新郎新婦別に見る!神前式の衣装や髪型

新郎新婦別に見る!神前式の衣装や髪型

神前式の際、新郎新婦の衣装は、白無垢や色打ち掛け、紋付袴といった和装がよく知られています。一方で、挙式会場によっては、神前式であっても、新郎新婦は洋装や洋髪を選べるところもあるようです。具体的に、どのような和装・洋装を選んだらよいか、髪型の種類とともにご案内していきましょう。なお、神前式の参列者として招待された場合、選ぶべき服装等についても合わせて紹介していきますので、コーディネートの参考にしてみてはいかがでしょうか。

新婦の衣装にはどんなものがあるの?

新婦の衣装にはどんなものがあるの?

◆和装の場合
1.白無垢に綿帽子の組み合わせ
白無垢は、最も格式が高い花嫁衣装として知られています。一番上に羽織る着物である「打ち掛け」や、打ち掛けの下に着る振袖、付属の小物類もすべて白色のもので統一するのが一般的です。白無垢と合わせる代表的な髪型は、「文金高島田」となり、かつらを利用するのが通例となっています。挙式の際には、かつらの上から「綿帽子」をかぶせ、披露宴のときには取り外します。綿帽子の代わりに「角隠し」を選ぶことも可能です。

2.色打ち掛けに角隠しの組み合わせ
白無垢と同等の格式がある花嫁衣装として、艶やかな色合いの「色打ち掛け」を選ぶこともできます。髪型は、和装に合わせる定番の「文金高島田」が一般的で、上から「角隠し」をかぶせて挙式に臨みます。なお、もともと白無垢にしか合わせられなかった「綿帽子」も、最近では色打ち掛け用のものが登場してきたため、希望する場合は式場に確認してみましょう。

3.黒引き振袖と角隠しの組み合わせ
「黒引き振袖」は、一般的な振袖(中振袖)とは異なり、花嫁のみが身に付けることができる黒地の大振袖です。白無垢や色打ち掛けと比べると、衣装全体の重さは軽く、動きやすいのが大きな特徴となっています。黒引き振袖には、「角隠し」を合わせるのが一般的ですが、洋髪を合わせることもできます。

◆洋装の場合
挙式会場によっては神前式であっても、新婦の衣装として、肌の露出を控えたドレスや平服を選ぶこともできます。髪型は、洋髪のほか、新日本髪やかつらを合わせることもでき、比較的自由なコーディネートを楽しめます。

新郎の衣装にはどんなものがあるの?

新郎の衣装にはどんなものがあるの?

◆和装の場合
新郎の和装といえば、基本的には「五つ紋付羽織袴」の1種類となります。略して、「紋付」や「紋服」と呼ばれることもあります。親などから引き継がれた家紋入りの羽織袴を利用するか、新調するほか、貸し衣装で一式をそろえることも可能です。羽織袴の色は、黒が一般的となっていますが、グレーや白のものを選ぶこともできます。足元は、白足袋と白草履で整え、正装の和装スタイルが完成します。
なお、新郎の和装として、鮮やかな色の「色紋付き袴」がありますが、あくまで「略礼装」であることから、披露宴や結婚パーティーなどで着るのが一般的です。新婦が、白無垢や色打ち掛け、黒引き振袖で正装をしている場合には、新郎が選ぶべき婚礼衣装は、「五つ紋付羽織袴」のみとなります。

◆洋装の場合
新婦がウェディングドレスなどの洋装を選んだ場合、新郎もタキシードに代表される洋装を選ぶのが一般的です。昼から夕方にかけての正礼装として知られる「モーニングコート」や、重厚で格調高い佇まいを演出してくれる「フロックコート」を着ることもできます。新婦の衣装とのバランスや会場の格式を考慮し、必要であれば、衣装コーディネートの担当者に相談して決めましょう。

神前式に招かれても安心!ゲストとしてふさわしい服装は?

神前式に招かれても安心!ゲストとしてふさわしい服装は?

◆新郎新婦よりも格上とならない服装が基本
神前式に招かれたら、まずは、新郎新婦よりも目立たないような服装を選ぶよう心がけましょう。新郎新婦の衣装と色がかぶらないことや、カジュアルすぎず、会場の格式に合うかどうかという点も配慮すべき重要事項となります。また、バッグなどの小物に関しては、動物の毛を使ったファーや、ワニ・ヘビなどの革製品は、殺生をイメージさせるため、避けるようにしましょう。

◆和装の場合
女性であれば、成人式などに着る中振袖や訪問着、男性であれば、正装か準礼装の羽織袴が一般的です。色や柄については、新郎新婦の衣装とのバランスを考えながら、派手になりすぎないものを選ぶようにしましょう。会場の雰囲気に合った和装スタイルは、より一層御祝いムードを引き立てることから、新郎新婦の親族にも喜ばれます。

◆洋装の場合
女性の場合、肌の露出はできるだけ控えたドレスやワンピースが基本となります。キャミソールタイプやノースリーブの服であれば、ボレロやショール、ストールなどを肩にかけるようにしましょう。男性の場合、黒のスーツに白やグレー・シルバーを基調としたネクタイを合わせ、正装または準礼装で臨むのが一般的です。

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