「これまで」と「これから」を感じる時間をゲストとつくる

挙式会場について

装飾や質感、色彩など、限りなくシンプルでノイズのないコンクリートの空間です。
それゆえに、そこに佇む「人」「花」の力強さや美しさをくっきりと際立たせてくれます。
照明はミニマム（式場中央の花と新郎新婦が優しく照らされる程度）、会場はコンパクト、ゲスト席は新郎新婦のゲスト同士が向かい合う形なので、新郎新婦からすると「見つめられる」という緊張感はなく、ゲストと共に円になっておしゃべりをする感覚すら覚えるかもしれません。
本当に大切な人たちだけと時間を共にしたい方には、ピッタリだと思います。

披露宴会場について

大小2つのパーティー会場があるようですが、私たちは家族婚のため小さい方の会場を見学しました。
備え付けのミニマムなキッチン、長テーブルがふたつ、大型テレビとそれに向かい合うように置かれたどっしりとした大型ソファ。
コンクリートの挙式場から一転、木の温かさを感じる、まるで自宅リビングで寛ぐかのような安心感を覚える空間です。
高砂はなく、ダンスなどの余興をやるような余剰スペースもありませんが、その分美味しいお料理を味わったり、ゲストとざっくばらんに話すことを存分に楽しめそうです。

コストについて

私たちは家族婚ということもあり、総勢15名もいかない小規模な挙式・パーティーのため、当初はできるだけ安く抑えたい（200万円を切りたい）という想いがありました。
それでも、その希望を超える見積額でも即決できるだけの、挙式までのプロセス、会場、お料理、スタッフの皆さんだと感じます。
ドレス、アクセサリー、映像、引き出物など、持ち込み料金がかからないのも魅力です。

料理について

釜めしとデザートの試食をさせていただきました。
毎月、旬の食材をベースにメニューを変えているとのことでしたが、今回は、サバときのこを使った釜めし（だしを加えてお茶漬けとしても！）、日本酒と金柑のケーキ、唐辛子をアクセントにしたマカロンでした。飲み物は、素材にこだわったジンジャーエールを。
どれも「美味しい！」と目を丸くするものでしたが、特に印象的だったのは釜めしです。
「同じ釜の飯を食う」という慣用句から、パーティーでは新郎新婦がご飯をよそうそうですが、こんなにホッとする、優しいけどしっかり旨みのある釜めしをゲストと一緒に食べられたら幸せだなと、iwai omotesandoでパーティーをするイメージがぐっと湧いた一品です。

ロケーション（立地、交通アクセス）について

表参道駅からほど近く、1本道を越えればにぎやかな表参道の街路樹という好立地。
ただ、住宅街の中にあり、なおかつ建物の造りがセミクローズドになっているため、時間や都会の喧騒を忘れさせる非日常な空間です。

スタッフ・プランナーについて

メインで案内をしてくださった方をはじめ、下見中に10名弱のスタッフの方とお会いしました。
どの方も、結婚式に携わる、ひいては新郎新婦の「これまで」と「これから」に関わることを楽しみ、誇りに思っていることを感じられる言動や表情をされているなと感じました。
私たちは子ども同伴での下見でしたが、愚図りにさっと対応し、私たちが説明に集中できるよう配慮をしてくださったり、デザートの味見の際には、唐辛子と日本酒を使用しており食べられない子どもたちのために別のお菓子を用意してくださったり、階段の上り下りもゲーム感覚でできるよう声掛けやスキンシップを取ってくださったりと、とても細やかで相手目線の気配りができる方ばかりでした。

この式場のおすすめポイント

入籍から年数が経っていること、子どもがいることもあり、従来のようなひな型通りで、新郎新婦が主役で、ドレスも会場も華々しく飾られ、ゲストを大勢呼び、「私たち、幸せになります！」という式ならやりたくない、と常々思っていました。
iwai omotesandoは、それを叶えてくれる、大人のための式場だと思います。

• 持ち込み無料
• 1日2組まで
• 申込み前試食可
• オリジナルメニュー対応
• 複数路線利用可

この式場で素敵な結婚式を挙げるためのアドバイス

式を挙げる目的、どんな気持ちで過ごしたいか、どんな気持ちでゲストに帰って欲しいかなど、想いをしっかりと汲み取り、そのためのサポートをしてもらえる式場かどうかを確認すると納得感があるかと思います。