人生最高の瞬間にふさわしい、満足度とバランスの取れた式場

挙式会場について

当初は上見上げた時に、設備が見えるのが多少気になりました。
しかし、挙式本番で指摘する人はいませんでしたし、私自身も気になりませんでした。
そのため、挙式会場でマイナスなことは一つもなく、とても良かったです。

また、バージンロードの距離が長かったのがとても良かったです。歩くたびに挙式をしている実感が湧きました。
挙式会場内では、フラワーシャワーはできませんが、会場の外でバブルシャワーをしていただけてとても嬉しかったです。

私たちは、リングドッグをやらせていただきました。オムツと犬用の靴下は必須でした。
(一直線に走ってきてくれて成功しました！)

ナチュラルな雰囲気が好きな方は特にオススメです。

披露宴会場について（会場名：ヴァンヴェール）

ヴァンヴェールで披露宴を開催しました。
ワインの樽がウェルカムスペースの雰囲気を作ってくれます。
ディズニーのような華やかな世界観ではなく、ジブリ作品のように自然であたたかみのある雰囲気で披露宴を行いたい方におすすめです。

私たちは、ウェルカムスペースには紅葉のレプリカやワタを散りばめ、観覧車のオルゴールを飾ることで、サーカスやパレードのようなワクワクする世界観を演出しました。

演出は、前日の搬入の際に依頼書をお渡しして、プロの方々に作っていただきました。テーマがはっきりしていたこともあり、「楽しく作成できて助かりました」と言っていただけて、とても嬉しかったです。

私たちはふたりともキャンプが好きで、テーマが明確だったので、数ある会場の中でもヴァンヴェールに迷わず決まりました。

ただ、私たちは1年以上前に予約したので、人気シーズン(9月〜12月、2月〜4月)や土日を希望される方は早めの予約が安心です。

最初の見積りから値上りしたところ

衣装代は見積もりに含まれていた記憶がありますが、最安ランクの想定価格だったため、実際に選んだ衣装との差がかなり大きく、値上がりの大きな要因となりました。
ただ、私たちは「金額よりも自分たちが本当に気に入る衣装を選ぶ」ことを優先していたので、結果的に費用は上がったものの、全く後悔はしていません。
なお、私たちは利用しませんでしたが、衣装を外部レンタルすることでコストダウンできる可能性はあると思います。
また、ペット婚だったため衣装保険料が必要となり、こちらは想定外の大きな出費でした。

持ち込みに関しては、追加料金はほとんどありませんでしたが、オープニングムービーとエンドロールを自作して持ち込んだため、プロジェクター使用料として2万円がかかりました。

逆に言えば、持ち込み料はその程度だったので、比較的良心的だと感じています。

最初の見積りから値下りしたところ

私たちは、できるところは自分たちで制作することで、しっかり節約しました。
アイテムやウェルカム装飾、各種ムービーなどは基本的にすべて自作し、その過程もとても楽しく、充実した時間になりました。何より、完成したときの達成感は本当に大きく、「やって良かった」と心から思っています。

特におすすめなのは、オープニングムービーとエンドロールムービーの自作です。
ここは自分たちで取り組んだことで、コストを大幅に削減することができました。

また、使用する音楽は必ず事前に cd を購入 して準備することをおすすめします。
cd を用意しない場合、著作権料として 1 曲につき約 8,000 円ほど必要になり、結果的に大きな出費となってしまいます。ここは注意が必要です。

割引や特典はそこまで多くなかった印象ですが、仏滅での開催を選んだことで約 10 万円ほど安くなりました。

料理について

＜冷たい前菜＞
千葉の海と大地の贈り物

＜温かい前菜＞
フォワグラのポワレ　京味噌ソースと共に

soupe（スープ）
特製コンソメスープ　ズワイガニの真丈を浮かべて

poisson（魚料理）
真鯛のポワレ　季節の野菜添え　シャンパンソース
〜 français style 〜

viande（肉料理）
牛フィレ肉の低温ロースト　和の仕立て　おろしポン酢ソース


どの料理もとても美味しく、ゲストの皆さまから大変好評でした。
やはり結婚式は「ゲストファースト」であるべきだと考えているので、料理の満足度は結婚式全体の印象を左右すると言っても過言ではありません。自信を持っておもてなしできたことは、私たちにとって大きな誇りです。

また、私たちはオプションで炊き込みご飯とスイーツビュッフェを追加しましたが、この選択も大正解でした。本当に追加して良かったと思っています。

さらに、事前に試食会へ参加し、ゲストの顔を思い浮かべながら2人でメニューを決めていった時間もとても楽しいものでした。
アルコールの種類もオプションで追加したところ、みんな思い思いに楽しんで飲んでくれて、その様子を見るのもとても嬉しかったです。

ロケーション（立地、交通アクセス）について

海浜幕張駅から徒歩5分ほどの場所に会場があります。
周辺にはzozoマリンスタジアムや幕張メッセ、イオンモール幕張新都心、三井アウトレットパークなどの施設があり、ゲストの方にも楽しんでいただける環境です。

私たちは二次会を主催しませんでしたが、近くに飲食店も多いため不便はありませんでした。

また、宿泊部屋や高層階の会場からは海が見えるため、とても良い景色を楽しむことができます。絶景なのでおすすめです。

スタッフ・プランナーについて

スタッフの皆さんはとても優しく、安心して準備を進めることができました。
プランナーさんとの打ち合わせは、4カ月前に1回目、そして1カ月前に最終打ち合わせの合計2回のみでした。1回目の打ち合わせでは特に大きな決め事はなく、テーマややりたいことをざっくり考える程度だったため、当初は少し不安もありました。しかし、そのおかげで自分たちで主体的に動く意識が高まり、結果的には良かったと感じています。

どこの結婚式場でも同じことが言えると思いますが、「何をするのか」「何を準備するのか」は新郎新婦が主体的に考え、行動していくことが大切だと思います。ネットで調べれば必要なタスクやスケジュールも把握できます。

そのため、打ち合わせは2回のみでしたがスムーズに進みました。
打ち合わせとは別に、アイテムフェア・試食会・衣装の試着会にも自主的に参加し、準備を進めました。

また、準備の中で細かいところが気になり、電話で何度か問い合わせをしたのですが、その都度とても丁寧に対応していただきました。本当に感謝しています。
また、結婚式当日は、ディレクターの方が細かく指示をしてくださったおかげで、安心して行動できました。

さらに、アイテムフェアでは挙式のデモンストレーションが行われ、役者の方が本番の流れを実演してくださいます。この様子は必ず動画に残し、当日までに何度も見返してイメージを固めることを強くおすすめします。
ディレクターから指示はありますが、動きや流れを事前に理解していると、より落ち着いて本番に臨むことができると思います。

この式場のおすすめポイント

チャペルがとても壮大で、本当に素晴らしかったです。
私は感動で涙が止まらず、一生忘れられない瞬間になりました。
ぜひ一度見学してみてください。写真や動画では伝わりきらない、圧巻の雰囲気を感じられると思います。

当日は晴れていたので、ガーデンにある鐘を鳴らすことができました。
その音色は幸せが形になったかのように心地よく、本当に特別な体験でした。

また、ゲストファーストの観点から追加したデザートビュッフェは大好評で、こちらも強くおすすめします。

• ガーデン演出ができる
• 持ち込み無料
• 持ち込み可
• デザートビュッフェ
• 駐車場あり
• 駅から徒歩5分以内
• ペット可
• バージンロードが長い
• チャペルの天井が高い
• 独立型チャペル

この式場で素敵な結婚式を挙げるためのアドバイス

結婚式の約半年前には、ゲストの宿泊先を確保しておく必要があります。
特に人気日や遠方ゲストが多い場合は、予約が取れなかったら大変なので、早めの対応をおすすめします。

私たちは、本格的な準備スタートは4カ月前でしたが、それまでは披露宴で何をしたいか、どんな雰囲気にしたいかを2人でじっくり話し合いました。

制作物は、オープニング／エンディングムービー、席次表（メニュー表）、席札（私たちは名前を刻印した木製コースターを採用）、親への記念品など、基本的にすべて自作しました。
アイテムは「ピアリー」などのサイトでまとめて揃えることもできますが、私たちは場合によって他サイトとも比較し、より理想に近いものを選びました。
コストを抑えられるうえに、一緒に企画・制作する過程も思い出になり、とても楽しかったです。

ウェルカムスペースに関しては、ウェルカムボード、イラスト、テーマに合った小物、ウェルカムツリーを準備し、周囲の協力も得ながら形にすることができました。(ちなみに私が掲載しているウェルカムスペースは、見学時のものです。)
なお、ウェルカムスペースは用意しなくても式場側である程度整えていただけるそうですが、私としては、可能なら自分たちで準備することを強くおすすめします。
その理由は、
・ゲストにより思いが伝わる
•準備の裏話が後日トークのネタになる
•夫婦で協力することで絆が深まる
からです。

準備をスムーズに進めるために、timetreeなどのアプリでスケジュール管理を行い、「いつまでに何をどのように進めるか」を見える化することをおすすめします。タスクが明確になることで、焦りや抜け漏れがなくなり、精神的にも余裕を持って準備ができました。

当日のアドバイスとしては、挙式前の着替えのタイミングで手紙を渡す演出がとても良かったです。サプライズ感があり、気持ちも高まって涙が止まりませんでした。

また、私たちはオプションで密着撮影を依頼しました。費用は決して安くありませんでしたが、依頼して良かったと思っています。落ち着いたタイミングで、両親と一緒にゆっくり観ようと思っており、ある意味で親孝行にもつながったと感じています。

挙式に関しては、デモンストレーション映像（イメージビデオ）をしっかり見ておくことが何より大事だと思います。それ以外の準備はほとんど必要なく、動きや所作のイメージを掴んでおくことで本番に落ち着いて臨めます。

最後になりますが、結婚式の約1カ月前に最終打ち合わせがあり、その際に最終見積もりが提示される仕組みとなっています。実際に確認したところ、そのような流れであることが分かりました。

ただ、私たちは1カ月前の最終打ち合わせの時点ではなく、事前に見積もりについてしっかり話し合いたいと考えていたため、お願いして早めに見積もりを算出していただきました。
そこで算出していただいた概算の見積もりは、最終見積もりとほとんど変わりませんでした。