート予定だったため、別々のお支度でした。緊張感はどんどん高まっていき、心の準備ができないままチャペルへ移動、両親との対面になりました。笑顔で母がベールダウンをしてくれ、お互いに緊張している父と腕を組み入場となりました。挙式は、緊張で主人とのファーストミートどころではなく、あっという間に終わってしまいましたが、ゲストが笑顔で迎えてくれホッとしました。チャペルを出てからは、たくさん笑いとっても楽しい時間があっという間に過ぎていきました。披露宴では、当日誕生日だった私に主人がサプライズでバラの花束を用意してくれたり、ゲストの皆さんとハッピーバースデーを歌ってくれました。何よりサプライズを考えプランナーさんとこっそり打合せしてくれていたことが、とても嬉しく幸せに感じました。ゲストの皆さんとたくさん笑ったり、涙したり、感謝の気持ちを伝えきれたかわかりませんが、本当に幸せで最高の1日でした。