見学で泣いたのは初めてでした

昨年の１０月から何軒も何軒も彼につきあってもらって見学に回った式場探し。駅そば中心で探していたので、ゲストハウスもホテルもあまり違いが無くて、正直ちょっとくたびれてきてた私たちでした。
料金も大きくは違わないし（安い所はありますが中身まで安っぽくなっちゃうのは嫌だったんで、調べれば調べるほど、ほとんど差はありませんでした）、見せてもらう施設も、聞かせてもらうお話しも、スタッフの笑顔や口調、いくつかで試させてもらったお料理の味さえ、変わりばえがしなくて「これだっ！」はありませんでした。

妥協という言葉がチラついてきた私たちが年が明けて最初に足を込んだのが、駅そばではないハウスでした。ネットで調べたら送迎バスを出してもらえることが分かって「そんなに駅そばじゃなくてもいいんじゃない？」ってことで、少し範囲を広げたわけです。
そして・・・訪問してみてびっくりしたのはまずその規模です。テーマパークにでも来たみたいに、門の中は別世界が広がっていました。広すぎるくらいのチャペルガーデン（野球の試合だってできちゃいそうです）は中世のヨーロッパの街並みをイメージしてるって説明にも、頭を７回くらい振ってうなずいていた彼。

プール付きのプライベートガーデンでは私たちが予定していた夏の季節はさぞかし素敵なデザートブッフェパーティができるみたい。キャンドルで飾ったり花火を打ち上げたりが最高だっていう夕方から夜にかけての時間で空き状況を調べてもらったところ、ラッキーなことにいい時間帯が空いていました。

式場見学のセミプロだった私たち（＾＾）としては、ここでなければ出来ないこと、他所には真似の出来ないウリの部分だけを説明して欲しいんだって最初にお願いしたんですが・・・まぁ出てくるわ出てくるわ、こちらがストップをかけるまで延々と出続けるオリジナルアイテムの山なんです。
何軒も回った時間はなんだったのって感じです。なんだか知らないうちに、私ったら涙がボロボロこぼれてきちゃって・・・彼に「お前どーしたの？」って笑われちゃう始末です。

ここなら「私たちだけの」結婚式が出来るって確信しちゃったわけですね。「アナタたちが良しとして決めるのならアナタたちの人生のスタートに誰も文句は言わないよ」って格好良すぎるセリフで全てを二人に任せてくれてる両親には、その日のうちに申し込み手続きを済ませてから報告しました。
「やっと納得できるところが見つかったみたいだね」って笑ってくれて、そこでまたウルウルきちゃった私でした。

これから夏の夜に向けて二人で、式場の方にお手伝い頂きながら「私たちだけ」の準備を進めていきます。
「それにしても最初っからここに来てれば、独身最後のクリスマスも年末年始の休みも、もっとゆったり気分で過ごせたのになぁ」って、しみじみつぶやく彼の言葉に７回くらいうなずく私なのでした。

• 一軒家
• ガーデン
• 新幹線停車駅が最寄駅
• バージンロードが長い
• チャペルの天井が高い
• ブーケトスができる
• 独立型チャペル
• 宴会場に窓がある
• 宴会場の天井が高い
• 100名以上収容可