日本の両端のこだわりを詰め込みました

新婦の出身である札幌を会場としたので料理のどこかに新郎の出身である鹿児島の要素をいれたいと考えていました。
そこで鹿児島では身近な魚で、かつ北海道ではなかなか見られないキビナゴを料理のどこかに入れることができないか式場のシェフに相談させていただきました。
とても時間とお手間をかけて考えていただき、アミューズの一品としてキビナゴを出していただきました。鹿児島県民としてもこのようにおしゃれにキビナゴを食べることはなかったようで、両ゲストにとって印象的な一皿となったようです。

ブーケとブートニアに生花を使うこだわりはなく、ゲストに関係する部分にお金をかけたかったので100均の造花を使って手作りしました。
イメージは会場に合わせナチュラルな感じで、使用する花はバラなど華やかな花より葉っぱを多めに親しみのある感じにしました。

参席者が親族のみで高齢の人やたくさんは食べられない女性・子どもが多かったのでコース料理にケーキをプラスすることはやめ、持ち帰ることもできるお菓子を配ることにしました。
新郎新婦の出身が北海道と鹿児島という日本の両端であることも活かし、それぞれがお気に入りの地元のお菓子を積み上げました。ケーキ入刀の代わりのセレモニーでは、自分の地元のお菓子をお互いに一口食べさせる演出をしました。

日本の両端のこだわりを詰め込みました

全てオンラインで行う準備の中では、プランナーさんとの認識のすり合わせに苦労する場面もありました。しかし当日式場のスタッフの方々の気配りはとてもきめ細やかで、式の進行には何も不安を感じず新郎新婦自身も楽しむことができました。
新郎親族には遠く鹿児島からお越しいただいている人も多かったため夕方からの式と披露宴となりましたが、お越しいただいた方々には良いお声をたくさんいただきました。
また、新郎新婦のこだわりとしてもう一つ、ピアノの連弾を披露したいと言う点がありました。電子ピアノではありましたがピアノをお貸しいただき、無事演奏できたのは本当に良かったです。
今回の式のコンセプトは両親族に触れ合ってもらい、お互いの地元の良さを知ってもらうという風にしていたので、式場のスタッフのご尽力で私たちのこだわりを実現できたと感じています。