ゲストにも満足してもらいたい!会場を選ぶポイントや準備のコツとは

ゲストにも満足してもらいたい!会場を選ぶポイントや準備のコツとは

自分たちだけでなく、親族や友人にも「よかった」と喜んでもらえる満足度の高い結婚式にしたいというカップルは多くいます。そのような素晴らしい神前式をおこなうには、会場選びや事前準備、当日の流れの確認など、やらなければならないことがたくさんあり、戸惑うことも多いかもしれません。
限りある時間の中で無理せず準備をして、参列するゲストへの感謝の気持ちを込めて、おもてなししましょう。

会場はどのようにして決めるべき?選ぶポイントとは

会場はどのようにして決めるべき?選ぶポイントとは

本格的な神前式を望むのであれば、挙式会場として神社を選択することをおすすめします。ただし、現代においては、神様を祀るための祭祀施設や神前式向けのサービスが充実しているホテルや結婚式場も多数あることから、神社以外を選ぶ人も多いようです。具体的にどのような点に注意して会場を選んだらよいか、4つのポイントに注目して紹介していきましょう。

◆ポイント1:ロケーション
結婚式を特別な良き想い出とするために、どこの土地で式を挙げるかが重要となります。新郎新婦のゆかりの地や歴史、祀られている神および土地柄などを考慮するのもひとつです。

◆ポイント2:雰囲気の良さ
神前式の格式は、会場の雰囲気により左右されてきます。より厳かな雰囲気を演出したいのであれば、豊かな自然に囲まれた歴史的建造物や歴史ある神社を挙式会場として選択する方法もあります。雅楽の演奏や巫女の舞など、ぜひお願いしたい神事希望がある場合には、それらが可能な会場に選択肢を絞ってから決めていくとスムーズです。

◆ポイント3:交通アクセス
神前式に参列する親族や友人の都合も考え、できるだけ皆にとって行きやすい場所を選ぶことも、新郎新婦として配慮したほうがよい大切な要素のひとつです。現地で集合するスタイルをとるのであれば、できるだけ公共交通機関の駅から近い場所を選ぶようにすることをおすすめします。なお、ホテルや結婚式場であれば、送迎サービスをおこなっているところもありますので、上手に活用しましょう。

◆ポイント4:式場の広さ
参列者の人数は、式場の広さによって決まります。親族のほか、友人等をどのくらい招待したいのか、よく考えた上で会場選びを始めることが大切です。

一般的な神前式の流れ

一般的な神前式の流れ

神前式を挙げる神社や式場によって、若干順序や呼び名が異なる場合がありますが、一般的な式の流れは以下のとおりになります。
1. 参進の儀(さんしんのぎ)
神職と巫女に先導され、新郎新婦や両家の親族が神殿へと向かいます。いわゆる「花嫁行列」と呼ばれるものです。雅楽奏者の演奏が、厳粛な雰囲気を醸し出してくれます。
2. 入場
神前に向かって右側に新郎の親族、左側に新婦の親族が入場します。その後、巫女に先導された新郎新婦や仲人、最後に神職が入場し、儀式が始まるのを待ちます。
3. 修祓の儀(しゅばつのぎ)
挙式の前におこなわれるお清めの儀式です。神職が祓詞(はらいことば)を述べます。
4. 祝詞奏上(のりとそうじょう)
神々に対し、神職が新郎新婦の結婚を報告し、永遠に幸せが続くよう祈りの言葉を捧げます。
5. 三献の儀(さんこんのぎ)
いわゆる三々九度の盃のことで、誓盃の儀(せいはいのぎ)とも呼ばれます。小・中・大の順に、盃に注がれたお神酒を新郎新婦がいただき、永遠の契りを結ぶ儀式です。
6. 神楽奉納(かぐらほうのう)
巫女が神楽に合わせて舞を奉納します。会場によっては、実施されない場合もあります。
7. 誓詞奏上(せいしそうじょう)
新郎新婦が神前に進み、誓いの言葉である「誓詞」を新郎が読み上げます。
8. 玉串奉奠(たまぐしほうてん)
玉串と呼ばれる榊(さかき)を神前に捧げ、二礼・二拍手・一礼をおこないます。
9. 指輪の交換
新郎新婦が互いの指に指輪を交わします。
10. 親族杯の儀(しんぞくさかずきのぎ)
両家の絆を祝い、新郎新婦および参列者全員が起立し、お神酒を3回でいただきます。
11. 斎主挨拶
神職が参列者とともに拝礼し、結婚の儀式が無事に終えられたことを神々に報告します
12. 退場
退下(たいげ)とも呼ばれ、神職をはじめ、全員が退出します。

神前式に向けた心得や事前準備とは

神前式に向けた心得や事前準備とは

◆式には素直な気持ちで臨みましょう
神前式でおこなう所作や式の流れについては、基本的には、事前に神職や巫女さん、専属スタッフが説明をしてくれます。会場となる神社などでは、独自の作法をおこなっているところもあるため、不安な点があれば、きちんと事前に確認しておきましょう。なお、式の最中にも、必要に応じて巫女さんや介添人が指示出しやフォローをしてくれますので、冷静に対処できるよう、素直な気持ちで臨むことが大切です。

◆独特の所作や「誓詞奏上」は事前練習をしておくと安心
式の途中、誓詞奏上(せいしそうじょう)の際には、新郎が巻物に書かれた誓いの言葉(誓詞)を読み上げます。うまくできるかどうか、不安を感じるのであれば、事前に練習をしておき、独特の言いまわしや所作にも慣れておくことをおすすめします。なお、和装で神前式を執り行う方は、当日、着付けをしてもらった後、きちんと拝礼や腕の上げ下げがスムーズにおこなえるかどうか、確認しておきましょう。なかには、衣装がとても重く、柏手を打つにも大変だという方もいらっしゃるようです。なにか不安や不都合が生じていれば、早めに巫女さんや周りのスタッフに相談し、万全の体制で式に臨めるようにしましょう。

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