- 会場
- 茶房わらび野
- 開催日
- 2018.10 開催
- 1年前
会場決定
会場は普段は昼間はカフェ、夜はレストランとして営業されています。
元々旦那さんとよくデートで来ていて、山の上の近代的な外観や、全面ガラス張りの窓から見える景色、周囲が森の緑に囲まれていたりと、まるで美術館なような雰囲気がとても好きで、いつかこんなところで結婚式ができたら…と思っていました。
ダメ元で、1日貸切は可能か聞いたところ、可能とのことで!この会場を使わせて頂きました。
ゲストの皆様に、日常を忘れゆったりとした時間を過ごして頂きたいと思っていたので、全席ソファ席、披露宴会場からは福岡の街が見渡せる眺めの良さ、夕暮れ時の景色の素晴らしさ、雨が降ってもそれはそれで綺麗と思える森の緑の雰囲気…全てがイメージにぴったりだったので、他会場は見ずに即決でした。
ドレス選びや装飾も会場に合わせて行っていきました。
この会場が活きる式がしたいという思いが強くありました。
わらび野さんは結婚式の要望が多く、新たに結婚式場を作られるとのことで、そちらはまた雰囲気の違う造りで、全席椅子席とのこと。
こちらの会場で式ができるのは最後のほうだったとのことで、私としては新しいところも気になるけど、やっぱりこちらでよかったと思っています。 - 6ヶ月前
結婚式テーマの決定
式場をわらび野さんにした時点で、いわゆる式場付きのプランナーさんはいないので、ウェディングマネジメントをフリープランナーさんに頼むか、セルフプロデュースするかの2択でした。
#結婚式テーマ
私たちはセルフプロデュースウェディングを選択。
となると、全てを自分たちで作っていかなくてはなりません。
全体に統一感をもたさるために、柱となるテーマが必要だろうということで、テーマ決めを2人で行いました。
私たちの目的はとにかくゲストに楽しんで頂くこと。
会場はすでに決定していたので、あの会場で楽しんでもらうとしたら、どんな楽しませ方がてきるだろう?
と考えた時に、料理も美味しい、景色もいい、音楽もピアノがあったりで音の響きもばっちり…ということで、どの角度からでも楽しんでもらえるよね、ということで五感を使って楽しんでもらおう!ということになりました。
これをテーマにするのに、しっくりくる言葉を悩みに悩んで決めました。
それが、sensism(センシズム)。
五感を使って感じる
という意味です。
結婚式を通して、ゲストの皆さんが五感を使って楽しみ、五感を使って私たちの感謝を感じて頂けるような空間にしたい、という思いでこのテーマとしました。
テーマカラーは水彩です。
あえて1色にはせず、どんな色もつかうことでよりsensismに!という狙い。
結婚式は全てこのsensismにそって、作り上げました。 - 6ヶ月前
ウエディングドレス
勿論、ウェディングドレスも自分で探します。
#ウェディングドレス選び#ウェディングドレス#オーダータキシード#エンパイアライン
色々なドレスショップのサイトをみて、このレンタルドレスショップ雰囲気がいいなぁというところをいくつかピックアップしました。
また、ウェディングドレスはどうしてもエンパイアが着たかったので、エンパイアで良いものを置いているところ…と探すとどんどん絞られていき、結局はひとつのドレスショップに行き当たりました。
市内のBLENDAさんというレンタルドレスショップです。
実はもう1つ候補店があったのですが、エンパイアドレスをみてBLENDAさんに即決でした。
BLENDAさんのドレスはBLENDAさんオリジナルの手作りのドレス。
軽やかで品があって、会場にぴったり!と惚れ込みました。
カラードレスはBLENDAのスタッフさんイチオシのもの。
こちらも即決でした。
ウェディングドレスでのヘッドパーツもBLENDAさんでお借りし、とてもお気に入りです。
羽でできたお花とチュールの感じがとても繊細で品があって可愛いものです。
紫のリボンもお借りし、これまた可愛い…!と見てすぐ決めたものでした。
人前式では紫リボンなしで、披露宴ではリボンをつけて少し変えてみました。
ちなみに、旦那さんは、BLENDAさんで紹介して頂いたスーツ屋さんで、オーダーでスーツを作りました。
一生に1度のことだし、旦那さんも主役になってほしいという思いでのこと。
旦那さんもとても乗り気になってスーツを作っていました。 - 4ヶ月前
招待状
セルフプロデュースなので、当然、招待状も自分で作ることになります。
#手作り招待状#水彩#DIY
結婚式準備1番最初に手をつけたのが、招待状のデザインでした。
全てノートパソコンのWordで作成。
とにかく素材を切って貼っての作業をやっていきます。
会場が緑に囲まれたモダンな建物なので、シンプルなデザインか、ナチュラルなデザインにするか迷いましたが、やっぱり色をいれたかったのでナチュラルにしました。
色はテーマカラーである水彩を中心に。
紙、封筒、ハガキはインキューブで購入しました。
招待状の紙は少しざらついた手触りの黄みがかった用紙です。
返信用ハガキは羊皮紙っぽい材質のハガキを使用。
ゲストに前もって、どんな雰囲気の式にしたいのかを伝えておきたかったので、テーマとなるsensism(センシズム)の説明をいれました。
テーマ、タイムスケジュール、マップはひとまとめにして、ハトメパンチでとめました。
お気に入りなのは、封筒をとめているシール!
水彩絵の具をこぼしたようなシールで、蔦屋で購入。
スタンプを作るとか色々考えたのですが、このシールを使いたくて、結局これで封をしました。 - 3ヶ月前
装花
- 3ヶ月前
ブーケ・ブートニア
- 2ヶ月前
プログラム
プログラムも自分たちで決めます。
#プログラム
2人で演出について考え、タイムスケジュールや演出の流れ、動きについて話し合いました。
一般的なプログラムを調べ、そこに自分たちのオリジナルを加えていきます。
基本はゲストが傍観するのではなく、ちゃんと参加できる内容を意識して作りました。
また前半は全てテーブルラウンドに使い、ゲストとゆったり喋る時間を設けました。
自分たちがゲストのお席にいって、お喋りさせてもらいました。
これはとてもよかったです。
一人一人としっかり話せ、感謝を伝えることができました。 - 2ヶ月前
BGM
プログラムができると、プログラムに沿ってBGMを考えます。
#BGM
ちなみに音響さんはわらび野さんに紹介してもらった方です。
とっても素敵な方で、音楽の趣味も合い、トントン拍子で話をすることができました。
音楽が大好きな2人なので、BGMは思いっきり、自分たちの好きなものを詰め込みました。
BEATLES、Zombies、Carpenters、Queen、oasis、SAKEROCK、小沢健二、大滝詠一…
他にもたくさんの好きな曲を使い、聴いてるだけで幸せいっぱいな時間でした。 - 1ヶ月前
席札
返信が届くと、いよいよゲスト関連のグッズ作成です。
#席札#席札手作り#席札diy#席札ボトル#席札ドライフラワー
会場にしっかり溶け込み、帰ってもゴミにならない席札をと考え、ボトル入りのドライフラワーにネームタグをつけました。
花材は好きなお花屋さんで、ミニボトルはネットで購入しました。
これは結構好評で、持って帰って飾ってるよといってくださる方がちょこちょこいて嬉しいです。 - 1ヶ月前
席次表・メニュー表
- 1ヶ月前
引き出物
引き出物は人によって変えました。
#引き出物#引き出物トートバッグ#引き出菓子
独身者(男性)
→バーニーズニューヨークカタログギフト
独身者(女性)
→marimekkoハンカチ、MARKS&WEBのバスソルトとパック、アロマワックスバー
家族
→DEAN&DELUCAカタログギフト
新婚さん
→波佐見焼のそば猪口セット
引き出菓子もちょっと人によってちがって
独身者
→ドライフルーツとお茶(母のお店のもの)
家族
→調味料セット(母のお店のもの)
にしています。
独身者(女性)への引き出物のラッピングはセルフです。
引き出物袋はゴミにならないよう、紙袋ではなくコットンバックにしました。
スタンプを押そうかと思ったのですが、やっぱり普段使いには向かないかと思い断念。
スタンプのデザインをネームタグにして、それぞれにつけました。 - 1ヶ月以内
会場装飾アイテム
テーマであるsensismに沿って、目で見、耳で聴き、匂いを感じ、口で味わうのは、会場、プログラム演出や料理、装花を通してできましたが、〝手で触れて感じる〟だけが難しいので、旦那さんと話し合い、それを会場装飾で補おうということになりました。
#会場コーディネート#会場装飾アイテム#ウェルカムスペース#ウェルカムボード#結婚誓約書
まずは、写真です。
元々フォトツリーはやりたい装飾だったので、絶対するつもりだったのですが、そこにつける写真に工夫を。
写真をただ吊るすだけではなく、年代と名前の母音だけ記した紙を写真の前につけ、それを吊るしました。
めくる楽しさと、ちょっと暗号っぽくすることで、考える楽しさをプラスしたつもりです。
写真は、2人が生まれてから今までのものを、木の下から上にかけて成長していくという順で吊るしています。
フォトツリーの下には、リングピローや大好きなミニチュアの置物を置いています。
リングピローは手作り。
ミニチュアの置物は大好きなお花屋さん、greengreenプランツ研究所で購入したもの。
受付にもミニチュアのボトリウムを置いていて、これもggプランツ研究所さんにお願いして、結婚式用に作ってもらいました。
今もとてもとてもお気に入りです。
また、手に取って見て頂くということで、私たちが好きなものを会場に持ち込み展示しました。
本、音楽、映画です。
本は好きな小説(村上春樹さん、江國香織さんなど)や写真集(佐藤健寿さんや、田中達哉さんなど)、仕事で使っている専門書も混ぜてみました。
音楽はレコードとレコードプレーヤーを持ち込み、実際に好きなレコードをかけられるように設定しました。
基本は60年代洋ロックですが、邦楽もちらほらいれてました。
映画はDVDを。
レナードの朝やショーシャンクの空になど、大好きな映画をチョイスしました。
それぞれのブースに、説明を書いたカードを設置して、実際触ってみてほしいことを伝えています。
このグッズがきっかけで、話が広がればいいなぁという気持ちもありました。
結婚誓約書への署名は、水彩シールに名前を書いてレコードに貼ってもらうかたちに。
レコードのレーベル部分が誓約文になっています。
ウェルカムボードは絵がとても上手な親友に描いてもらいました。
会場入ってすぐの目立つところに展示しました。
また披露宴会場にあがってから時間を持て余すのでは、という旦那さんの一言で、質問カードを一人一人に設置することに。
質問内容は人によって全て変えました。
質問カードは書いたら、瓶にいれてもらって回収します。
余興でその瓶から1枚選んで、抽選会を行いました。 - 当日
挙式・披露宴
sensism! -五感で楽しむ式をゲストへ-
私たちは前撮りを当日にいれたので、前撮りからスタートです。
スケジュールは、
ファーストミート(新郎新婦)
前撮り
ファーストミート(親族)
人前式
披露宴
の流れでした。
本当に大切な人しか呼ばない、小さな式。
一人一人としっかり向き合って、目を合わせ、笑い合い、声をかけあえる素敵な式になりました。
披露宴演出として、新郎が先に入場してピアノの生演奏。
その演奏で新婦と母親で入場でした。
これは中々素敵な演出だったなと思います。
旦那さんは他にも、余興でギターを弟のバイオリンに合わせてやってくれて、本当に式を盛り上げてくれました。
また、テーブルラウンドでは、一般的にはフォトラウンドやキャンドルサービスですが、私たちは植樹をやりました。
ガジュマルの鉢植えと土を持って、ゲストに土を少しずつ鉢に入れてもらいます。
これも中々珍しく、印象に残るものができたのではと思います。
式が終わった後日、ゲストの方から
あんな結婚式初めて!
印象深い式だった
一人一人が主人公みたいな式だったね
と言って頂くことが多く、それが何より嬉しかったです。
セルフプロデュースということで、本来ならばプランナーさんが宿題だしてくれたり、一緒にイメージを形にしてくれるけど、私たちはそれを全て自分たちでやりました。
それには沢山の人の支えがなければできませんでした。
この結婚式を通して新たにあった出会いや、今まで支えてきてくださった方々の有難みを強く感じました。
プランナーなしでやる!
と決めたとき不安もいっぱいだったけど、こうして素晴らしい出会いや、気づきがあり、本当にやってよかったなぁと思っています。
旦那さんにも色々負荷をかけたけど、一生懸命やってくれて感謝感謝の式でした。