当日もそれまでのプロセスも自身の大きな糧になる式場

挙式会場について

角のない空間。新郎ゲストと新婦ゲストが向かい合う作り。短いバージンロード。コンクリートの床なので、レースのトレーンが映える。新郎新婦の立ち位置の後ろに活けるiwai花は季節によって変わるから、その花を見る度に我々の挙式を思い出せる気がします。

披露宴会場について（会場名：Guest Room）

コンクリートの空間、流しのテーブルが2列。安っぽさ、作り物感がない空間。過度な装飾はなく、観葉植物とiwaiであらかじめ活けている花々がアクセントに。テーブル上の配置のバランスもよく、テーブル装花は一切なくとも物足りなさはありませんでした。

最初の見積りから値上りしたところ

・ドレス値上がり(持ち込み)
・花屋のウェルカムオブジェ追加(持ち込み)
・料理に海老追加
・ウェルカムドリンク追加
・エンドロールムービー追加
いずれも後悔は全くありません！

料理について

・コースはベーシックコース(スナック、前菜プレート、魚料理、肉料理、釜飯&出汁、デザート)または一品追加(肉料理という名目でオマール海老)の二択でした。所謂一般的な婚礼料理ではなく味の合わせ方が小洒落てる(デザートにコチュジャン使われたりとか)。特筆して美味しかったのは海老、釜飯、デザート。釜飯で個々人のボリューム調整できるのがありがたい。我々は海老追加しても釜飯完食できました。
・ドリンクはベーシックメニューのなかでノンアルドリンクが豊富だったり(モクテル4種、うちクラフトコーラが超美味)、ビールもcoedoだったりと非常にクオリティ高いと思いました。

ロケーション（立地、交通アクセス）について

表参道最寄りながら静かな住宅街。駅〜式場の間にコンビニ有り。地図を見れば迷うことはない気がしますが、地図見ずに行けるほど分かりやすくはないです。

スタッフ・プランナーについて

サービススタッフの皆さん、親しみやすく一方で過度なフレンドリーには走らない、心地の良いものだったと思います。

この式場のおすすめポイント

式当日は勿論なのですが、結婚式までのプロセスがiwaiならではのもので、ここに本当に価値があると思います。1st meetingまでの夫婦それぞれと夫婦についての年表の作成。1st meetingでのプロデューサーさんからの人生ヒアリング。ゲストへの450文字のお手紙の作成の中での振り返り。2nd meetingでのプロデューサーさんからのエールであるライフストーリーの上映。1000字の手紙である、誓いの言葉の作成。自身の人生を、歴史から、人との関係から、第三者の目線から、そしてパートナーとのこれまでとこれからからとにかく振り返り見つめる作業は「結婚式の準備」からは全く想像されないものでしたが、これらがあるからこそ結婚式で大切にしたいことが具体化され、当日がより思い出深いものになったと思います。

お手紙については、参列が叶わなかった私の祖父母他についてもポストを用意いただけたことが嬉しかったです。

• 持ち込み無料
• オリジナルメニュー対応
• 複数路線利用可
• 宴会場に窓がある
• 友人の参列可

この式場で素敵な結婚式を挙げるためのアドバイス

歓談重視のiwaiですら全くもって歓談時間は足りなかったので、コンテンツは本当に厳選することを個人的にはお勧めします。ウェディングドレス→中座→カラードレスとした結果、ウェディングドレスで友人方と写真を撮る時間が本当に一瞬だったので、イメトレ必要です(早めの時間からポートレート撮影行かれる方も多いので)

人生ヒアリングがあったことで招待につながり、久々に縁が繋がる人がいたり。違う界隈の友人同士が自然とつながり、式後に飲みに行ってくれていたり。心から嬉しい光景、幸せな瞬間ばかりでした。本当に一瞬の一日ですが、きっと我々の今後の人生の大きな糧となります。
第一希望ではなかったけど式場見学したその日に契約したiwai。振り返れば、我々にはiwaiしかあり得ませんでした。最高です。