ゲストを喜ばせようとする気遣いを強く感じる

挙式会場について

京都一長い赤のバージンロードと、本場のステンドグラスが売りだそうです。
バージンロードの先には新郎新婦が登る7段の階段があり、参列者の後ろの方まで見渡せて緊張しそう。参列者からすれば、見やすいと思います。
挙式中、カメラマンが参列者の視界の邪魔にならないようにと、奥に遠隔操作のカメラ装置がありました。新郎新婦の手元などを撮ってくれるらしい。気が散らなくて良さそうです。
音は聴いていないですが、大きなオルガンも魅力だと思います。

披露宴会場について

3会場あり、最も大きな会場は、お姫様気分を味わいたい花嫁さんには最適な装飾。ドレープカーテンに新郎新婦の影だけを映しだしてから入場したり、大きな階段、またはガーデンから登場したりもできます。
ガーデンでは、プールに投げ入れると空に飛んでいく風船をゲストに配ることもでき、驚かせられそうです。
2番目の大きさの会場は、式場全体の洋風な感じに和風テイストが入って落ち着いた印象。会場の左右両側にガーデンがあり、窓は高いので空まで見えて気持ちがいいです。お手洗いの場所も分かりやすい。入場に使う階段は小さいので、階段に期待する人向きではありません。
最も小さな会場は、一番オリジナリティを出しやすそうな印象です。ガーデンを背に高砂がある形で、小さいと言っても開放感はあります。

コストについて

費用は他より高い気がしますが…設備などの理想が一致すれば、コスパは悪くないと思います。

料理について

お肉などメイン系はやはりおいしく、出汁のジュレやソース系もさすがです。旨味たっぷり。京野菜をふんだんに使っており、大黒寺しめじ？のおいしさにも感動しました。
料理のお皿にふたをして、ドライアイス？煙？をたちこめさせて私たちの前に出現させたり、会場内でお肉を焼く実演をしたりと、ゲスト屋写真や映像を撮って楽しんでくれそうなサプライズもありました。
お肉のころには満腹になってしまうゲストもいるかもしれませんが、会場で焼いてあれほどいい香りをさせると、かなり食欲をそそられると思います。
サービススタッフからの料理説明も詳しく、おいしい食べ方なども丁寧に教えていただけて楽しめました。

ロビーでのウェルカムドリンクは、ハーブティーやデトックスウォーター、たんぽぽコーヒーなど、女性の好きそうな種類が豊富で心踊りました。

ロケーション（立地、交通アクセス）について

京都駅からシャトルバスで20〜30分。
シャトルバス乗り場は、他のゲストハウスも同じでしょうが、駅出口から少し歩く必要があります。初めて訪れた年配のゲストなどは間違えたり迷ったりしそうで心配です。
乗ってからは京都市街地のオアシス、鴨川沿いに進むルートで、眺めがいいです。
京都の王道観光エリアではない分、桜や紅葉の季節、連休でも渋滞の影響が少ないそうです。

スタッフ・プランナーについて

「新郎新婦、家族に感動してもらおう」「ゲストに楽しんでもらおう」という気持ちが強く伝わってきました。
下見当日も、新郎新婦から聞いた好みをもとにウェルカムボードを作っておいてくれたり、好みから考えたノンアルカクテルを出してくれたり。
プランナーさんはこちらからお願いしなくても、私たちらしい式、披露宴にするための演出アイデアを熱く語ってくださいました。
プランナーさん自身も今年、この式場で挙げたそうで、感動したタイミングの体験談をお聞きしていたら、とても式が楽しみになりました。例えば、新婦だけでなく新郎も両親に感謝の手紙を書き、挙式前に渡したこと、喜んでいるゲストの様子を見てウェルカムスピーチの時点から泣けてしまったこと、乾杯のあいさつは兄弟でしたこと…など、追加料金のかかる演出に限らず工夫を凝らしたり、機転をきかせたりする案が豊富で楽しかったです。

この式場のおすすめポイント

人を喜ばせることが好きそうなプランナー、スタッフさんたちだった点です。
他に下見した式場では会場設備の売りや追加料金のかかる豪華演出の紹介が多く、割引の強調もありました。一方、こちらではソフト面でできる工夫の案をたくさん提示してもらえて、素直にワクワクしました。
披露宴当日もゲストを喜ばせてくれそうだな、と期待できました。

• シャトルバスあり
• 駐車場あり
• パイプオルガン
• バージンロードが長い
• ステンドグラス
• 挙式での生演奏
• 宴会場に窓がある
• 宴会場の天井が高い
• ガーデン演出ができる
• 階段演出OK

この式場で素敵な結婚式を挙げるためのアドバイス

女の子の夢が詰まったような式場です。
交通アクセスや周囲の宿泊施設、観光地の少なさは、必要な方の場合、確認した上で判断した方がいいと思います