”Luxury” Wedding

ウェディングドレスは初めからマーメイドドレスを狙って探していました。私の母が結婚式のときに着ていたドレスがマーメイドで、それに憧れていた部分が強くあったのと、主人からのアドバイスで『結婚式はマーメイドドレスを着たい！』と強く思っていました。ですが、せっかくのドレス準備。この時期だからこそいろんなウェディングドレスを試着できるので、他のラインも一通り試着しました。『着たい（好きな）ドレス』と『似合うドレス』って結構違っていたりするんです。ドレスを試着すると毎回この気持ちになって悲しい思いをしたこともしばしば…。自分の気持ちはもちろん大切なんですが、せっかく着るなら皆が似合うと思ってくれるようなドレスを着たい、そんな気持ちの方が私は大きかったので、家族や主人の意見をかなり参考にドレスを決めました。
　
　運命のドレスに選んだのは、やはり諦めきれなかったマーメイドラインのドレス。奇跡的に主人が似合う！と言ってくれたドレスを選びました。（主人はかなり辛口で、70着以上は着ましたが、ウェディングドレス・カラードレス共に1着ずつしかその言葉をもらえませんでした…）マーメイドで身体のラインがスッキリ綺麗に見えるんですが、ビジューや刺繍がたっぷりと施された上品で華やかな桂由美先生のドレスです。由美ラインって本当に美しいんです！会社でお世話になった方や親族が沢山の披露宴なので、隠す部分はしっかり隠して安心して歩ける上品なドレス、これが主人からの最大の要望でした。インポートのドレスもすっごく憧れましたが、お辞儀等をしたときや高砂で写真を撮るときに胸元が少し不安かな？っていうのが主人の率直な感想。自分の気持ちと周りの意見の間で正直かなり揺れましたし、沢山悩みました。最終的に出会えた、皆が大賛成してくれたウェディングドレス。もちろん私も大好きです。根気よく運命のドレス探しを手伝ってくれた主人や家族には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

私がウェディングシューズに選んだのは、JimmyChooのRomy100を選びました。IGでこの靴を見かけたときから、どうしても自分の選んだドレスに合わせたかったんです。ウェディングだとシャンパンゴールドを選ぶ花嫁さまが多いらしいんですが、私は結婚式が終わってからも普段使いができるようにネイビーを選びました。この靴は主人も珍しく大賛成！気持ちよく購入することができました。

ヘッドドレスはジェニーパッカムを選びました。カラーは珍しいブラック。今まで見たことが無かったのと、主張しすぎない感じに一目惚れしてすぐに購入しました。

招待状は打合せをする前からホテルのものを使うと決めていました（主人の強い要望がありました）。せっかくのホテル婚なので、しっかりとホテルのロゴが入っているものを使いたいということと、招待状に関しては節約はせず、できるだけしっかりとした作りのものが良いと考えていたからです。

　初回の打合せでいくつか招待状のサンプルを見せていただきましたが、カードタイプのしっかりとして作りのものに私も主人も一目惚れしたため、会場を決めたときと同様、即決でした。
　披露宴に関しては、親族や友人だけでなく、会社でお世話になった方々が沢山列席してくださるので、できるだけ上品でしっかりしてるものが良かったんです。そのイメージどおりのものに出会えて良かったと思います。

　また、宛名の作成についても少し拘りました。手渡しでお渡しできる方に関しては、私が書きましたが、ポストに投函するものについては全て印刷しました。手書きではないので少し温かみがないですが、120名を超えるゲストに来ていただく予定だったので、そこまで書けないなぁと思っていて…。でも宛名に割く時間はかなり短縮できましたし、印刷の方が見栄えも良いので、やってよかったなと思っています。

　他にも拘ったのは、シーリングスタンプを使ったことです。これはどうしても私がやりたくて…。主人にほとんどやってもらいました。結構難しかったみたいで苦戦していましたが、とっても綺麗に作ってくれました。シーリングスタンプは海外の方にお願いし、イニシャルで作ってもらいました。フォントがとても可愛くてお気に入りです。

前撮りは茨城県にあるLUXEさんで撮影をお願いしました。午後からの撮影だったんですが、盛り上がってなんと10時間近くの撮影…。長時間でしたが、そんなことが分からないくらいとっても楽しい撮影でした。
　当日はもともと持っていく予定だったVeraWangのバレリーナを忘れてしまう、というハプニングもありましたが(笑)、お気に入りのウェディングシューズとヘッドアクセ、そしてとってもオシャレなLUXEさんの素敵なドレスを沢山着ることができたので良かったです。

ウェディングケーキはカップケーキタワーにしました。インターコンチでは初めてだったみたいで、スタンドやカップ等の準備でプランナーさんには走り回っていただきました。本当に感謝です。

　念入りに細かく打合せしたおかげで当日は希望どおりのカップケーキタワーを作っていただきました。友人からも大好評のケーキで、とっても嬉しかったです。

披露宴でのプチギフトは男性には焼き菓子を、女性にはヤンキーキャンドルを配りました。男性は二次会までの間にサクッと食べれて荷物にならないもの、女性にはお家で飾ったり使えるものをということで、男女別のものを用意しました。（欲しい方がいらっしゃればどちらもお渡ししてました。）キャンドルについては、ちょうどカメヤマキャンドルハウスさんのアンバサダーをさせていただいていたので、皆にキャンドルの良さを知ってもらいたいという気持ちから選びました。ちなみに二次会ではボンヌママンのジャムとビスケットを配りました。
　
　プチギフト選びは、『荷物にならないもの』『重くないもの』を考えて2人で沢山お店でチェックしながら決めました。ジャムやキャンドルビスケットは日持ちのことをあまり考えずに用意できましたが、焼き菓子については結構気を遣いました。結婚式前に焼き菓子を大量に購入し、前日2人でホテルのお部屋でラッピングしました。結構夜中までかかりました…。今では良い思い出です。(笑)
　
プチギフトに付けたサンキュータグとジャムに貼ったシールはDIYしました。デザインを一から考えて作ったので、とってもお気に入りです。ジャムに1枚ずつ貼るのは主人が担当してくれました。結構大変だったみたいです。(笑)

”Luxury” Wedding

結婚式当日の朝は雨も降っていて、天気が良くありませんでした。朝からどんよりとした私の雰囲気を察して、主人や周りのスタッフさんが励ましてくれ、私も主人も雨男・女寄りなので、『ホテルで結婚式にして本当に良かったね！』と笑っていたのを今もしっかりと覚えています。
　結婚式の時間にはなんとか天気も良くなってくくれて。私たちの"Big Day”は始まりました。
　お部屋でのお仕度からファーストミート、写真撮影そして家族と会う時間、挙式・披露宴と1日が過ぎるのはあっという間でした。こんなに時間が経つのが早いと思ったのは生まれて初めてだと思います。それくらいとても楽しかったです。結婚を決める前は、海外で家族と小さな結婚式をするのが夢だった私。主人と結婚して、結婚式への気持ちをお互い納得がいくまで話し合って、国内で沢山のゲストをお招きして結婚式をすることを決めました。本当にして良かったと心から思います。
　せっかくのホテル婚。手作り感は出さないこと、最初に決めたテーマカラーを壊さないこと（招待状から徹底していました）、会場の雰囲気を存分に活用すること、これらを目標に会場の装花やコーディネート、衣装の雰囲気などを気を付けてきめていきました。1人で何もかも決めるとなると少し外れたりしてしまうこともあるかもしれませんが、私の思いや意見を形にしてくれるアドバイザー（主人）がいてくれたからこそ、テーマに一貫性を持てたのだと思います。
　2人で1から作り上げた結婚式。この日があったことで私たち夫婦の関係性もより深まったと思っています。