札幌からの高速を降り、すこし田舎っぽい道を進んでいくと...
札幌からの高速を降り、すこし田舎っぽい道を進んでいくと、式場はありました。車のドアをあけると、いっせいにバラの香り! そこは一面の花畑。主にバラが咲き乱れていました。なんと式場は戸外。バラに囲まれた中で式を挙げるというのです。 駐車場のそばに素朴な(オートキャンプ場にあるような自然の中の木組みの建物)施設があり、そこから40mくらい離れたところにアーチが見えました。これまた素朴な(田舎のバスストップのような)小さな建物に新郎新婦がおさまり、生演奏のウエディングマーチにあわせてみんなの待つ「青空チャペル」に進みます。 青い空、小鳥のさえずり、一面のバラの香り・・・空に吸い込まれるような、牧師さんの感動的なお話。指輪の交換に涙ぐむ新郎新婦。ご両親・・・。 そんな感動のさめやらぬうち、披露宴。接客も料理も素朴でしたが、何よりもあったかいものでした。 豪華で、きらびやかなシャンデリア、パイプオルガン、バ^−ジンロードはなかったけれど、まるで「真夏の夜の夢」の自然の中の結婚式のようでした。これはこれで、身近な人たちの結婚の喜びを十二分に引き出して、感動的でした。素直に若い二人や親戚の皆様の幸せを心から祈ることの出来る式でした。詳細を見る (516文字)