全ての人の人生の美しさを感じる1日

挙式会場について

モルタルで統一された館内。
挙式会場は言葉にしがたい、そこに流れている時間、人の人生の重みを感じる場所。
少し緊張を感じる場所。
余計なものは何一つない。角がないつくりで、視界を遮るものがない。
あるのは、季節を象徴する花と主役である二人を真ん中に、ゲスト同士が向かい合い、互いの表情がよく見える空間。

挙式会場で交わされる言葉はすべて本物だと感じました。
ゲスト代表からのメッセージ、二人がお互いに交わす手紙。
私が知っている二人の人生はほんの一部かもしれないけど、この挙式には全てが集約されて二人の人生の厚みを感じられました。

披露宴会場について

パーティー会場はアットホームさ、開放感を感じる空間でした。
机は流しテーブルで他のゲストと隔てがない。
お二人は後から登場するのではなく、私たちを出迎えてくれたことに驚きました。
席も固定ではなく、自分の座りたいところに座るというフリースタイル。
席に着くと乾杯の前から楽しんで欲しいとの心遣いのスナック。

コンテンツは基本歓談。
ケーキ入刀ではなく、同じ釜の飯を食うという言葉になぞらえた、お二人からの釜飯の提供。

パーティーも挙式と同じで、二人とここにいる全員の人生を感じ、心の底から楽しむ。
その軸をぶらさず、不要なものは削ぎ落としたシンプルなスタイルでした。
これまで参列した中で一番、心の底からその場を楽しむことができましたし、何より二人との距離が近くていつでも写真を撮ったり、普段のように乾杯できる時間がたくさんあってとても嬉しかったです。

料理について

お料理がこれまで食べたことのない、感動レベルでした。
スタッフの方にお話を聞くと、イノベーティブという料理のジャンルらしく、日本食、イタリアンなどジャンルに囚われるのではなく、季節の食材が一番引き立つ調理法で創作をされるそうです。
iwaiさんが大切にしている本物、本質が料理にも串通されていました。

手元のメニューも特徴的で、素材のみが書かれており、メニュー名はありませんでした。
この食材と食材が組み合わさるとどんな味になるんだろう、何が出てくるんだろう、、、ととてもワクワクしました。

これまで参列した結婚式の食事ではもちろんのこと、これまで訪れたレストランの中でも断トツに感動したのをよく覚えています。
また、季節ごとにメニューが変わるそうなので、違う季節にも訪れたいです。
また何度でも戻りたい。
あの味が食べたいと思ってしまう体験でした。

ロケーション（立地、交通アクセス）について

表参道駅から歩いてすぐでした。
会場は東京の真ん中とは思えない、
自然豊かな閑静な空間で驚きました。
会場の中にある庭がとても美しかったです。

スタッフ・プランナーについて

とにかくスタッフの皆さんが素敵でした。
前から会ったことあったかな？と感じるくらいフレンドリーでその場をスタッフの皆さん自身が楽しんでいるんだろうなということがとても伝わってきました。
ドリンクやお料理についても、こだわりをお話ししてくれたのも嬉しかったですし、何よりこの場を人生に一度の良い場にしよう。とスタッフの皆さんが命を燃やしていることが表情、所作から伝わってきました。

この式場のおすすめポイント

結婚式は、お二人の結婚という「点」を祝うだけの場所ではない。
これまでの歩んできた人生そのものを感じ、お祝いする場であると概念が変わりました。
二人のこれまでの人生には、当日いたゲスト一人一人とのストーリーがあり、私の人生も二人と出会えて、今日ここにいれて、最高な人生だなと感じました。

パーティーの中でライフストーリーという文字だけで2人の人生が綴られたムービーが本当によかったです。
写真や映像では伝わらない、その時の二人の喜び、幸せ、葛藤、悲しみが文字だからこそ伝わってきました。
それをみた時、二人が今こうして幸せに生きていることをより一層嬉しく感じました。

• 持ち込み無料
• ワンフロア貸切可能
• 申込み前試食可
• 一軒家
• 複数路線利用可
• ロビー・アトリウム
• 化粧室充実
• 新婦の控室が個室
• 友人の参列可

その他

1日が終わって帰る時、私も大切な人に感謝の気持ちを伝えたい。そう思いました。
二人の人生をお祝いすると同時に自分も満たされた、そんな感覚だったと思います。
結婚式でここまで感じられたのは、
当日の体験、出会ったスタッフさん、二人の心遣い全てから受け取ったものがあるからです。
蔑ろにしてしまっていたものを取り戻し、自分もまた一生懸命生きよう。
そう思いました。
素敵な1日をありがとうございました。