会場全体が一つの大きな家族になる。

挙式会場について

●他にはない「洗練されている」挙式
・会場の雰囲気
グレーのモルタルに囲まれた空間の中で、中央に神秘的なお花が飾られ、雰囲気は美術館そのものです。
余分な設備と装飾は削ぎ落とされていて、視線が行くのは新郎新婦やゲストのみ。さらに音響や照明の変化が感動的なシーンを引き立てます。
新郎新婦とゲストの距離が近く、どちらの視点でも没入感があるため、全員が挙式に集中し一体感を感じられるつくりになっています。

・感想
結婚式を絵を描くことだとすると、式場選びは額縁やキャンバス選びのようなものです。私たちは「とにかく華やかな新郎新婦」ではなく、「新郎新婦とゲストが生む愛を感じられる空間」を描きたいと思っていました。また、できれば結婚式で用意するものすべてに、想いや意味を持たせたいと考えていました。そう考えるとゴージャスな装飾は見栄えが良くても、私たちにとっては何の想い入れも意味もないものだと感じられました。ミニマルで洗練された式場の中で、私たちにとって本当に想いや意味のあるものを表現したいと考えるようになりました。
とはいえ、私たちも式場選びの初期からそこまで深く考えられていたわけではありません。まずは美術館やモルタルが好きな方、ミニマルだけど品があり洗練されている雰囲気が好きな方は、実際に足を運んで体感してみることをオススメします。

披露宴会場について（会場名：パーティールーム(大)）

●落ち着いた「一体感のある」パーティー
・会場の雰囲気
大きなくもりガラス窓、グレーのモルタル壁、大きめの植物、木のロングテーブルで創られる、自然光を大胆に取り入れながらもミニマルで落ち着いた空間です。
おしゃれなバーカウンターやソファ、ゲスト一人一人の写真を残すためのポートレートスペースがあり、とにかく居心地がよく動きも出るように創られています。

・感想
代官山や代々木上原にある人気のおしゃれなレストランやカフェのような、日常に近しくも洗練された素敵な空間です。好きな音楽(tendre)をかけながら、新郎新婦が自由に動き回って、ドレスアップした大好きなゲストたちと会話を楽しむことができるなんて、本当に夢のような時間でした。
式場選び当初は、華やかでなくても高砂は一応作りたいと考えていましたが、結局作らず。実際に式をやってみると、パーティー中は常に動き回っていて、座る時間自体ほぼありませんでした。華やかな高砂に座っていてゲストに来てもらうより、大好きなゲストたちと自由に歓談する方が絶対に楽しいし、想い出に残ると思います。

最初の見積りから値上りしたところ

⚫︎新郎衣装
iwaiは持込が無料ですが、当初は提携のドレスショップでタキシードをレンタルしようと考えていました。しかし、日頃から洋服が趣味なこともあり、新婦のドレスが決まった段階で、新郎もファッションライクな衣装にしたいと思うようになりました。結果、好きなドメブラを中心に、挙式用のタキシード、白シャツ、蝶ネクタイ、披露宴用の黒シャツ、黒パンツを新たに購入することになり、想定以上の出費となりましたが、私たちらしさを演出できたので満足しています。

料理について

●上質で「ワクワクさせる」お料理
・メニュー
普通の式場では、料理名をサービススタッフから口頭で聞くか、紙で見るかだと思います。iwaiは、料理ごとに素材名のみが書き連ねてあり、どんな料理が出てくるかを想像させるといった、アートを感じる仕組みになっています。飲み物も、ただの"ぶどうジュース"ではなく、"〇〇産の〜"等ひと工夫されており、いちいち上質な気持ちにさせてくれます。季節ごとに、その季節をイメージした色やデザインの料理が作られるため、意匠性も感じられます。そしてなにより、マジで全部おいしいです。特に女性ゲストから、かなり評判が良かったです。

ロケーション（立地、交通アクセス）について

●表参道の隠れ家的なロケーション
・アクセス、環境
表参道駅、明治神宮前駅から徒歩5分程度です。

・感想
いつも歩いている賑やかな大通りの路地裏に、こんなに静かで落ち着いた環境があったのかと驚きました。アクセスも良くて、ゲストが式前後も楽しんでいただけるロケーションなので、言うことなしです。

スタッフ・プランナーについて

●新郎新婦の「想い」を引き出し支えてくれる
・ブランドプレゼンター
最終的にはたくさんこだわりを詰め込むことができましたが、式場探しの段階では正直自分たちがどうしたいのかもわからないという状況でした。
そんな中、ブランドプレゼンターさんは、私たち夫婦に優しく丁寧に寄り添い、2人の好みの雰囲気や結婚式に対する気持ちを少しずつ引き出し、理解してくれました。お若くかなりセンスのある方で、妻らしいドレスやヘアメイクのイメージを膨らませるサポートもしてくれて、とても参考になったことを覚えています。
必死で契約を取りに来る式場もある中で、一生モノの大切な機会だからこそ、2人が後悔しないような式場選びをしてほしいというスタンスも印象的で、私たちのことを一番に考えて提案してくださっているという安心感がありました。おかげでiwaiに決断することができ、私たちらしい式を挙げることができました。本当に感謝しています、ありがとうございました＾＾

・プロデューサー
iwaiは、結婚式準備のプロセスの中で、結婚式を行う意味や目的といった、2人が本当に大切にしたいことを一緒に見つけて、それを実現していくという伴走型のプロデュースをしてくれます。
担当のプロデューサーさんは、打ち合わせのたびに、ど素人の私たちの突拍子もないアイデアやとりとめのない想いや言葉を、いつも素敵な笑顔と絶対に否定しない優しさで引き出し、丁寧に受け止めてくれました。
一方で、2人の想いを紐解いて導いてくれる推進力と、その想いをよりよい形で実現できるようにコンテンツに落とし込む提案力があり、「私たちらしさ」を実現するためしっかりとサポートしてくれました。おかげで、マイペースで優柔不断な私たちでも全く問題なく、少しずつ着実に準備を進めることができました。
また、当日は2人の雰囲気や関係性、結婚式にかける想いや準備のプロセスをすべて理解したプロデューサーさんが司会を担当してくれます。もしなにかミスしても必ずフォローしてくれるという絶対的な信頼がありますし、私たちを深く知っているからこそ、当日の司会にも熱量や責任感、そして2人への想いが生まれるのだと思います。司会をしながら、そうした「想い」を丁寧に言葉にしてゲストに伝えてくださる姿は本当に感動的でしたし、私たちの心にもたくさんブッ刺さりました。本当にお世話になりました、ありがとうございました＾＾

・当日のスタッフ(アテンド、サービスの方々)
抜け目がないなと感心してしまうほど、一人一人が本当に素敵な方です。当日は、挙式直前に緊張で喉が渇いたり、披露宴で進行を忘れてしまったり、何かと不安や困ったことが出てきます。それでも、どんな些細なことでも相談できサポートしてくれると思わせてくれるスタッフさんたちのおかげで、常に安心することができました。
緊張していたら気さくに話しかけてくれたり、スタッフさん同士の仲が良く緊密に連携している姿を見たり、心から私たちを祝福してくれていると感じる言葉や行動をかけてくれたり。さらにはゲストのみなさんも、スタッフの方たちが良い人すぎると口々に話してくれて、iwaiを選んでよかったと心の底から思いました＾＾

この式場のおすすめポイント

⚫︎ライフストーリー
10分程度の、文字＋音楽だけのムービーです。プロデューサーさんが私たちのこれまでの人生についてヒアリングをしてくれて、それをもとに1本のストーリーを作ってくれます。
私たちは、そこからさらに2人の想いや言葉を加えて、最終的に動画を完成させました。結果的に、私たちの知られざる想いを知ることができとっても感動した、文字だけでこんなに心に響くなんてと、ゲストからは大きな反響をいただきました。

• 持ち込み可
• 持ち込み無料
• 複数路線利用可
• 駅から徒歩5分以内

この式場で素敵な結婚式を挙げるためのアドバイス

⚫︎必ず2人で創ること
私たちが結婚式準備を進めるうえで最も大切にしていたことは、どんなときも2人で話し合い、同じ気持ちでいることです。例えば、新婦のドレスは新婦任せにするのではなく、新婦の意見を尊重しながらも自分ごととして考え、より2人らしい方向へ一緒に進んでいくことが大切だと思います。一度違う気持ちになってしまうと、それ以外の準備もどこか他人事になってしまい、後悔してしまうと思います。それぞれの好みやこだわりがあるからと距離を離さずに、きちんと向き合うことができたので、結婚式準備を通して夫婦としても大きく成長できたと感じています。

⚫︎コンセプトを考えること
「ごゆるり」：2人の合言葉。
「人生を祝う」：結婚式の目的、ゲストと一緒に。
「愛がみえる」：結婚式をこんな空間にしたい。
「水滴」：ゲストを水滴に見立てたデザイン。
私たちは、最終的にこの4つをコンセプトとして結婚式の準備を進めました。コンセプトを考えるにはそれなりに時間がかかるので、初めに大部分を考え、細かい部分は準備と並行しながら少しずつ改良を重ねていきました。2人の認識を合わせながら準備を進める上でとても重要なプロセスでした。
まずは、2人がいいなと感じる結婚式についてイメージを膨らませながら、改めて「結婚式をやる意味、目的ってなんだろう」と考えました。私たちは知人の結婚式に参列した際に、新郎新婦と距離感があり会話もあまりできず、祝福しながらもどこか置いていかれているような気持ちになることがありました。それを踏まえて、ゲストを誰も置いていかない、会場全体が一体となって愛を感じ感動を共有できるような式にしたい、これからの人生も大切なゲストと繋がっていきたいと思うようになり、「人生を祝う」「愛がみえる」を大きなコンセプトとして据えました。

⚫︎当日の時間の使い方
時間がなくてごはんが食べれないとよく聞いていたのですが、意味がわからないというか、絶対食べてやると思っていました。が、実際にやってみてようやく意味がわかりました。ごはんを食べる時間が惜しいほど、ゲストとの時間が愛おしいということだったのですね。私たちは、当日はその場の気持ちを重視して動こうとしていました。ごはんを食べなかったおかげで、ゲストと最低限の写真を撮りながら、ゆったりと会話ができましたが、ごはんを食べていたら時間がなくなってしまうので要注意です。笑