サービス面のクオリティの高さ

挙式会場について

チャペルは黄色・オレンジを基調とした暖色系の色合いで、形状も扇型をしておりかなり特徴的です。温かみがあり「チャペル」感を感じますが、色味が強いため好みが割れそうな印象です。短めのバージンロードと横長な形状も個人的には少々引っ掛かりました。

披露宴会場について

披露宴会場は最も大きなグランドボールルームを案内頂きました。高砂の先に皇居と日比谷公園を見渡す窓があり、美麗なシャンデリアや高い天井高も相まり上質な雰囲気です。140名程度まで収容可能との話でしたが、このクラスのホテルの大会場であればもう少し広さが欲しい印象も受けました。

コストについて

ウェディングデスク経由の特典等で割引後の金額で、110名約700万円の見積でした。同クラスのホテル群の中でも比較的高額です。
ただ、一般的に必要な金額は見込んで下さり、料理や装花単価も他会場よりやや高めの見立てでしたので、ここからの上昇幅は多少抑えめになるかもしれません。

料理について

午後の見学ということもあり、デザートを試食で頂きました。どれも美味しく、中でも有名なマンゴープリンは印象的でした。評判通り、料理はレベルが高いのではと感じます。

ロケーション（立地、交通アクセス）について

日比谷駅直結で有楽町駅もほど近く、非常に利便性の高い立地です。
東京駅からもタクシーで近距離ですので、ゲストの方々のアクセスはかなり良好といえそうです。

スタッフ・プランナーについて

全体的にとても好印象でした。
プランナーの方は経験豊富な様子で、説明に過不足なく案内もスムーズ、かつ適度にフレンドリーな応対です。見積段階では前のめりな提案を頂きましたが、売込みが強すぎるという感覚も特に抱きませんでした。
また、見学途中のスタッフさん同士の会話の雰囲気も良く、チームワークの良さも見て取れました。式を挙げる二人のために力を尽くして下さるスタッフさん達であるという印象です。新婦の美容面への徹底したサポート、両親へのバトラー対応等、サービス面は大きな強みである感じました。

この式場のおすすめポイント

珍しい演出として、ロールス・ロイスクルージング、ロビーウォークの二つがあります。
ロールス・ロイスは海外のような演出で、お好きな方にはとてもはまりそうです。天気の良い日であれば、皇居周りはとても気持ちよさそうですね。ロビーウォークも思い出に残りそうですが、ロビーの賑わいの様子を思うと、個人的には少し気が引けてしまいました。
その他披露宴内の演出は目立つものこそありませんが、柔軟に相談には乗って頂けそうな雰囲気でした。

• 駅から徒歩5分以内
• 宴会場から緑が見える
• 宴会場に窓がある
• ステンドグラス

この式場で素敵な結婚式を挙げるためのアドバイス

外資系高級ホテルには珍しい、一棟ホテルとなります。ホテルの前での印象的な写真撮影が可能であったり、ゲストの方々にとってわかりやすかったりと、メリットは大きいように感じます。一方で各フロアの床面積の小ささが少々目立つ印象で、見学時には1階がチェックイン客とカフェラウンジ利用客でごった返していました。時間帯によってはゲストも少々戸惑うかもしれません。
ホテル内の各所や客室の中等、全体的にアジアンテイストを感じる印象ですので好みは割れるかもしれませんが、やはり上質感は素晴らしいと感じました。