2次会との違いは何？1.５次会の概要と食事スタイルをご紹介

1.5次会ってどんな会？

1.５次会とはずばり「披露宴」から「2次会」の中間にあるパーティースタイルのこと。結婚披露宴ほど格式はとらず、2次会ほどくだけすぎないのが特徴で、主に海外挙式や親族のみの挙式後に行われるお披露目パーティーやお披露目会として新郎新婦の友人や知人、お世話になった人を招待して開催されます。

特に決まったタイムテーブルはなく食事をしたり、得意な技を披露したりするなどどんな形でやるかは新郎新婦の構成次第。フルコース形式のフォーマルなパーティー形式の「披露宴」と変わらないようなスタイルから、 ビュッフェ形式の「2次会」のようなカジュアルなパーティーまで、希望に合わせて様々なスタイルで演出することができます。

カジュアルにオリジナルのウエディングを楽しみたいというカップルの方にぴったりの結婚式スタイルといえるでしょう。どんな人を招待するかも新郎新婦の自由なので、 友人・知人、そしてお世話になった人を招待して気軽にウエディングを楽しむことができますが、ご両親や兄弟姉妹、親戚の方を招待する場合はあまり誤解を与えないように事前にパーティーのイメージを説明しておくと安心です。

「海外で挙式をあげたけど、友人や知人を招待することができずにこのまま祝ってもらえずに終わりたくない」方やお金をかけずに友人・知人と気軽にお祝いをしたい方はぜひ1.5次会を開催してみてはいかがでしょうか？

なぜ1.5次会が注目されているの？

なぜ1.5次会が現在、注目をされているのでしょうか？理由は様々ですが、硬い形式的な形でお祝いをしたくないから、費用をかけずにお披露目のパーティだけしたいから、などが理由として多いようです。20代から30代の新郎新婦の中でも「あまり硬すぎるのは嫌だけど、もっと自分自身で考えて明るく結婚パーティーをやりたい」という声や「お色直しが面倒くさいので、ウェディングドレスを着て楽しみたい」という声など形式的な披露宴をやりたく人が増えてきていることから1.5次会のニーズが拡大してきています。

1.5次会は予算に合わせた内容で準備することができ、さらにゲストにも交通費や宿泊費など大きな負担をかけることなく、参加することができます。特に地方に住んでいる友人・知人に祝ってもらいたい方におすすめといえるでしょう。

また、披露宴で招待したけど用事があったり、海外挙式で参加することができなった友人・知人、会社の同僚を1.5次会として招待してお祝いしてもらいたい方も増えていることも1.５次会が注目される理由となっています。

新郎新婦が自由に選べる食事スタイル

1.5次会においてまず考えなくてはならいポイントが食事です。主な食事の形式は2種類。「コース料理」と「ビュッフェスタイル」です。食事の準備をしっかりしないとせっかくのお祝いパーティーが台無しになってしまいます。二人で行いたいパーティの雰囲気に併せてしっかり決めましょう。

「コース料理」はゲストに着席してもらって前菜や主菜などのあらかじめ決められた料理を用意しておもてなしをする形となっています。1.5次会で40代以上の親族や職場の上司の方が出席するケースおすすめです。ゲストによっては二次会的な雰囲気よりも結婚式披露宴のようなキチンとした形を強めたい方にはぜひコース料理で用意してみてください。ただし、費用に関しては「ビュッフェ形式」よりも高くなるので予算を考えて手配するようにしてください。

一方、「ビュッフェスタイル」はホテルのレストランでよく見られる「バイキングスタイル」のことをいいます。着席する場合もありますが、原則、ゲストは席を立って会場に用意された料理を好きなだけ取りにいって食べます。費用も「コース料理」と比べてお得となっており、ゲストの方にとっては好き嫌い関係なく食べることができたり、ご友人同士で和気あいあいと気楽に楽しめる雰囲気を作ることができたりする点でメリットといえるでしょう。

ただし、40代以上の親族が出席する場合には、その都度席を立って料理を取りにいくことが難しいので、会場のスタッフに頼んで、料理を取ってもらうなどの配慮が必要です。