準備10割、笑顔はスパイス・粉砂糖

ロングトーンが決め手です。出席の皆からプリンセスみたい、お姫様でしょ！と言われ、選んだドレスに満足してます。

主人が決めてくれました！平面だとわからない、青の流れるようなラインが着てみると綺麗にきまりました。最初の印象から1番印象が変わるドレスでした。ゲストからはシンデレラみたいと好評で、私も気に入りました。

一目惚れです！すぐに決まりました。赤だけでなく、青も入っていて、絞り柄。背中は鶴が1番高い位置にきます。これに関しては苦労もなにもありません…即断即決。ゲストには着物の先生もいらしてましたがこれは好評でした。

アンティーク調にまとめました。ゲストの多いテーブルは控えめに、ゲストが少ないテーブルは高さを出して額縁やオイルランプを増やしたりしました。丸い葉っぱのユーカリを使い、淡いピンクとアイボリーで優しげに、テーブルクロスのゴールドとトップクロスのホワイトと相性の良い色の花を念頭に作りました。

母が総刺繍で作る！と気合いをいれて3ヶ月かけて作ってくれました。私も受け取るまでデザインも配色も見ておらず、見たときはびっくり、大変だったろうなぁと思います。ゲストには大変好評でした。

フレッシュケーキで！これは絶対です。クラシカルにアンティークに、を主題をするからにはイミテーションなんて絶対に嫌！もちろん、皆にも食べてもらいます。1人1人盛り付けてもらってデザート二個ははいないよと言いつつ皆食べてました！

白を基調にグリーンを入れました。真っ白にするのも良いかと思いましたが、ブートニアも予定していたのでブーケは少し印象を変えることにしました。ブートニアは数に拘らず参列者のチャペルの席数に合わせることに。バージンロード側のゲストから渡してもらいました。

ウェディングドレスにも着物にもカラードレスにも合う、が大前提。ベージュを基本にお花を描いてもらいました。

エスコートカードとして招待状の用紙を使い、見開きにして右にテーブル名、左に名前と手紙を書きました。もちろん封蝋です。ただ置くだけでは楽しくないので木につるしました。主人が手紙は苦手と逃げたので主人のゲスト宛にも私が手紙を書きました。宛名は筆記体カリグラフィーにしましたが、読みにくいので漢字の名前も入れました。わかりやすく、でもカッコよくがこだわりポイント。名前ばかりの個人情報なので写真がアップできませんが…

ウェルカムボードは母が総刺繍で作りましたので、私は会場の装花と合わせるように作りました。写真をコラージュしてつくったり頂いた結婚記念品をどれを置くか、どう置くか、実際のテーブルはなかなか見れないのでサイズ感など悩み悩み作りました。

準備10割、笑顔はスパイス・粉砂糖

思いの外、緊張しませんでした！
その分いっぱい準備もして、ペーパーアイテムもでき得る限り作りました。しかし、安っぽくなるのは嫌だったので装花にも拘りました。アイボリーと淡いピンクのバラを取り入れ、丸い葉のユーカリでまとめます。オイルランプや額などアンティーク調を主軸にゴールドのテーブルクロスに白のトップクロスにし、統一感を出しました。実物を目にして間違いなかったと思います。
封筒に蝋封したエスコートカードの木も作って良かったと、ゲストの感想を聞くと思います。
小さな事もお聞きして当日の段取りでゲストの為になることを考え続けました。もちろん、自分達が楽しむことも大事です。
両親への手紙は涙でボロボロになったり聞き苦しい声をだすのはゲストに申し訳ないと思ったので、徹底的に練習しました。それでもウルっときますが、耐えきりました。私が泣かなかった分、ゲストが号泣してくれて、凄い手紙だったなどの感想を頂くことができました。
ゲストが楽しんでくれる姿を思うとやりたいことはどんどん浮かぶはずです。チクチク言ってくる人に悪気はないのです、当日も「馬車に乗るんだー」など聞こえはしますが、聞かない、見ない。見るべき聞くべきは大半を占めるゲストの笑顔です。
努力したことはゲストに伝わるんだなぁと改めて感じました。
ゲストの動線に無駄はないか、残った無駄は必要な無駄なのか。私達は裏で走れば良いのです。皆の前ではゆったり笑顔で！こればかり考えました。
実は裏で笑えない情報がもたらされ、笑えなくなった時がありました。それでも扉の前に立った時、美容師さんがスマイル！と言ってくれて我にかえりました。大事なのはゲストの皆様に楽しんでもらうこと。私達を愛してくれる皆さんが集まってくれているので、私達が楽しそうじゃないと皆も楽しめません。私達の幸せそうな姿を何より楽しみにして集まってくれています。実際、楽しいですし！
1人で式に臨むわけではありません。隣には主人もおりますし、そばには介添えさんも美容師さんも、ホールチーフも、カメラマンもいてくれます。このスタッフさん達は私以上に私がどう見えるかに気を配ってくださいます。安心して任せて大丈夫。準備万端ならもう自信を持って本番に挑むだけでした。