Life goes on - 人生は続く

結婚指輪はCartierです。歳を重ねても飽きのこないデザインと、結婚指輪らしい丸みのあるぷっくり感が理想的だったのでこちらにしました。2.5mmの絶妙な幅が自分の指に合っていて、とてもお気に入りです◎

ウエディングドレスは式場の提携先で購入しました。数回の試着では決定することが出来ず、何度も足を運びました。提携外のショップも含め、かなりの数を試着したのですが、このソフトマーメイドのシンプルなドレスが自分の理想の雰囲気に一番合っていました。購入ドレスなので、自分の背丈やスタイルに合わせて仕立てていただけるところも良かったです。このドレスはバックスタイルがとても可愛くて、大好きなくるみボタンがさりげなくポイントになっているところも決め手になりました。

カラードレスは提携先のamtteliebeでレンタルしたMAGREの05を着用しました。お色直しでもウエディングドレスを着ることに憧れていたのですが、なかなか好きなデザインに出逢うことが出来ず…悩んでいたところに担当の方がおすすめしてくださったのがこちらのドレスでした。スパゲティストラップの女性らしさ、繊細な刺繍デザイン、THE！カラードレスらしくない絶妙なカラーに一目惚れ。ゲストの方からも好評でとても嬉しかったです◎

2021年11月に動画撮影を兼ねたドレス前撮りと、淡路島での私服前撮り、2022年1月に結婚記念日の撮影を兼ねた前撮りをしました。高原、海、京都、美術館…様々な場所での前撮りを経験することが出来ました。ドレスはシンプルなデザインが良かったので、気に入ったものが見つかるまでひたすらネットで探しました。ヘアメイクは全てセルフでしたが、自分らしさを出せたので満足しています◎

招待状は手作りアイテムの中で一番時間をかけて制作しました。式場を決定してすぐにデザインを作り始めたのですが、途中で好みが変わってしまう可能性を考えて、形にしたのは発送の約1ヶ月前。花嫁＝白のイメージで洗練されたデザインを目標とし、フォントのバランスや配置、余白などの全てにこだわりました。親族の返信ハガキ用に、娘の写真でオリジナル切手を作ったのも良い思い出です♪

〈 挙式&披露宴前半ブーケ 〉
白、アイボリー、ヘルシーピンクがグラデーションになるようなイメージでお願いしました。開ききっていない丸さのある花も混ぜて、グリーンは少なめを希望しました。時期的に使用が難しいと言われていたスイートピーをフローリストさんがわざわざ取り寄せてくださっていてとても嬉しかったです◎ブーケのリボンは持ち込みにしました。

〈 お色直しブーケ 〉
長さのある、垂れた花をラフに持ちたかったので、花の種類は1種類にして軽さを出していただきました。小さな花がぴょんぴょん揺れる姿が可愛かったです。

白を基調として、アイボリーやヘルシーピンクの花をポイントに。小瓶やキャンドルなどの小物も使用したコーディネートをお願いしました。ゲストテーブルは全部で9卓あったのですが、全てデザインを変えていただきました。ボリュームのある装花は苦手だったので、「抜け感」や「クリア感」を大切にしたいとお伝えしました。テーブルナンバーやスタンドは手作りしたものを持ち込み、シンプルな空間になるように無駄な装飾は控えました。

コツコツと進めていたプロフィールブックは、本番の2ヶ月前から形にしていきました。全8P、A5サイズのブックを作りました。表紙は前撮りで撮影していただいたお気に入りのショットを全面に。席札は上品な質感になるよう、マーメイド紙を使用したのがポイントです。ゴールドクリップで止めてシンプルにまとめました。

受付ではペンの使い回しを避けるために芳名帳を廃止しました。そして、エスコートカード代わりとして、アルコールスプレーに自作のテーブルナンバーシールを貼ったものを配布しました。式場にもアルコールスプレーは設置されていますが、自分のタイミングでも感染対策をしていただけるほうが、より安心して過ごしていただけるのではないかとこのアイデアに辿り着きました。また、オリジナルシールを貼った除菌ウエットティッシュは、ゲストの方に自由に取っていただく形で用意しました。マスクケースはプロフィールブックのメニューページに忍ばせました。

ゲストにお渡しする御礼&御車代の封筒や、子どもカメラマン用の写ルンですカバーも手作りしました。100ショップの材料をうまく活用出来たので満足しています◎

当日は曇り空ですこし肌寒かったのですが、スタッフの皆さんにサポートしていただき、楽しく撮影をすることが出来ました。自分で準備をした物は、カメラマンさんにお渡しする簡単な撮影依頼書と、アクセサリー、アーティフィシャルフラワーのブーケです。本番では使用しない鮮やかなカラーのブーケは、韓国っぽさのある形がとても可愛くてお気に入りでした！

式場の前撮りと同じ日にヘアメイクリハーサルを行いました。3パターンの髪型を希望していたので、持参したイメージシートをもとに、ヘアメイクさんと相談しながら自分の骨格や雰囲気に合ったスタイルを提案していただきました。

〈 挙式 〉ゆるふわシニヨン
トップをしっかり巻いて、すこしずつ髪を引き出しながら程良くふんわりに仕上げていただきました。

〈 披露宴前半 〉タイトめ外ハネ
リハーサルではシニヨンの時の巻き髪をそのまま活かしたダウンスタイルを提案していただいたのですが、どうしても挙式ヘアから印象を変えたかったので、本番当日に外ハネへの変更をお願いしました。大人っぽい雰囲気になるように分け目はざっくり作りました。

〈 お色直し後 〉 ゆるローポニー
肩より低い位置でゆるく結ぶスタイルが理想だったのですが、わたしの髪の長さではサイドが崩れてしまう可能性があったので、すこしだけ編む形にしていただきました。どのスタイルにもヘアアクセサリーを使用する予定はなかったので、結び目は隠していただいています。

プチギフトはGRAND Calbeeのポテトチップスにしました。元々、別のギフトを検討していたのですが、生産が追いついていないとの理由で購入することが出来ず、プチギフト選びは振り出しに。ゲストの皆様をお見送りする最後の時間まで、式の世界観を崩したくなかったので、シンプルで予算に合ったギフトを探していたところ見つけたのがこちらでした。4種類のフレーバーを用意してランダムにお配りしました。中学生以下のお子さまゲストにはクッキーを渡しました◎

2歳の娘にリングガールをお願いしていたので、小さな手でも持ちやすいかごタイプにしました。チャペルの雰囲気に合わせて購入したミラープレートに、100円ショップの強力両面テープでバロックパールを接着しました。さらに、プレートの下には手芸屋で購入したチュールを重ねて高さを出しました。

引き出物バッグはトートバッグ工房で購入したマルシェバッグにしました。式が終わってからも色々な用途で使っていただけるように無地のまま使用することにしたのですが、それだとすこし寂しかったのでクラフト紙で作成したThank youタグでオリジナル感を出しました。

式のテーマカラーがヘルシーピンクだったので、テーマに合わせてカラーを作っていただきました。一見シンプルなネイルに見えるのですが、角度を変えるとじゅわっと潤っているようなみずみずしさがあって、とてもお気に入りです◎写真を残し忘れてしまったのですが、お色直しではサンダルを履いたので、同じカラーでフットネイルもお願いしました。

Life goes on - 人生は続く

子育てをしながらの準備は想像以上に大変でした。
毎日増えていく感染者数のニュースに、ゲストからの欠席連絡、さらに準備疲れや育児疲れも重なり…もうやめたいと思ってしまうこともありました。

そんな時、わたしの心を救ってくれたのは、同じコロナ禍で式を挙げた友人の言葉でした。

「チャペルの扉が開いた時の景色は一生忘れない」

その言葉がとても印象的で、「どんな状況でも必ず結婚式をやって良かったと思える！」そう信じて、前向きに準備に取り組むことが出来ました。

タイトルにも採用した「Life goes on - 人生は続く」という言葉はわたしたちの結婚式のテーマです。

いつもわたしたちを支えてくださっている大切な方々の人生が今よりもっともっと彩っていきますように。これからの未来に希望を持つことが出来ますように。幸せ溢れる毎日を過ごせますように。この結婚式を通して、色々な想いを感じてもらえますように…
そんな願いをこのテーマに込めました。

本番当日、チャペルの扉が開いてゲストの姿が見えたとき…友人の言葉通り、ぐっと込み上げてくるものがありました。あの瞬間に感じた想いはこれからもずっと忘れません。

長い長い準備期間でしたが、当日の体感時間は10分！本当に楽しくて、幸せで…あっという間に一日が終わってしまいました。「結婚式を挙げて良かった！」
心からそう思えた最高の時間でした。