Best day of my life

当初はスレンダーラインのドレスをイメージしてましたが自分の骨格タイプに合わず、マーメイドドレスが一番しっくり来ました。上品さとナチュラルさを兼ね備えた雰囲気が結婚式のテーマに合っていたのと、トレーンの付け外しで2ウェイ楽しめたので、ケリーファッタニーニのマーメイドに決めました。後ろ姿のシルエットがとてもきれいでお気に入りです。

大人っぽくナチュラルなイメージのウエディングドレスと雰囲気を変えたいと思い、ダスティピンクで可愛らしい雰囲気のジルスチュアートを選びました。全体のテーマカラーがグレーだったので、ドレスだけが浮かないようにカラードレスの色と調和されるようにブーケとタキシードの色を考えました。

正面が開放的になっていた方が、ゲストが気軽に高砂までが来やすい雰囲気を出せるかなと思っていたので高砂はソファかイスにしたいと思っていました。テーマが「都会的だけどナチュラルな雰囲気」だったので、木製のナチュラルなゲストテーブルとイスに合わせて、木製の高砂チェアにしました。イス2つだとボリュームが出ないかなと思ったので、後ろにアーチの飾りを置くことで余白を埋めました。またサイドの装花に高低差をつけることで、ボリューム感も出たと思います。

コロナ禍でゲストの出欠が確定しなかったので、席次表を配るかわりにシーティングチャートとエスコートカード、テーブルナンバーカードを用意しました。
シーティングチャートはコッパースタンド風にしたかったので、塩ビパイプにカラースプレーを吹き付けてマットなゴールドにしました。チャート自体は手芸店で購入した布にペンで手書きしたものを吊り下げてあります。
エスコートカードとテーブルナンバーカードは、シーティングチャートに合わせてオフホワイト、ダスティブルー、ゴールドの色味でまとめました。

手元がきれいに見えるように、透け感のあるベージュや乳白色などの肌なじみの良い色味でまとめてもらいました。婚約指輪やイヤリングがゴールドだったので、それに合わせてゴールドのミラーネイルをアクセントとして入れることで、シンプルすぎない上品なデザインになったと思います。

Best day of my life

結婚が決まった時にはまさかコロナ禍でこんなにも世界を取り巻く状況が変わるとは思っておらず、結婚式の延期や規模の縮小、招待したかった人の断念など、当日を迎えるまでにさまざまな困難や葛藤を抱えた準備期間となりました。
開催に悩みながらも、当日は久しぶりに集まれてよかったとの声をゲストからかけてもらい本当にうれしかったです。人との繋がりが持ちにくいこんな時期だからこそ、皆からかけてもらえた温かい言葉に救われ、繋がりも改めて実感しました。
本当に大切な人たちだけを招いて、演出も少なめにして、皆と話したり写真を撮る時間をたくさん設けることでアットホームで楽しいひと時を過ごせました。